第18話
夢小説設定
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『ティエドール元帥っ』
ナマエたちは江戸城から離れ、伯爵の攻撃を免れた場所まで歩いた。
橋の下にはティエドールがおり、ナマエは駆け寄った。
ティエドールの傍には傷が深かったブックマンやクロウリー、戦闘員ではない船員たちの姿もありホッと息を吐く。
ブックマンはミランダに時間を吸い取ってもらっていた。
リナリーをティエドールが持っていた野宿セットの布団に寝かせ、様子を見ながら話を進める。
『元帥たちも江戸に任務ですか?』
ティエ「そうだよ。適合者探しの任務だね。
ここに来るまでにマリアンの改造アクマに手助けしてもらったが、私はあの男に協力する気はサラサラないんだ」
クロスを信頼しているナマエに面と向かって言うことでは無いかもしれないが、とフォローするティエドール。
しかし、他のクロス部隊のためにも言いたいと言って続けた。
ティエ「自分以外の人間は道具としか思ってないっていうかさ、護衛の君たちはマリアンと改造アクマの立てた筋書きの囮に使われたんだよ?どう見てもね、分かってる?」
ブックマンは警告を聞いたうえで来たから予想はしていたと話す。
ティエドールは「どうしたものか」とでも言うように頭を掻いた後、この世にいるエクソシストは教団のヘブラスカ、クラウド、ソカロ、そしてクロスとこの場にいる10人だけになったと話す。
そしてそんな戦力で千年伯爵と戦うのは無謀であり、クロス部隊は撤退するべきだと思っていると。
『・・・クロス元帥が日本で何をしようとしているかは私にもわかりません。だから、一度会って話をしないと。
撤退するかは、それから決めます』
ティエ「・・・・そうか、わかったよ。まぁ撤退するにもリーが起きないことにはね。少しここで休もう」
ティエドールは1つため息を吐き、少し離れた所に座っている神田をチラッと見た。
ティエ「本当に元帥になったんだね、ナマエ」
神田から聞いたよ、と言うティエドールに小さく頷く。
ティエ「ゆっくり話してくるといい。久しぶりなんだろう?」
『はい・・・』
ナマエは少し離れ、背中を向けていた神田の隣に歩み寄る。話し声は聞こえる距離だったため、ナマエが来ることは分かっていたようで少し足を組み直した。ナマエが隣に座りやすいように。
『ユウ、隣、いい?』
神田「ああ」
ストンと神田の隣に腰を下ろすと、少しだけ神田の方に身体を傾けた。
『・・・・・無事で良かった』
以前デイシャが殺されたと聞いた時から、ずっと心配していたのだ。何かあったらどうしよう、と。
他のエクソシストたちも心配だが、やはりユウには特別な感情が出てしまう。
『呪符、あまり使ってない?』
神田「舐めんな、そんな怪我してねェよ」
先程伯爵にやられたのが一番のダメージだと話す。
ナマエはホッとしていた。
それから2人は会話こそ無かったものの、お互いの無事を確認しあえる肌の温かさを感じていた。
アレ「リナリー」
少しして、アレンがリナリーを呼ぶ声がした。
チラリとそちらを見ると、リナリーが目を開けていた。
『あ、リナリー起きた・・・』
神田「行って来い」
神田はリナリーの元へ行くよう伝えたが、ナマエは首を横に振り神田の横から動かずにいた。
色んなことがあったため、神田の隣で充電したかった。
『リナリーはアレンに任せる』
神田「・・・」
リナリーの周りには、アレンの他ラビやチャオジーもおり、和気あいあいと再会を喜んでいた。
その時
ピシッ
ヴッ
リナリーの下に五芒星が浮き出て、リナリーが地面に沈む。
リナ「え・・・」
アレ「リナ、リー!!」
「「『!!??』」」
リナリーは一瞬にして沈み、既に手しか見えていなかった。近くにいたアレンが手を掴もうと左手を伸ばすと、アレンも一緒に地面に吸い込まれていく。
ラビ「アレンッ!」
ティエ「狙いはリーだ!!いかん!止めろーー!!」
『ユウ!』
神田「っ!」
エクソシストたちは仲間を助けるべく次々に手を伸ばす。
しかしそのエクソシストたちも飲み込まれていき
バシュッ
マリ「き、消えた・・・・!?」
そこにはもう誰もいなかった。
キエ「チャオジーがいない・・・!」
マリ「ラビ・・・クロウリー、神田も・・・ナマエも」