第21話
夢小説設定
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ティキ「さて、やっとゆっくり話せるようになったな、少年」
長いテーブルの席に全員で座る。
テーブルの端にはティキ。テーブルを挟んで正面にアレンが座っている。
アレンの右側にチャオジー、ナマエ。
左側にリナリー、ラビという並びで座っている。
ティキ「罠なんか仕掛けてねぇよ。イカサマはしないって言ったろ?」
依然睨み続けているアレンたちを見てため息をつく。
ロードはアレンに抱きつきながら、ちゃんと扉はこの塔の最上階に用意していると言っていた。
アレ「ちゃんと外に通じていれば良いんですが」
『“話したいだけ”であんな目に合わされたら信憑性皆無だよ』
アレンとナマエが疑いの目を向けていると、ロードにふふっと笑われた。
その頃リナリーは、目を瞑って神田とクロウリーの心配をしていた。膝の上でギュッと手を握っていると、隣から手が伸びてきて安心させるように握ってきた。
ラビ「しっかりするさ、リナリー。
アレンもナマエも頑張ってる」
ラビの言葉にリナリーは前を見据えた。
ティキと腹の探り合いをしながら会話を続けているアレンとナマエが見え、自分もしっかりしなければならないと思っていた。
汽車の中でのことを笑顔で話すティキだったが、アレンがイノセンスである左腕を見せ、話とはこのイノセンスのことかと言う。
ティキ「実は結構衝撃だったんだよね。確かに壊したはずなんだけどな」
アレ「壊せてなかったんでしょう。ここにあるんだから」
睨み合う2人。
イノセンスに興味が出てきたと言うと次の質問を投げかけた。
ティーズに心臓を喰わせたはずなのに生きているのはそのイノセンスのせいなのかと。
ラビ「おい、聞いてねぇぞ!お前そんな傷負ってたのか!?」
アレンの負傷について聞いていなかったリナリーとラビはアレンに詰め寄る。
その勢いに気まずくなったアレンは、目を逸らしながらイノセンスが心臓の一部になってくれていたと話す。
ラビ「(アレンも・・・!?)」
ラビは以前ブックマンに聞いたことを覚えていた。
イノセンスに適合者が救われるのは異例だと。
ラビ「(“異例”が3人!
リナリー、ナマエ、アレン・・・。
ナマエはともかく、リナリーの“異例”が“ハートの可能性”っていうのは安易すぎたか?)」
3人の異例にはもっと別の意味があるのではないか、と考えていると、頭の中に直接響く声。
ロード《キロクしたぁ、ブックマン?》
その声の主の方を見ると、人差し指を口に当て、内緒だとアピールしていた。
ティキ「ロード、そろそろ少年から離れてくんない?」
ロード「え〜、愛してるのにぃ!」
ギュッとアレンの首に腕を回してヤダヤダしている。そんなロードに、アレンは困惑していた。
ティキ「エクソシストとノアの恋は実らねぇよ」
ロード「えー、ティッキーだってナマエのこと好きじゃん」
ティキ「まぁ、そうだけどな」
『・・・』
ティキと目が合うとプイッと逸らす。ロードに「フラレたぁ」と笑われていたが自分には関係ない。
ガタ、とティキは椅子から立ち上がり、タバコを吸い始める。
ティキ「俺ね、千年公の終焉のシナリオっての?ナマエを救う以外は遊び半分で参加してたんだけどさ。
退治?本気でやんねェとなってのがわかわかったわ」
バンッ
ザクッ
リナ「!」
突然リナリーの座っている椅子目掛けてナマエの剣とアレンの爪が伸びる。
リナリーの顔の横にはティキのティーズが飛んでいた。
リナリーに危害を加えるつもりだったのだろう。
そのティーズは、ナマエの剣とアレンの爪によって斬り裂かれた。
『戦闘力のない女の子を真っ先に狙うのホントに最低』
ロード「キャハハハ!どんどんティッキーの好感度下がっちゃうね」
ティキ「うるせぇな」
アレ「僕もひとつ言っときたいんですが。
これ以上僕の仲間に手を掛けたら、僕はあなたを殺してしまうかもしれません」
アレンもリナリーを真っ先に狙われて頭に血が上ったようだ。
アレ「ナマエ、アイツは僕が行きます。
リナリーも、信じてて」
アレンはナマエとリナリーに声を掛けるとティキに向かって行った。
ラビ「アレンっ!」
ラビは臨戦態勢のアレンのフォローに行こうと立ち上がる。しかしそれはロードによって止められた。
ティキもアレンが好きだから、戦いの邪魔をするなと。
ロード「僕とあそぼーー♪ブックマン。
ナマエも一緒にね」
方舟消滅まで、刻限は間近・・・