第22話
夢小説設定
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『・・・』
ラビ「ナマエ・・・」
ナマエはホッとした顔でみんなの様子を見ていた。
胸に手を当てながら。
ラビ「痛いんか?熱気吸っちまった?」
心配そうに見てきたラビ。
『え、まさかラビ、ロードから聞いてない?』
自分があんなに夢の中で心身に傷を負ったのだ、ロードがちゃんとラビとナマエに施した能力について話していたら、こんなにキョトンとしていないはず。
ナマエは、ロードの攻撃の説明をした。
2人の間に鎖が繋がっていて、夢の世界で心身に傷を負うと相手にその痛みが襲うと。
ラビ「マジかよ」
ラビはやはり聞いていなかったようで驚いていた。それもロードの思惑の内なのだろうが。
ラビ「じゃあ、だいぶ・・・?」
『ええ。尋常じゃない胸の痛みに襲われて吐血して死ぬかと思いました。あと、この戦闘で負ったのは “全て” ラビからのダメージかラビを守るために負った傷ですが?』
ラビ「スミマセン」
ナマエの顔色を伺うように聞いてきたラビに、マシンガントークで、さらに“全て”という部分を強調しながら笑顔で話す。ラビは冷や汗ダラダラだ。
ラビ「・・・でも、ナマエの声が聞こえたさ」
『?』
突然自分の手を見て微笑みながら言葉を紡いだ。
ナマエも真面目な表情になる。
ラビ「“ラビ”は“ラビ”だって。
そのままでいいって」
『うん』
ナマエも眉をハの字にしながらそれを聞いていた。
ラビ「仲間じゃないって言ったオレに“手を握れ”って。
・・・・・ん?」
そこでハッとラビは何かに気づいたようでナマエの顔を見つめる。ナマエは『なに?』と訝しげな顔になった。
ラビ「とうとうユウからオレに乗り換え『しないっ!!』
バキッ
次はナマエから拳が飛んだ。
周りのメンバーは呆れた顔でラビを見ている。
その時
少し離れた所から笑い声が聞こえ、バッと全員そちらを見る。
そこには、ボロボロの状態で大笑いをしているロードがいた。
ロード「あはははははは!!
ア・・・・・レン・・・」
バシュッ
そして砂と化し、消えるロード。
チャオジーはロードが爆笑していたことに困惑し、ラビはロードが最後に「アレン」と呟いたことに、アレンに対して疑いの目を向けていた。「あんなにロードに好かれるほど、何をしたんだ」と。
アレ「何もしてません、変なこと言わないでください」
ゴスっとアレンの肘がラビの腹部にめり込んだ。
ラビ「お前ーーー!火傷でメチャクチャ身体痛えのに!!」
アレ「自分でやったんでしょ!」
2人で頬を引っ張り合いながら「何だこの!」と言い合っていた。
ナマエがもう面倒だ、と思ってスルーしているとチャオジーが仲裁に入ろうとしていた。何か申し訳ない。
リナ「ねぇ、ナマエ」
『ん?』
そこで、ずっと何かを考えていたリナリーがナマエに声をかけた。
リナ「ロード消えたけど・・・この塔の上にある出口の扉は、ロードの力なのよね?」
固まる一同。
「あーーーーーーー!!!!」
とアタフタしながら塔の上に行こうとする。
まずは先にラビが“伸”で上に行き、扉があるか見てくることにした。
『私も一緒に行く』
目を輝かせるラビに、『何があるかわからないからだから!』と付け足すと「ですよねー」と言われた。
ここに来る前よりもさらに懐かれている気がするのは気の所為か?と思いながらラビの槌の柄に掴まった。
方舟消滅まであとわずか。
無事に脱出することはできるのか・・・。
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