第11話
夢小説設定
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イーズ「・・・」
先程アレンにお礼を渡そうとした少年イーズは、手に持っているものを眺めていた。
天パ「それは大事にしまっとけよ、イーズ。
せっかくお前のために取ってきた大物の“銀”なんだからな」
イーズが持っていた銀のボタン、それには
“ケビン・イエーガー”と彫ってあった。
天パ「それにしても実物は可愛かったな。
苗字ナマエ」
ーーーーー
数日後
リナリー、ブックマンとと合流したナマエたちは中国を進んでいた。
ティムキャンピーが猫に食べられていることに気づいてリナリーが猫を捕まえに行っている。
ティムキャンピーがいなければクロスの居場所もわからないため、猫はリナリーに任せナマエたちは甘味処で休憩をしていた。
アレンとラビはのんびりお茶をする気分ではなかったようで、店の裏側で談笑していた。
アレ「(6体・・・)伏せてください、ラビ」
突然アレンの左目が反応する。
アレンはラビが伏せる前に対アクマ武器を発動させ銃を撃った。
ドドドドド
ラビ「どわさ!?」
『・・・ふぅ、お茶美味しい』
ブック「あ、茶柱」
『ブックマン茶柱できてる。良いことあるかも』
アクマ退治はアレンとラビに任せ、ナマエ、ブックマン、クロウリーは甘味処のベンチで座っていた。
すぐにアクマ退治は終わったのか、戦闘音は聞こえなくなり、アレンとラビが言い合う声が聞こえてきている。
そこへ「どいてっ」と上空から小さく声がしてすぐ、地面に何かが勢い良く落ちてきた。
砂埃が晴れると、リナリーが立っていた。肩には猫がしがみついて震えている。
リナ「ただいまー・・・って、なにしてるの2人とも」
リナリーは、眼の前で尻餅をついているアレンとラビに首を傾げていた。
そのラビの頭の上に乗りながらブックマンはティムキャンピーはどうだったか聞く。
猫に完全に飲み込まれる前に連れてきたようで、リナリーは満面の笑みでティムを咥えた猫をズイッと持ち上げた。
『あ、ティム!こら!吐き出しなさい』
ナマエがリナリーの抱える猫にビシッと指を差しながら話すと、ペッとティムキャンピーを吐き出して反省した顔をナマエに向けた。
『もう食べちゃダメだからね!』
「に“ゃんっ」
返事のように鳴くと、猫はナマエの方を見る。
リナリーの腕の中から飛び出し、泣きながらナマエに飛び付いた。
『わかればいいの』
ヨシヨシと撫でると何度かスリスリ身体を寄せた後、ピョンと腕から降りて去っていった。
『可愛かったなぁ』
ラビ「(ナマエは目つきが悪いのが好きなんか?)」
クロ「それにしても、いつになったらクロス元帥に辿り着けるんであるか?」
中国大陸に入って4日目だが、未だに情報も得られずティムも詳しい位置はわかっていない様子だった。
クロウリーが、もう殺されているのではと呟くが、そんなはずはないとアレンとナマエから否定された。
アレンに至っては「殺されても死なない」と話す。
リナ「でも、こんな東の国まで・・・いったい元帥は何の任務で動いてるのかしらね」
その時、リナリーはアレンの対アクマ武器である腕が小刻みに震えていることに気づいた。
触ってみるとボロッと崩れる腕。
『えっ、大丈夫!?』
ラビ「腕が壊れてんぞおい!」
心配する一同に、アレンは作り笑顔を見せ、怪我ではないから大丈夫だと話している。
アレンの左目が治ってから、アクマの接近にいち早く気付けるアレンが戦闘することが増えていた。
『ごめんアレン。戦闘少し休もう』
アレ「いやいや、申し訳ないです!」
と否定の気持ちを込めてブンブン手を振ると、その度に崩れる腕。何の説得力も無かった。
リナ「以前から思ってたんだけど、アレンくんの左腕って少し脆いよね」
アレンはリナリーの瞳が悲しみや恐怖を映し出していることが分かった。
アレ「リナリー?」
ラビ「泣かしたさ」
ブック「泣かしたな」
クロ「泣かしたである」
『泣かした』
アレンは焦りながらリナリーに大丈夫だと何度も話していたが、リナリーは落ち込むばかりであった。
ナマエが、戦闘は自分とラビ、クロウリーがたくさん負うから安心してと説得すると少し落ち着いてはいたようだったが。