第19話
夢小説設定
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『いやっ、放して!』
ティキ「うおっ!?ちょ、待てって!!」
ティキに連れられてきた場所。それは方舟で一番高い建物の上だった。
ナマエはティキから離れようとイノセンスを発動させる。
『“光の斬撃”!!』
バチィ!
ティキ「痛っ」
ティキは斬撃を手で弾き返していくが、手にはビリビリと強い衝撃が走る。
押され気味のティキは、顔は笑みを浮かべているが冷や汗が流れている。
『みんなの所に帰して。それかみんなをここに連れてきて』
きっとこの上にロードの扉がある。この方舟から出るための。
この建物から自分が抜け出すのは簡単だが、その後アレンたちと合流できる確証がない。
だからティキを倒し、合流できるようロードの扉を調節させることにした。
ティキ「ちょ、話聞けって!俺らはとりあえずナマエと話がしたいだけだ」
『・・・話?』
訝しげな顔でティキを見る。その間も攻防は続いている。
剣で直接攻撃したり、光の斬撃を飛ばしたりしていた。
そこへ
ロード「ナマエ〜、ティッキーをあんまりいじめないであげてよォ」
ロードがポンッとマジックショーのようにこの場に現れ、ティキは「助かった」と言うように息を吐いた。
『別に2人相手でも良いけど』
ティキ「わお、男前」
ナマエは尚も剣をティキに向け続ける。
ロード「だーかーらー」
バンッ
『わっ!?』
ナマエの周りには透明な壁ができた。
よくその壁を見ると、プレゼントボックスのような形になっていた。ロードの趣味だろうか。
『もう、何!?』
剣で攻撃するも、壁はボヨンボヨン衝撃を吸収し破壊することは叶わなかった。
ロード「今は話したいだけって言ったでしょぉ?ちょっと落ち着きなよぉ」
『・・・話したら攻撃していい?』
ティキ「血の気多いって・・・・」
苦笑いをするティキ。
ナマエは話を聞かないと先に進まないと思い、イノセンスをしまった。
その様子を見ると、ロードはナマエを箱の中から出した。
一瞬、今攻撃してしまおうかと思ったが、きっと意味が無いだろうと判断した。
ロード「こっちおいで、ナマエ」
ロードは建物の端にナマエを連れて行く。
一番高い所から方舟全域を見渡せる。もともとの大きさが分からなかったが、方舟の奥の方の街がガラガラ崩れ落ち、どんどん方舟が小さくなっていくのが見えた。
『崩壊が・・・』
ロード「全部消えるまであとどのくらいだろうね」
ティキ「あの黒髪のイケメンくん、どうなったかな」
ニヤニヤしながら話す2人に怒りを覚えた。
早く話を終えてみんなの所に戻らなければ。
『話って何』
ティキ「んな怖い顔すんなって。それに、今にその顔を向けるのは俺らじゃなくなるから」
次にナマエは意味がわからないと言うような視線を向けた。
ロードは、立ち話もなんだからとノアの力でテーブルと椅子を出した。貴族が使うような長いテーブルに、椅子はテーブルの両端に置かれていた。
ロードに座るよう促される。
ティキはナマエの反対側の椅子に座り、距離はあるが向き合う形になった。
『早く話して』
ティキ「もしやせっかち?マイペースなタイプだと思ってたけど」
『・・・』
明らかに不機嫌そうな顔になったナマエを見て「悪い悪い」と平謝りをするティキ。
ティキは、テーブルの上に両手を組んで乗せた。やっと本題に入るのだろう。
ティキ「単刀直入に言う。
黒の教団なんて所捨てて俺たちと暮らそうぜ」
『・・・・・は?』