第4話
夢小説設定
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研究室に着くと、リーバーはアレンをソファに寝かせて城内の修理に出ていく。
アレ「ぅぅ・・・」
アレンが少し苦しそうにしていたため、リナリーは濡らしたタオルを額に乗せることに。
リナ「任務、大丈夫だった?」
『うん、まぁ、ユウは怪我したけど』
リナ「神田が・・・」
リナリーは悲しそうな顔をする。
リナリー、神田、ナマエは幼い時から一緒にいるため、お互いのことをよく知っている。
神田の身体のことは、リナリーは詳しくは知らないが何か無理をしているということはなんとなくわかっており、よく心配をしていた。
『あとね、私元帥になることに決めたよ』
リナ「・・・・そっか」
『みんなのためだよ。リナリーやユウはもちろん、大好きな教団のみんなのね』
リナ「ありがとう・・・」
複雑そうな顔をするリナリーに、薄く笑みを浮かべた。
その時、アレンが目を覚ます。
ガバッ
リナ「わっ、ビックリした」
アレンの額のタオルを再度濡らして乗せようとしたところ急に起き上がったため、リナリーは肩をビクつかせていた。
『おはよ、アレン』
アレ「あ!無事でしたか!?」
自分もリナリーも無事だと伝えるとアレンはホッとした様子だった。
リナリーはアレンの上着に入っていたイノセンスを渡しながら「おかえりなさい」と笑顔で話した。
アレ「た、ただいま・・・(かわいいな)」
顔を赤らめながら返事をするアレン。
ナマエが『惚れちゃった?』と小さい声で言うと肘で小突かれた。
話をしていると、外からワイワイガヤガヤ科学班やジェリー、探索部隊たちの声がし、研究室にみんなで入ってきた。
何で自分が大工仕事をしなければならないのだ、とジェリーが嘆いている。
リーバー「おーアレン、目が覚めたか」
「「おかえり、アレン」」
全員が笑顔で迎えてくれ、アレンも照れたように笑っていた。
ーーーーーー
数日後
ナマエはコムイとともにヘブラスカの間に来ていた。
『ヘブラスカ、よろしく』
ヘブ「いいん、だな・・・?」
『うん、覚悟は出来てるから』
ヘブラスカはナマエの身体を持ち上げる。そして手にはまっている指輪にグルリと指を巻き付ける。
ヘブ「69・・・83・・・99・・・137!」
コム「・・・・臨界点、突破してるね」
ヘブ「今のナマエとイノセンスとの、シンクロ率は137%だ。元帥になる・・・素質は、無くなっていない」
ストンとコムイのいるエレベーターの中に降ろされる。
『良かった』
コム「最後の確認だけど、本当に良いんだね?」
『・・・うん』
ヘブ「・・・・ナマエ、いつでも・・・話しに来ると良い・・・。お前は、“終焉の鍵”と・・・予言された者だ。
辛いことも、あるかもしれないが・・・味方はたくさんいる・・・それを忘れるな」
『ありがとう、何かあったら相談するね』
ナマエはヘブラスカに別れを告げ、コムイとともに大元帥の所へ向かって行った。