第9話
夢小説設定
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『(・・・様子見、かな)』
ナマエはクロウリーが他の村人も狙うのか、それとも1人だけを狙ったのかを見ようとしていた。
村人たちを見渡すと、襲われた人よりも若くて血が美味しそうな人、反対に高齢ではあるが襲いやすそうな人もいる。
なぜわざわざラビやアレン、村人の間を縫ってあの男を襲ったのかを考えていた。
アレ「ナマエ!助太刀お願いします!」
『うん』
村人を守りながら様子を見ている間にラビとアレンはクロウリーと戦闘を始めていた。
ラビが槌を大きくしてクロウリーに振り下ろしていたが、先端を歯で噛みそのままラビに向けて反対に振り下ろす。
『歯ぁすごっ、ラビ大丈夫!?』
ラビから小さく「大丈夫さぁ」と聞こえたためアレンのフォローへ向かう。
対アクマ武器でクロウリーを拘束していたようだった。
『すごいじゃん、アレン。さて、お話聞きましょうか』
ナマエはクロウリーの首筋にイノセンスを発動させて作り出した剣を突きつける。
クロ「ぐふっ、ぎゃはははは、あーははははは!」
突然笑い出すクロウリー。
余裕綽々のクロウリーに、不気味さを感じるアレンは冷や汗を流し、ナマエは不審気に見る。
クロ「奇怪な童どもだ!私に無駄な時間を使わせるとはなぁ!お前らも化け物か!あぁ?」
アレ「エクソシストです」
クロ「こんばんは。私は忙しいんだ。
放せや」
『!?』
ガチンッ!!!
クロウリーは剣を自分の首に突きつけているナマエの腕に噛みつこうとする。
ナマエは咄嗟に腕を引き、噛みつかれることはなかった。
しかし
ガブッ!!
アレ「い”っ!?」
代わりにアレンが噛まれてしまった。
しかし、噛んだのは対アクマ武器である左手。
なぜかじゅるるるるると何かを啜る音も聞こえる。
ラビ「わーー!アレン!!!」
『(対アクマ武器からは何の汁が出るの?)』
アレンが噛まれてしまったことに絶望するラビ。
クロ「(ピクッ)・・・う」
その時、クロウリーが固まったかと思うと、
クロ「げぇぇえええ!苦い!!!
おぅぇえええ!!洗面器〜〜〜〜〜!!!」
悶え苦しんで走り去っていった。
いきなりの出来事に絶句している一同。
アレンは噛まれてジンジンする指を見ていた。
『ごめんアレン、私が避けたから』
アレ「いえ、ナマエの腕は生身ですから。噛まれたのが僕で良かったです」
ラビ「絶交されるな、アレン・・・」
リナリーのことだろう。
童話の通りであれば、噛まれたアレンもまた吸血鬼になってしまう。
村長を始め、村人の人もそれを恐れてかアレンに近づかずにクロウリーが撤退したことにお礼を述べていた。
村長「その調子でクロウリーを退治してくださいまし!黒の修道士様!」
村人が遠いことをアレンが気にしていると、ラビが気にするなとフォローしてくれた。
『どこにあったの?』
首にはニンニクの首飾りをし、手には吸血鬼を倒す杭を持って。ラビもアレンが吸血鬼になるのではと思っていたようだ。
『そんなことしてないでお城行くよ』
アレ「そうですよ!さっさと行きますよ!」
ズンズン進んでいくアレンにラビはやる気満々だと言う。
アレンは、連れて行かれた村人の生死がわからないから、生きているならば助けなければならないと答えた。
村長「クロウリーは獲物を城へ持ち帰ってゆっくり喰うのです!犠牲者の8人もそうでした!」
遠くからメガホンを使い、ナマエたちに情報を与える村長。
アレ「村長さんたちはここで待っていてください!城へは僕たちが行ってきます!」
村長「もちろんです!あんな化物同士の戦いの中にいたら、人間の我々は死んじゃいますからー!!いってらっしゃーい!!」
クロウリーと同等の化け物扱いをされ、若干落ち込みながら3人はクロウリーの城へと向かった。