第48話
夢小説設定
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『わぁ、ホントにできてる・・・』
名前の目の前には、額に縫い目のある五条がいた。
しかし、中身は乙骨だった。
憂「とりあえず、羂索の術式を模倣するところは成功だね。あとは戦闘でうまくいくか」
憂憂の術式で再度新宿へ飛ばしてもらう。
宿儺が領域展開し、渋谷でたくさんの人屋建物を塵にした“竈・開”をくり出したため、新宿はもうボロボロだった。
しかし、事前にこの状況になりそうな時には、結界術を使える術師や場所の入れ替えができる術式を持っている東堂がフォローに入ることになっていた。
あとはみんなの無事を祈るだけだ。
『宿儺がもう一度領域展開する前に行かなきゃ』
憂「うん」
今は宿儺と虎杖、東堂が戦っている。
虎杖と東堂が入れ替わりながら宿儺にダメージを負わせていっていた。
乙骨と名前はそこへ向かった。
ザッ・・・
『悠仁くんお待たせ』
宿「!!」
宿儺は、砂埃の間から出てきた五条の影に驚く。
しかし、額に縫い目があることで全てを察したようだ。
宿「はっはっはっ!そうか!すまんな、ナメてたよ!!そこまでできる奴とは思わなんだ!乙骨憂太!!」
宿・憂「領域展開」
宿儺と乙骨は同時に領域展開をする。
悠「名前先輩も領域展開すればかなりのアドバンテージになるんじゃ」
『いや、“無量空処”の中は私も足手纏い。だから結界が解かれた時のフォローでいる』
五条と乙骨の入れ替え修行で、術式や領域展開の修行もしたが、実践はきっと修行の時と勝手が違う。
いつどうなってもいいようにフォローに入れるようにしていたのだ。
目の前には、五条が宿儺の領域対策で行ったのと同じ“小さい結界”があった。
五条は3分、御厨子からの攻撃に耐え続けていたが、乙骨でも同じ事が出来るかはわからない。
『(棘くん・・・)』
さらにいざという時のボイスレコーダーもある。
その時、乙骨の領域が爆発とともに破壊された。
宿儺が押されていたようで、爆風で弾き飛んでいた。
『東堂先輩!悠仁くん!』
フォローしに行くよう声を上げると、3人で宿儺の方へ走る。途中から乙骨も合流し、宿儺に向かっていく。
東「乙骨!!俺たちに当てるつもりで構わん!!術式が回復したら何度でも“茈”を叩き込め!“不義遊戯”で絶対に回避してみせる!」
『私の玄武もあるし、私自身は白虎でも行ける!』
その時、ドッ・・・と乙骨が地面に倒れ込んだ。領域展開が破られたことで術式が焼き切れたようだ。
それは羂索の術式も同じだ。
脳を入れた人物の身体を動かす術式が使えないということは、身体を動かすことができなくなるということだ。
『東堂先輩!前!』
東堂が倒れた乙骨に気を取られた一瞬の隙を突いて、宿儺は東堂に攻撃を仕掛けた。
『白虎!』
宿「“黒閃”!」
『っ、う・・・』
宿儺と東堂の間に入り、白虎で強化した腕で宿儺の拳を止めた。宿儺は領域展延を使える、きっと玄武はすぐに割られてしまうだろう。
しかし、いくら強化しているとはいえ、宿儺の黒閃を食らえば多大なダメージが入る。
ミシミシ・・・と腕が悲鳴を上げ、マズいと思ったところ
カァアン!
『!』
東堂の術式で、宿儺の目の前から離れた。
乙骨の領域の欠片が舞っていたため、それと位置を入れ替えたようだ。
東「すまない名前!」
『大丈夫です、まだいけます!』
乙骨の領域の欠片はまだある。虎杖と名前、そして自分を入れ替えながら宿儺に攻撃を入れ続ける。
虎杖は、自分に刻まれた術式である魂に干渉する打撃で立ち向かっていく。
術式対象を宿儺と伏黒の魂の境界に攻撃することで、宿儺の魂を引き剥がそうとしているのだ。
しかし、宿儺もそれをわかっており、攻撃を食らう前にカウンターで虎杖を吹き飛ばす。
『悠仁くん!』
その度に名前は虎杖への追撃を防ぐために攻撃を入れ、盾となってきた。
ドガァ!
『ぅっ・・・』
強く瓦礫に叩きつけられ、ぶつけた頭から血を流す。
宿「くはっ!やはりただの付け焼き刃、反転術式ができなくなってきたのではないか、名前!」
名前は今攻撃を受ける度に傷が増えていっている。
それを見下すように笑う宿儺。
しかしその時
来「最大出力、“邪去侮の梯子”!!」