第23話
夢小説設定
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『っ・・・“光の指輪”っ、お願い!』
カッ!
指輪に戻っていたイノセンスからは強い光が溢れ出る。
ティキは一瞬目が眩んだようでよろけた。
ナマエはその隙にムカデを破壊し、拘束を解く。
しかしその間にティキはラビに向かい、爪を立てた。
ヴバッ!!
ラビ「ガフッ・・・な・・・」
ラビは肩から血を噴き出し膝を付く。
ティキは自分の手を見てラビの血がついていることに気づくとゾクッと自分の中の血が騒ぐ。
『!!』
バッ
ザンッ!
『ぁぐっ』
ラビ「ナマエ!」
ティキはまた血を求めようとラビに攻撃をしようとする。
ナマエはラビの前に出て翼を使いティキの攻撃をいなそうとしたが、あまりの破壊力に翼がザックリ割られる。
翼とともに切られる右肩。だいぶ深く抉られたようで血が止めどなく溢れる。
次にアレンがティキと対峙するが全く歯が立たず、跳ね返されるだけだった。
ラビ「(ヤバいっ・・・違いすぎる・・・ナマエまでやられた今、オレらがどうこうできるレベルじゃねぇ・・・っ!)」
動けないラビとナマエにムカデが巻き付き、身体を押し潰しながら塔に叩きつけ、塔ごと破壊していく。
塔の最下層まで瓦礫とともに落ちていくアレン、ラビ、ナマエ。
『リナ、リー・・・』
リナリーはティキのムカデに捕まり首を絞められていた。
それを助けるべく、“浄化の弓”を出し、痛む肩にムチを打ち矢をティキに向けて打った。
ダメージを負い、弱体化している矢が効くかは分からなかったが、それでも動ける限りは戦い続けなければ。
矢が何本もムカデに当たったのが見える。
しかしすぐに再生し、リナリーに巻き付いた。
『くそ・・・』
塔の上からはチャオジーが叫ぶ声が聞こえる。
攻撃を受けたというよりは立ち向かっている声だ。
チャオジーは誰も助けられない、何もできない自分に苛立っていた。
ティキがリナリーを床に叩きつけると崩れ落ちる塔。最下層以外全てが崩壊し、重力に従って落ちていく。
このままではエクソシスト全員瓦礫の下敷きになってしまう。
チャオジーはありったけの力を込めた。
チャオ「うぁぁあああああああ!!!!」
エクソシストたちに落ちそうな巨大な瓦礫を持ち上げるチャオジー。
ナマエは横目でリナリーの無事も確認しホッとしていた。
バチッ
『・・・イノセンス?』
チャオジーの手から、イノセンスの気配がする。
リナリーもそれに気づいたようだった。
チャオ「うぎぎぎぎぎぃい・・・
アニタ様・・・マホジャ様・・・っ、みんなぁあー!!」
『(イノセンス・・・チャオジーの勇気、受け入れてあげて・・・)』
ナマエがそう望むと、チャオジーの力はさらに強くなり、安定して瓦礫を持ち上げていた。
しかし、身体にはだいぶ負担がかかっており、汗を流して耐えていた。
そこへ近づくティキ。
『はっ・・はぁっ・・・・』
ナマエは肩を押さえながらもリナリーとチャオジーの前に行き、2人を守るように剣を向けた。
リナ「ナマエっ・・・」
ティキはニィ、と笑うと手に光を纏わせ飛びかかってきた。
その時ナマエの横を退魔の剣と槌が伸びてきて、ティキの攻撃を相殺した。
アレ・ラビ「はー・・・はー・・・」
2人は息を切らしながら立ち上がっていた。
ナマエだけに守られるわけにいかないと言うように前に出ていた。
しかしすぐに3人は吹き飛ばされてしまう。
リナ「みんなっ・・・」
リナリーがアレンたちの方を見た瞬間、リナリーの背後に迫るティキ。既に拳を振り上げ、すぐに攻撃しそうな体勢だ。
チャオ「リナリーさん!!!」
ビンッ
ザンッ
ティキ「!」
リナリーに攻撃が当たる前に、ティキの腕に巻き付く白い帯、そして飛んでくる斬撃。
アレ「間違えるな・・・あなたの相手はこっちだ・・・」
『私たちを倒してからにして』
ボロボロにも関わらず依然口元に笑みを浮かべながらティキを睨みつけるアレンとナマエ。
そんな2人にティキも口角を上げ、立ち上がる2人に飛びかかってくる。