第9話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ガシッ
ラビ・アレ「がはっ!」
ラビとアレンは城壁に掴まり、瓦礫の少ない場所に避難することができた。
ラビ「ナマエっ!」
ラビがキョロキョロ辺りを見回すがナマエの姿はない。
アレ「軽いから吹き飛ばされたのかも」
ラビ「それもあるけど・・・」
ラビは気づいていた。花が爆発する寸前でナマエが自分たちを庇ったことを。
ガラ・・・
下から小さく瓦礫が動く音がした。
ラビとアレンは急いでそこへ向かう。
アレ「ナマエ!大丈夫ですか!?」
瓦礫を避けると、咳き込みながらナマエが出てきた。
『痛たた・・・今日はよく瓦礫に埋もれる日だ・・・』
ナマエは羽根を出していた。
羽根をクッションにしてダメージを軽減していたが、流石に岩壁に叩きつけられたとなると身体が痛む。
ラビ「すまんさー」
『いいのいいの。気にしないで』
しかし、身体を強く打ちつけたことに変わりはない。もしクロウリーと戦闘になったら、ラビたちに頑張ってもらおうと思っていた。
アレ「ラビ、ナマエ」
『ん?』
アレンは城壁の下を見ていた。
ナマエとラビもアレンが見ている方に視線を向ける。
するとそこには墓地があったため、降りてみることにした。
ラビ「随分粗末な墓さ、ペットのかね」
『・・・村人のじゃない?犠牲になった』
アレ「きっとそうですね。さっきエリアーデって女の人がフランツさんを埋めに行くって言ってたでしょ」
墓の数を数えてみると8つだった。
村長が言っていた犠牲者の数と同じだったのだ。
ラビ「ん?クロウリーにやられたんは9人だろ?」
『最初の人は蒸発したって話だったから、お墓は無いんじゃない?』
パキン
アレ「あっ」
話しながら墓場を見て回っている時、アレンの手が1つの墓に触れ破壊してしまった。
バチが当たってしまうかもしれないと墓に向かって謝り倒すアレン。
『ねぇ、見て』
アレ「!!」
地面に付きそうなくらい頭を下げているアレンを見ていると、あることに気づく。
地面に五芒星が浮き出ていたのだ。
ラビ「アクマの血のウイルスだ」
この墓にいるのはアクマなのかもしれないと他の墓も見てみると、他の墓にも五芒星が出ていた。
ラビ「そういえば、さっき食人花がフランツさん食った時、五芒星が見えたよな?」
『やっぱり、そういうこと・・・』
3人は、墓に入っているのはアクマかもしれないと推測する。そして墓を掘り起こしてみることにした。
自分たちは何か大きな間違いをしているかもしれないと。
ラビとアレンがスコップで棺桶を掘り起こしている。ナマエは休んでいるよう言われたため、2人の様子を見ていた。
きっと推測は当たりだろう。
1つの棺桶を取り出す。
棺桶を開ける係を決めているのだろう、いきなりじゃんけんを始めた2人にため息を吐く。
結局アレンが棺桶を開けることになり、ギィ・・・と蓋を開くと
ラビ「皮の肉が腐ってる・・・アクマだ」
腐った人間の皮膚の下は、骨ではなくアクマのボディだった。
残りの棺桶を開けてみると、全て同じ状態になっていた。
アレ「男爵はアクマを襲っていた・・・」
『アクマだけを狙ってたのかもね』
きっとクロウリーはイノセンスに適合している。
だからアクマだけを狙って襲っていたのではないか。
ラビ「こりゃ吸血鬼退治じゃないさ・・・」
そう言った瞬間、ラビの後ろにはクロウリーが。
「『ラビ!』」
アレンとナマエが声をかけるも間に合わず、クロウリーの拳がラビにめり込む。ラビは勢い良く壁に叩きつけられた。
アレン、ナマエとクロウリーが睨み合う。