第21話
夢小説設定
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ラビもまた、ロードにゲームのルールを聞き、夢の世界から出るために戦っていた。
しかし、ラビはただ仲間と戦うだけではなかった。
ラビは今、過去の記憶の世界に来ている。
2年ほど前に、エクソシストとして歴史の闇に隠蔽される聖戦の記録をするために黒の教団に入った時の夢。
ブックマンとともに舟に乗って教団本部へ向かっていた。
ラビ「・・・オレの記憶を読みやがったな、よく出来てら・・・惑わされねぇぞ、オレは戻る」
?「“戻る”?どこへ?
“ラビ”が記録している登場人物たちのところへか?」
ラビに語りかけたのは、ラビと同じ姿の男の子。
しかし、雰囲気も全く異なっていた。
この人物こそが今回ラビが戦うべき敵、“昔のブックマンJr.”だった。
Jr「“ラビ”、お前がどこに行けるっていうんさ?ブックマンの跡継ぎとしてどこにも心を移さずに生きてきたお前に、戻る場所なんてあるわけないだろ?」
ブックマンJr.は、ラビにお前の心はこの世界のどこにも無い、何者にも心を許さずただ傍観してきた者たちへの罰だと話す。
ラビ「そんなこと、わかってら・・・」
ブック「お前は人と悪魔の内で心を毒されておる。
昔のお前の隻眼は、そんな弱い光を灯してはいなかった」
ラビが乗っている舟の横を通り過ぎようとするもう一つの舟。そこには花に囲まれ、目を閉じているリナリーが乗っていた。
ラビ「リナ・・・ッ!?」
ラビはザブンと水の中に入り、リナリーの舟に向かい抱き上げた。
ラビはそこで気づいた。
リナリーが乗っていたのは舟ではなく棺桶だったと。
Jr「どうした、“ラビ”?そんなのただの歴史の一部に過ぎないだろ?」
ラビが今まで通ってきた水路は、棺桶だらけの道になっていた。ラビが今まで歩んできた道を表しているかのように。
ラビ「っ・・・・」
その棺桶の山を見てギリ・・・と歯軋りをするラビ。
精神が強く乱されていた。
ーーーー
『はぁっ・・・はっ、みんなやっぱり強いなぁ』
その頃、ナマエはエクソシストの仲間と戦っていた。
夢の中だと分かっているため容赦なく身体に剣を突き立て、倒していった。
『ソカロ元帥とか、いなくて良かったぁ』
ゴリゴリの肉弾戦派のソカロが夢の中に出てきたら無事では済まなかっただろう。
元帥らはここにはいなかったため助かった。
今、目の前にいるのは
アレン、神田、ラビ、リナリー。
既に何人ものエクソシストたちを倒しており、残ったのは同年代の4人。
ロードもきっと分かってこのメンバーを最後まで残していたのだろう。
『アレンとユウ喧嘩してくれないかなぁ』
その間に叩きのめすのに、と考えていると
ズキン!!
『っ!?』
急に胸に走る痛み。
突然のことに跪いてしまった。
ヒュオ・・・
ガキィン
『っ、アレン卑怯っ!やっぱりエセ紳士だ!』
膝をついているナマエに容赦無く攻撃してきたのはアレンだった。
『痛っ・・・・ラビ・・・、頑張って・・・っ』
きっとラビの精神がダメージを受けているのだろう。
『私が怪我したらラビにもこうやってダメージが行くんだろうね・・・。ラビのためにも、一気にカタ付けようか』
ナマエはイノセンスである剣に集中する。
『“浄化の剣 最大限開放 疾風ノ光”』
剣に強い光を纏わせると、思いきり横に薙ぐ。
すると巨大な斬撃がブーメランのように回り、アレンたちを囲む。
何度も斬撃が回ると、斬撃が竜巻のようになりアレンたちを巻き込んでいく。
悲鳴が聞こえるが、夢の世界だと割り切り攻撃を繰り返していた。
しばらくして竜巻が止むと、そこには何も残っていなかった。
『・・・・終わり、かな』
ロード「えー、はやーい。ホント容赦なかったね」
ポンッとロードが出てくる。口を尖らせ悔しそうにしていた。
ロード「まぁ、いっか。ブックマンは苦戦してるみたいだしぃ、まだ楽しめるからね」
『早く現実世界に帰して』
ロード「もォ、しょーがないなぁ」
ロードがそう言うと、ナマエはトプンと地面に沈んでいく。嫌な感じはしないため、このまま現実の世界に戻れるのだろう。
ロードはそんなところでズルをするようなタイプには見えない。
ナマエは目を閉じ、そのまま沈んでいった。