第9話
夢小説設定
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城の前に到着する。
鍵はかかっていないようで、すぐに開いた。
城の中は、いかにも古城というような絵画やシャンデリアなどがあった。
ラビ「まったく、何でエクソシストが吸血鬼退治なんかやってるんさー」
アレ「でも何かおかしくないですか?」
アレンは、吸血鬼事件とクロスとの関係は何なのだろうかと考えていた。
アレ「よく考えると、僕たちに吸血鬼退治をさせるためにあんな伝言残すなんてちょっと変ですよ」
『吸血鬼退治じゃ・・・なぃ・・・か、も・・・』
どさどさっ
アレ「ナマエ!?ラビも!」
ナマエは話しているうちに崩れ落ちた。
隣ではラビも倒れ、いびきをかいている。周囲には甘い香りが漂っていて、それが原因だとわかった。
アレンにも眠気が襲ってきたその時
ぐっ
アレ「うわっ!」
アレンの身体に何か蜘蛛の糸のようなものが絡みつき、宙に舞った。
そして持ち上げられたアレンの目の前には大きな花。
蕾だった花はパカッと開き、ギェェエエと花の真ん中から触手のようなものが出てくる。
触手が出てきた所は口なのか、穴が空き牙のようなものも見える。
しかもその花は1つではなく大量におり、アレンたちを囲んでいた。
アレ「何だここーーー!!?ナマエ!!ラビ!!起きてください!!」
『んっ・・・・』
ナマエはアレンの呼びかけで目を開けた。
目の前には大きく口を開いた花。
『わっ食人花!?イノセンス発動っ!』
ナマエは咄嗟にイノセンスを発動し、剣にする。
そして剣に光を纏わせ薙いだ。光の炎で焼かれていく花や蜘蛛の糸のようなもの。
アレンも対アクマ武器を大砲にし、花に向かって撃っていた。
『ラビのとこ行くねっ』
アレ「はい!」
ラビはまだ寝ており食人花に食べられそうになっていたため、ナマエはラビを巻き込まないように光の炎を消し花を切り落としていく。
『ラビ!起きてっ』
ラビ「う・・・」
ナマエがラビの方に向かっている間に、アレンの砲撃が壁に当たり城が崩壊していっていた。
「こら!そこの人間どもーー!!何してる!!この子たちはアレイスター様の大事な花よ!!」
城の崩壊により、侵入者に気づいたクロウリーの仲間らしき女性がナマエたちに怒鳴り声をあげる。
「(あの十字架は・・・)エクソシストか」
『(エクソシストを知ってる?)』
ナマエは目を細めて女性を見ていた。
どこか違和感がある。吸血鬼のクロウリーにも、この女性にも。
起きかけていたラビは、女性の声で完全に目が覚める。
そして女性の方を見ると
バキューーーーン!
ラビ「ストライク!!」
目をハートにさせていた。
女性は美人というだけでなく、ノースリーブにタイトなミニスカート、そしてオシャレな穴がたくさん空いたタイツを履いている。
惚れやすいラビにはどストライクだろう。
『出たよ、ラビの悪い癖』
キラキラした目で女性のことを見つめるラビ。
女性はラビが自分に気があるとわかると、気を良くしてウィンクしたり身体のラインが出るようなポーズをとったりしてラビを誘惑していく。
アレンはラビを正気に戻そうと声をかけるが、ラビの目はまだハートだ。
『呼びかけるだけじゃダメだよ』
タッ
ズドン!
ラビ「うぎゃあ!」
ナマエは巻き付いてくる糸を切りながらラビの真上に跳び移り、ラビの頭に踵落としを食らわせる。
ラビ「何すんさー!」
アレ「何あんなのに興奮してんですか!!喰われかけてんですよ!!」
ラビ「やっぱまだガキだなアレン。あとナマエも大人の色気に嫉妬したんか?」
「『はぁぁああ!?』」
「“あんなの”・・・?」
エクソシスト3人がワイワイと言い合いをしていると、アレンに“あんなの”と言われた女性は苛ついていた。
「ケッ、私はアレイスター様の助手のエリアーデ。アンタたちここに何しに来たわけ?」
ラビ「吸血鬼退治♡・・・ぐえっ」
未だに目をハートにするラビに次は拳を入れた。
アレ「男爵に連れ去られた村人を助けに来たんです!」
吸血鬼を退治しに来たと面と向かって言うわけにいかず、村人を探しに来たと話すアレン。
エリ「村人ぉ?ああ、コレ?今から埋めに行くところだけどぉ?」
そう言ってエリアーデは持っていたモノを持ち上げる。それは先ほどクロウリーに襲われたフランツだった。
自分より体格の大きい男を片手で持ち上げるエリアーデ。
それを不審に思うより先に、エリアーデがフランツを食人花に向かって投げたためそちらに注目が集まってしまった。
フランツはいくつもの食人花に喰われ、食人花はゲップをしている。
エリ「フンだ」
それを満足そうに見たエリアーデは、鼻息を吐き踵を返した。
ヴヴヴヴヴヴ・・・
『花の模様が・・・』
ナマエがフランツを食べた花の変化に気づいたその瞬間
カッ
ドン!!!
花が爆発し、ナマエたちは吹き飛ばされた。