第16話
夢小説設定
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ラビ「このホクロはオレがやる!誰も手ぇ出すなさ!
ボッコボコにしてやらねぇと気がおさまんねぇ!!」
ギッと槌を握り、睨みつけるラビ。
ティキはさらに面白くなったようで煽り続ける。
ティキ「何?イカサマ少年殺したこと、そんな怒ってんの?」
『(イカサマ少年・・・・まさか、あの時の)』
最近アレンがイカサマを誰かにしたのは、クロウリー城を出た後の汽車のみだ。
あの時クロウリーをパンツ一丁にし、アレンにパンツ一丁にされた天然パーマ、瓶底メガネの男がティキだったのだろうか。
だったら納得できる。
他に接触があったのであれば気にしていたが、ただのポーカー勝負のみでの因縁なら、と深く考えることはやめた。
ティキ「もしかして友だちだった?」
ラビ「うるせぇ」
ティキ「あーーー、友だちだったんだ」
ラビ「うるせぇ!」
ティキ「もしかしてそこのカワイイ娘もイカサマ少年の友だち?」
ラビ「うるせぇ」
ラビはティキの言葉を遮るように叫ぶ。
ティキは面白がってその後も友だちが死ぬと悲しいよな、と煽り続ける。
何度か同じやり取りをしたあと、プッと嘲笑うかのように吹き出し「んな怒んなって」と呟く。
ティキ「奴は生きてるらしい。もうじき来るかもしれないよ、会いたい?」
アレンは生きている、もうじき来るかもしれないと言われ固まるラビ、そしてリナリー。
ティキ「ただし、お前らがそれまで生きてればだけど」
ティキは、今アレンに遣いのアクマを向かわせており、イノセンスを破壊されたアレンが無抵抗で拉致られたらすぐに来るだろうと言う。
ティキ「頑張って生き残れ」
ドン!!
『!?』
クロ「なんだ、あれは!?」
空に浮かんでいたアクマたちが集まり、融合していく。
城の何十倍もの大きさのアクマが大量に出現した。
ブック「別にどうってことありゃせん。機械どもが融合してバカでかくなっただけじゃ」
とはいえ、顔が家屋と同じサイズの巨大アクマには目が奪われる。
ティキと対峙していたラビもまた、アクマを見てティキから目を離してしまった。
ティキ「よそ見してる場合じゃねぇぞ」
ティキは巨大アクマを見ていたラビに攻撃する。
ラビはそれを槌で防いだ。
『ラビ!』
ラビ「ナマエはデカいアクマを頼むさ!コイツはオレがやる!」
ナマエはラビのフォローに向かおうとするが、ラビに止められた。
手負いのラビを1人にすることに少し不安があったが、ラビの思いを優先した。
『死なないで』
ラビ「おう」
ラビとティキは離れた所へ戦いながら向かって行った。
ナマエはそれを横目で見ると、巨大アクマを見据える。
『さて』
弓に光の矢を装填し弦を引くと、光が強くなりバチバチと火花を散らし始める。
シュパァアンッ
ナマエが射った矢はどんどん威力を増しながら巨大アクマに向かっていく。
ドッ
ドォォオオン
ナマエの矢はアクマの顔面に風穴を開けると、アクマは爆発した。
『よし、行けるね・・・!!』
リナ「すごい・・・」
ナマエがもう一発矢を射ろうとした時、巨大アクマの一体が光を集める。
(((悪星ギーター・・・・)))
ブック「!!来るぞっ」
集めた光が歌に乗ってレーザーのように街に降り注ぐ。
一発で家屋を吹き飛ばす衝撃が幾多も襲いかかる。
ミラ「刻盤発動!!」
ミランダはイノセンスを発動させる。今回は時間吸収ではなく、指定した場所の時間の流れを止めるというもの。
時間が流れなければ攻撃が起こらない、指定された空間は攻撃を受け付けないようだ。
指定した家屋の周辺はバリアのようなものが貼られ、レーザーが通らない。
クロ「おぉっ、やるな女!!」
しかし、体力を激しく消耗するようで、早めにアクマを倒してほしいと話す。
『オッケー』
リナ「私も・・・」
『ダメ!』
リナリーも戦うと言っていたが、ナマエはすぐに拒否する。そんな脚で戦うのは危険だと。
リナ「でもあのアクマは頭上からの方が攻撃が入る!私の靴なら・・・」
ブック「おぬしには“ハート”の可能性がある!最後まで戦うな」
リナリーはそれでも食い下がろうとするが、ちょめ助がそれを遮った。
自分がアクマの脳天までクロウリーとブックマンを運べると。
ちょめ助は、もう長くエクソシストらと一緒にいられないと話す。
実は改造されても殺人衝動は抑えられないと。
ちょめ助「じき、オイラはお前らを襲い出す。ここまで我慢できたオイラ、拍手もんちょ・・・
最後ついでに手伝ってやる」
ちょめ助は渇きにより、辛そうな表情をしていた。
ブック「殺人衝動が起こったらどうなるのだ?」
ちょめ助「マリアンが自爆するようセットしてくれてる」
『だからあの時言わなかったんだね』
改造アクマの末路は自爆しか無いようだ。
しかし、だからといってイノセンスで破壊し魂を救済するのも気が引けるほどの関係性になってしまっている。
『ちょめ助・・・』
ちょめ助「そんな顔すんなっちょ!ナマエに感謝されて、それだけで嬉しいっちょ!!」
そう言うとちょめ助はアクマの姿になり、肩にクロウリーとブックマンを乗せる。
ちょめ助「イクッちょ!!しっかり掴まってろ!!」
ちょめ助は思いきり空に向かって飛んだ。
刻盤で守られた範囲を出るとレーザーが降り注いでいる。
そのレーザーがちょめ助に当たる。
『っ・・・・』
ちょめ助の勇気を無駄にできない。
あそこまで身体を張って自分たちのために動いてくれているのだ。
ナマエも浄化の弓で巨大アクマを破壊していく。
視界の端でクロウリーとブックマンが飛んだのが見えた。
そしてすぐに起こる爆発。
ちょめ助が爆発したようだ。
『(ちょめ助、ありがとう・・・・)』