第10話
夢小説設定
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エリ「うまく飼い慣らして利用してやるつもりだったがもういいわ!!お前をエクソシストにするわけにはいかないんだ!殺してやる!!!」
ラビ「ヤベェさ!クロちゃんさっきオレとバトってヘロヘロだった!助けねぇと!」
その時、ドパッとアレンたちの床が割れ、食人花が現れた。
アレンとラビは大量の花に襲われる。
『“浄化の弓”』
シュパァン!
ラビ「ナマエ!助かったさぁ!っおわぁああ!」
花に矢を射っていくが、数が全く減らず、ラビたちは花に絡め取られ続ける。
花からはギャァァァ、ぶぇええええ、ギェエエエなどの声がする。
エリ「フン、じーさんの形見が餌が欲しいって泣いてるわよ?アンタの血肉でも与えといたげましょうか?」
エリアーデは涙を流しているクロウリーに語りかける。
クロ「愛してたのに・・・初めてお前を見たときからずっと・・・」
敵ならばなぜすぐに殺さなかったのかと問うクロウリーに、やりたいことがあったから利用していた、ずっと殺したかったと叫ぶエリアーデ。
クロ「そうか・・・お前は本当にアクマだったのだな。」
クロウリーは自分の手についたエリアーデの血を舐めた。
血を舐めたクロウリーは先程のように吊り上がった目をしていた。しかし、涙は流したままエリアーデを見据えている。
『・・・手伝い、いる?』
クロ「いや・・・任せてくれ」
アレンたちの食人花に矢を射るか、エリアーデを破壊するか考えていた。
普通に考えればエリアーデを破壊するのが1番だ。
見たところレベル2だろう。
ナマエの弓ならば瞬殺できる。
しかし、なぜかそれではダメな気がしたのだ。
だからクロウリーに確認すると自分の戦いだと止められた。
せめてすぐ援護くらいはしようといつでも矢を射れるようにしていた。
アレンたちの方を見ると、花の動きが止まっていた。
クロスのもとにいた時に、小さい食人花を世話したことがある。
食人花は愛情表現をしてくれる者には攻撃をしない。アレンたちはそれを実行しているようだった。
あれならきっと大丈夫だろうと、エリアーデの動きに集中することにした。
クロウリーとエリアーデは激しい戦闘を繰り返していた。
しかし、近接戦闘では勝ちきれないと思ったエリアーデは、パパパ・・・と口から丸い玉を出した。
エリアーデに噛みつこうとしていたクロウリーは咄嗟に距離を取る。
エリ「ふふ、鋭いわね。離れたのは正解よ。
このボールは私の能力」
クロ「能力?」
エリアーデは無数の玉をクロウリーに向けて発射する。
玉は、花や壁に当たるとそのものを枯らしてしまったり粉塵化させたりしていた。
きっと水分を吸い取る玉なのだろう。
『さすがに、かな』
シュパッ
ナマエは玉に向かって矢を射っていく。
クロウリーの動きを邪魔してしまわない程度にだが。
エリ「そこの女、目障りね」
『まぁそうなるよね』
エリアーデは次にナマエに向かって玉を飛ばす。ナマエは自分に向かってくる玉を余裕で全て矢で破壊した。
エリ「チッ」
ドガッ、ドドッ!
クロ「相手は私だ」
クロウリーは自分に視線が向くように攻撃していく。
エリアーデも最初はクロウリーだと思ったのか、クロウリーに玉を飛ばし始める。
クロ「!!」
クロウリーは何度も避けながら攻撃を与えていたが、遂に右腕に玉が当たり、水分を吸い取られて干からびてしまった。
クロ「エリアーデ、お祖父様の花を傷つけた罪は重いぞ」
エリ「フンッ、こんな花ホントはどうでも良いんじゃないの!?
外に行けないのを全部じじいのせいにしてさ!自分が城を出て傷つくのが怖いだけでしょうが!ブァーカ!!臆病者!!
お前なんかこの城で朽ち果てんのがお似合いよ!!!」
クロウリーはそれを聞いても冷静だった。
クロ「お前とならそんな生涯を送ることになっても良いと思っていた、エリアーデ」
クロウリーは本当に心の底からエリアーデを愛していたのだろう。
クロ「だが、醜いお前は見たくない」
それはきっと外見ではなく、内面のことだろう。
クロ「跡形もなく消えろ」
クロウリーは真正面からエリアーデに向かっていく。エリアーデはそんなクロウリーに集中的に数十個の玉を飛ばした。
クロ「うおおおおおおお!!!」
数秒後、玉の中から出てきたクロウリーは全身干からびていた。
『(残念・・・)さて』
エリ「・・・・」
エリアーデは一度ナマエを一瞥すると、コンバートして女性の姿になった。
少し感傷に浸りたいということなのだろうか。きっとエリアーデはナマエには敵わないことを理解しているのだろう。
エリ「さようなら、アレイスター」
ヒュッ
ガブッ
『!』
エリ「なんだ、まだ動けたの・・・?
あなたを、愛したかったのにな・・・」
殺されたと思っていたクロウリーが、干からびたまま動きエリアーデの首筋に噛みついた。
じゅる
じゅるるるるるる
最後の一口まで血を啜る。
クロウリーは涙を流していた。
バシュッ
血をすべて吸われると、エリアーデは消滅しクロウリーの身体は右腕以外水分を取り戻していた。
パンッ
パンッ、パンッ
エリアーデが破壊され、水分を吸い取った玉が破裂する。
様々なものから吸い取った水分は雨のように城内に降り注ぐ。