第18話
夢小説設定
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アレンの横から鍵を持った手が伸びる。
「少年」
アレンは声のした方を振り返る。
そこにいた人物を見て、アレン、ラビ、クロウリーは叫ぶ。「瓶底!!!」と。
『・・・やっぱり』
ナマエは江戸に入ってすぐのノアとの戦闘で、汽車でポーカーをした人物がノアであったことに既に感づいていた。
初対面の神田もすぐ違和感に気づき、アレンたちにその男から殺気が出ていると伝えた。
それを聞くとニヤリと笑い、アレンの頭に手を乗せる。
タバコを持ったままの手で触れており、髪に引火しないか心配だ。
「少年、どうして生きてた・・・のっ!!!」
ゴン!!
アレンの頭に手を乗せたまま思いきり頭突きをする。
アレンは頭突きの勢いに、蹲って痛みに耐えていた。
「千年公やチビどもに散々言われたじゃねぇかよぉ〜」
瓶底メガネの青年から“千年公”という言葉が出てきたことでやっとティキがノアだと気づくアレン。
ティキも瓶底メガネを外し、ノアの姿に戻った。
『・・・ユウ?』
神田は、先程ティキと対峙した時の言葉を思い出していた。ナマエをくれないかと言われたことを。
そのため、ナマエを背中に隠すように立つ。
それに気づいたティキは口角を上げて神田を見た。
ティキ「出口欲しいんだろ?やってもいいぜ?」
方舟に出口はないが、ロードの力なら出口を作れると話し、実際に扉を出して見せる。それはチェック模様の可愛らしい扉だった。
『巻き戻しの街の時、ああいう扉に入って変な空間に出たことある・・・』
神田「じゃあ嘘じゃねぇってことか」
『まぁ、ちゃんとイカサマせずに勝負してくれたらだけどね』
ティキ「ククッ、どう?あの汽車の続き。こっちは“出口”、お前らは“命”を賭けて勝負しね?」
賭けるものの大きさが全く違うことに顔を歪める。
しかし、この勝負は伯爵のシナリオには無いようで、レロが焦っている。
レロが困惑していてもお構い無しに話を続けるティキ。持っている鍵がロードの扉に繋がるものだと話した。
ティキ「ああ、お前らが賭けるのは“命”だけじゃないか」
神田「!!」
『っわ・・・』
ティキは一瞬でナマエの目の前に行き、ナマエの腰に手をかけようとする。
しかし、それは神田が咄嗟の判断でナマエを引き寄せたことで防ぐことができた。
ティキ「残念。また来るよ」
ゴッ
ドアッ
その時、ティキの頭上に崩壊した建物が落下してくる。
クロ「建物の下敷きになったである」
ラビ「死んだか?」
『多分、死んでないよ』
ティキには選択して触れる力がある。自分に“当たらない”ようにすることも可能だ。
現に、ティキがいた場所から鍵が飛んでくる。
神田の目の前に鍵が来たため、キャッチした。
ティキ「エクソシスト狩りはさ・・・楽しいんだよね」
建物の中から声が響く。
扉は一番高い所に置いておく、崩れる前に辿り着けたらお前らの勝ちだと。
アレ「ノアは不死だと聞いてますよ。どこがイカサマ無しですか?」
異議を唱えるアレンに、ティキは高笑いする。
ノアも人間だ、死なないように見えるのはお前らが弱いからだと話してその場を離れた。
ドドッ
ティキがいなくなると同時に街の崩壊が激しくなる。
地面に亀裂が入り、奈落へ落ちていく。
ラビ「うわっ!」
神田「ヤバい、走れ!」
『崩壊の弱い所に!』
その時、リナリーの足元が崩れた。
脚がうまく動かせないリナリーは咄嗟に移動することができず落ちそうになる。
『リナ・・・ッ!』
ナマエが手を伸ばすより速く、アレンがリナリーを抱えて走り出した。