第9話
夢小説設定
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3人は村人に連れられ、吸血鬼が住むと言われている古城に向かうことにした。
ゴーレムでリナリーに連絡をし、アレンが無事だったことや今後のことを話す。リナリーとブックマンは先に汽車で進んでいるよう伝えた。
リナ《みんな、気をつけてね。その・・・吸血鬼の人に噛まれると吸血鬼になっちゃうらしいから、ならないでね!》
『うん、リナリーとブックマンも気を付けて進んでてね』
童話で読んだと吸血鬼の存在を信じているらしいリナリー。なんか可愛いなと思いながら通話を切った。
ラビ「今どき吸血鬼なんてなぁ」
アレ「そうですね」
村長「修道士様方止まって!」
ビン!!
ラビ・アレ「ゔっ」
ラビとアレンはまだ手首をロープで繋がれており、村長に引っ張られた。
ナマエはなぜか拘束を免れている。
村長「クロウリー男爵の城門です」
村長が指差す方向を見る。
そこには何かの顔を模した門があった。開く場所は口のようだ。
「「『(悪趣味・・・)』」」
この門を抜け、更に先に進んだ所に城があるという。
門の奥からは何の叫び声かわからない音が響いてくる。
村人「さぁ、前へ!」
突然の村人の大声にビクッと肩を震わせるエクソシスト3人。門を開け、先陣をきってゆっくり歩いていく。
城へと繋がる道には不気味な銅像や墓場のようなものがある。
ラビ「クロウリーって奴はすげぇ趣味悪ぃな・・・」
辺りをキョロキョロしながら歩いていると、ラビはあることに気づく。
ラビ「アレン、お前何でもう手袋外してんの?まさか怖いの?」
アレ「まさか」
アレンはすぐにイノセンスを発動できるように手袋を外していたのだ。
ラビも槌に手をかけており、アレンに突っ込まれていた。しかしラビもまた怖くないと強がっている。
『2人とも怖いんじゃん』
ナマエは怖くないのかと聞かれる。
雰囲気は怖いが、吸血鬼の正体になんとなく気づいてはいるため、イノセンスまでは出していなかった。
その時
「「『!?』」」
何かの視線と殺気を感じ、アレンとラビは背中合わせに、ナマエは村人たちを守るように立つ。
村長「どうしました?」
ラビ「シッ、何かいるぞ」
『近づいてくる』
何かがものすごい勢いで近づいてくる気配がする。
ザザザザザザザザ
ラビ・アレ「!!」
『皆さん下がって!』
ラビとアレンの間を縫って村人の集まっている場所に向かってくる黒い影。
ナマエは村人の前に出てその影と対峙する。
『(速いっ)』
ガッ、ガキィッ、ドッ!
『っ・・・』
数秒の間にナマエと黒い影は何度も攻防を繰り返す。
イノセンスを出していないナマエは押され気味だ。
そして
『わっ・・・』
ナマエがバランスを崩したその隙に
ガッ!
ドゴォォオ
ラビ「ナマエ!」
ナマエは黒い影の強烈な蹴りを喰らい、門の方まで吹き飛ばされた。
ヒュオッ
「ぎゃぁぁあああ」
村人「フランツが・・・フランツがやられた!!」
アレンとラビが叫び声か聞こえる方を見ると、村人の1人を口に咥えた長身の男が見えた。
村人「出た・・・アレイスター・クロウリーだ!!」
その長身の男が吸血鬼のクロウリー男爵だと村人が言うと、アレンもラビも開いた口が塞がらないという様子でクロウリーを見ていた。
ラビ「ウソだろ・・・」
アレ「ナマエ!大丈夫ですか!?」
『だーいじょうぶー』
ガラガラと瓦礫の下から出てくるナマエ。
ホッとしたアレンはクロウリーに向き直る。
すると
じゅるるっ
じゅるるるるるるる
じゅるるるるるるるるるる
クロウリーは村人の血を飲んでいる。
それを目の当たりにした村人とラビ、アレンは青褪めていた。
村人「うわぁ!」
村人「わぁああ」
村人「死ぬのは嫌だぁ!」
村人は恐怖に慄き、ナマエのいる門の方へ逃げてきている。