第10話
夢小説設定
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ラビ「愛してる愛してる愛してる・・・なぁ、俺らイタくねぇ?」
ラビとアレンは花に愛の言葉を述べ続け、花に解放されてきている。
アレンは先にクロウリーの方へ向かい、ラビはナマエの方に来た。
ラビ「ナマエ、体調どうさ?」
『ん?悪化はしてないよ、肩貸してくれたら嬉しいけど』
ラビ「おっけー」
ラビはナマエに肩を貸し、一緒にクロウリーのもとへ。
『クロウリーさん・・・』
クロウリーは俯いている。
そして
クロ「このアホ花・・・・
ブス花クソ花グロ花ウンコ花ー!!!!」
突然食人花に罵声を浴びせるクロウリー。もちろん花は怒り心頭。ぐわっぱと口を広げて4人全員一気に飲み込んだ。
「『うわぁぁあ!』」
ラビ「クロちゃんなにやってんさー!!」
クロ「うるさいである!」
エクソシストの3人にも大声を上げるが、次の瞬間には肩を震わせ大粒の涙を流していた。
クロ「私はエリアーデを壊した・・・もう・・・生きる気力もないである・・・」
どうやら死ぬつもりで食人花に向かって怒鳴りつけていたようだった。
さらにドアホ花と言うクロウリー。
食人花はぐっと花びらを強く閉じ、4人をすり潰そうとする。
アレ「落ち着いてください!!」
アレンはクロウリーの口元をガっと掴み、これ以上花を罵倒しないようにする。
しばらく罵倒せずに花を内側からヨシヨシしていると、解放してくれた。
アレ「右腕、負傷してるじゃないですか」
まだ干からびて平べったくなっている右腕を見て言うアレン。クロウリーはまたアクマの血を飲めば治ると返事していた。
クロ「とんだ化け物になったものだ・・・私は。
愛していたものを手にかけてしまった・・・死にたい」
ガッ
『・・・・』
愛していたエリアーデを破壊したことで死にたいと言うクロウリーに対してアレンは掴みかかった。
アレンにも愛する人をアクマにして破壊した過去がある。
自分を重ねているのだろう。
アレ「そんなに辛いならエクソシストになればいい」
エクソシストはアクマを壊すものだ、そしてクロウリーはエリアーデというアクマを壊した。
これからもアクマを壊し続ければ、それがエリアーデを壊した理由になる。
アレ「理由があれば生きられる・・・理由のために生きれば良いじゃないですか。
あなたもまた、神の使徒なんだ」
アレンの言葉で落ち着いたクロウリー。
エリアーデの玉から落ちる雨のような水も止まり、一度怪我の治療などをすることにした。
ーーーーー
クロ「ナマエ、といったであるか。傷は大丈夫であるか?申し訳ない・・・」
『ん、大丈夫。ヒリヒリするけど』
ナマエは貧血を治すために、クロウリーからオレンジジュースをもらって飲んでいた。
首筋の噛み跡には絆創膏を貼っている。
ラビ「ユウに殺されるから早く治すさー」
ユウ、とは誰だとクロウリーが首を傾げる。
ラビ「ナマエの彼氏さ」
『違う』
ラビ「へいへい。ナマエの、クソ強くて怒ると鬼みたいな用心棒ってとこか?」
首筋に噛みつかれたなど知られたら、噛んだ奴も守れなかった奴もボコボコにされて最悪剣の錆にされるかもしれないと話す。
クロ「怖いである」
『私の話はいいよ。クロス元帥の話しなきゃ』
忘れていたと言うようにアレンはクロスの似顔絵を見せた。クロウリーはその男は以前自分に食人花の赤ちゃんを預けていったと話す。
アレ「食・・・(あれか)」
『ロザンヌのことかな』
アレンとナマエがロザンヌという食人花の赤ちゃんをクロスに命令されて世話をしていた時のことを思い出していた。
クロウリーは、その花を預かったあと世話をしていたら噛まれてしまい、今の体質になったと話す。
『その食人花を預けに来た男の人はどこに行ったかしらない?私たち今探してるの』
クロ「そういえば、中国に行きたいから金を貸してくれと・・・」
アレ「(ここでも借金・・・)」
『(アジア支部行って帰ってきたばっかりなのに・・・)』
話が一段落すると、クロウリーは立ち上がり、旅支度をするからナマエたちに先に城の外に出ていてほしいと伝えた。
ラビ「おう」
ナマエたち3人は城を出る。
空を見ると明るくなり始めていた。
ラビ「散々な夜だったさぁ」
アレ「でも師匠の手がかりが掴めました」
『・・・・』
アレンはどこか悲しそうな罪悪感を感じているような表情で空を見ていた。
『あのままだときっとクロウリーは前を向けなかったと思うよ』
ラビ「そうさ。今のクロちゃんには“理由”が必要だったと思うぜ」
その時、
ドンッ
「「『!!!』」」
城が爆発した。
3人は、まさかクロウリーが・・・と思ったが、燃え盛る城の中から笑顔のクロウリーが出てきた。
クロ「死んだと思ったであるか?
大丈夫である」
4人は、村人に今回の出来事を報告するべく歩き出した。