第21話
夢小説設定
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バンッ!
ナマエとラビがロードの方を向いていると、後ろから何か音がした。そちらを見ると、リナリーとチャオジーがサイコロのような透明な箱に入れられていた。
ラビ「リナリー!!チャオジー!!」
『ロード・・・2人には手を出さないで』
サイコロがロードの能力だと分かったナマエは、すぐにロードに向き直る。
ロードはニヤニヤしながらラビとナマエを見ていた。
リナ「大丈夫だよ、閉じ込められただけみたい」
チャオ「ッス」
ロード「今は閉じ込めるだけにしといてあげるぅ。
ね?遊ぼ?ブックマン、ナマエ」
リナリーは戦えないことを申し訳なく思い、ラビとナマエに謝っていた。
自分が戦えないばかりに、こうやって閉じ込められ、戦闘中の仲間に迷惑をかけてしまう。
『大丈夫。リナリーはそこで状況を見といて。よろしく』
ナマエはリナリーに笑いかけると、リナリーはグッと表情を引き締めた。
ラビ「ノアの一族長子、“ロード”だっけ?
勝ったら2人を放すって条件さ」
ロード「うん、良いよ♪」
レロに乗っていたロードから黒い空間が伸びてくる。
避けようとしたが、脚が動かない。
そのままラビとナマエはロードの能力に飲み込まれた。
リナ「ラビッ!!」
チャオ「ナマエさん!!」
ドッ
ドサ・・・
ロードの能力を受け、ラビは膝を付きナマエは床に崩れ落ちた。そして2人の胸は鎖で繋がれている。
リナ「2人ともどうしたの!?返事して!」
リナリーとチャオジーがいくら呼びかけてもラビとナマエは全く動かない。目は開いているが何も写していない。
心が何処かに行ってしまったようだ。
レロはロードの能力が一番怖いと言っている。
ロード「さぁて、次期ブックマンのココロはどこを突くと血が吹き出すのかなぁ?」
ーーーー
『ここは・・・?』
ナマエが目を開けると、そこは紫と黒のチェック模様の床が広がった空間だった。
周りを見ても何も無い。ただの暗闇が広がっている。
『また精神攻撃?』
ロード「“また”とか言わないでよぉ」
『!・・・ロード』
独り言を呟くと、床からニョキリと白いロードが現れる。
きっと実物ではないから、このロードに攻撃しても意味ないだろう。
ロード「ルールは簡単だよ♪ここから出られたらナマエの勝ち」
『・・・どうやったら出られるの?』
そう問いかけると、ロードの後ろからズズズ・・・と人影が何体も床から現れる。
そしてその人影はアレンや神田、リナリーなど、仲間の姿になる。
マリやミランダなどのエクソシストの他、科学班などのメンバーもいた。
『そういうことね。仲間を殺せるかって感じ?』
ロード「理解が早いねー。お友だちと楽しく殺し合いしちゃってねぇ。
僕優しいから、イノセンスは使えるようにしてあげる♪」
『なら楽勝』
そう呟くと、ロードはクスクス笑い始めた。
何が面白いのだと言うと、ロードは説明を続けた。
ロード「今ねぇ、ブックマンも同じく夢の世界にいるんだぁ。そして、現実のブックマンとナマエは心が鎖で繋がれてる」
突然複雑なことを言われ困惑する。
心が鎖で繋がれている、とは何だ。
ロード「ブックマンとナマエは、今身体と心が全部リンクしてるんだぁ。
例えばぁ、ナマエがこの世界で仲間にコテンパンにされちゃうとするでしょ?そしたらブックマンが夢の世界で酷い目に合っちゃうかもしれないし、現実のブックマンが負傷しちゃうかもしれない」
『負けなければいいってことね』
強気にロードや夢の中の仲間を睨みつけるナマエ。
しかし、ロードはチッチッチ、と人差し指を可愛く振っていた。
ロード「ナマエは楽勝かもしれないけど、ブックマンはどうかなぁ?
それに、ブックマンにはもっとキツーい心への攻撃があるからね」
『あー・・・今のラビにはこの手の攻撃は効果抜群だろうね』
ロード「でしょぉ?」
『ま、早く抜け出して助けてあげるから大丈夫でしょ』
ロードはキャハハ、と笑うと「頑張ってねぇ」と言って消えていった。
ロードが消えると、夢の世界のアレンたちがジリジリ動き始めた。
『ゴメンね。でも現実のみんなは大切にするから安心して』
そう言ってイノセンスを発動し、仲間たちの群れに飛び込んだ。