第48話
夢小説設定
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1時間後
『ふぅ・・・なんとなくわかったかも』
悟「お、早いねさすが」
呪力をどのように身体に流せば回復できるのか、少しではあるがコツを掴んだ気がする。
五条の六眼を借りたことで呪力の流れがわかりやすく、呪力を操作しやすかった。
悟「呪力を分け与えるのとはやっぱり違う?」
『うん、違う』
呪力を分け与える要領で反転術式を人に使えないか試したことがあったが、正のエネルギーに変換することはできなかった。
『反転術式は相手が受け取れないから上手くいかないこともあるでしょ?拒絶反応とか。
理由は分からないけど呪力を渡す能力は、そういうのが無い』
反転術式はアウトプットする際、術式を受ける人間の身体の組織や血液に呪力が変換されている。その変換の時に拒絶反応が起きると治療がうまくいかないのだ。
苗字家の人物が代々使える呪力を他人に渡す能力、それは苗字家の呪力を相手が変換して自分のものにするのではない。そのため誰にでも分け与えることができる。
『混ざらないんだよね、呪力』
悟「そういえばそうだね」
苗字家の能力は水の入った容器に油を注ぐようなものだと言う。
内容量は増えるが、混ざり合うことはない。しかし、違和感なく使用することは可能。
『だから感覚でできる。反転術式はもっと精密な呪力操作ができないと難しいね』
悟「へー・・・呪力を渡すのも普通の呪術師にはできそうでできないんだよね。不思議な感覚だった」
五条は、名前の身体で手を開閉させて不思議そうにしている。先ほど試しに呪力を渡してみたが、五条は珍しく困惑したような顔をしていた。
『そうだ、私領域展開の修行もしたい』
悟「あぁ、使えたんだっけ?」
五条とキスした時に、苗字家の巫女と話したことを思い出した。その時に領域展開のやり方も頭の中に流れ込んできたのだ。
ちなみに領域展開ができるということは全員揃って話し合う時に言ってある。
『そう。でも、他人の領域展開の中に限るから1人で精度を高めるのは無理なんだよね』
悟「僕の“無量空処”の中は?」
『私に影響ない?』
悟「僕が触れてれば」
『そっかぁ・・・じゃあ悟の領域展開にはバフ効果しかつけられないかも。領域の中で私が動けないと旨味が半減すると思うから。領域の中では四神を全部出しながら戦えるからさ』
やはり新宿決戦では五条には呪力のフォロー位しかできないだろうという話になる。
しかし、今高専側で領域展開ができるのが、乙骨、秤、日車しかいない。
『やっぱり憂太くんしかいないかぁ』
秤と日車の領域展開は特殊すぎる。
領域に入るとパチンコや裁判が始まる。そんな中、名前が入ってもバフ効果以外の連携を取れる気がしない。
乙骨の領域展開は、結界に閉じ込めることに重きを置いているため、バフ効果も名前自身の術式も応用しやすい。
悟「憂太の領域の中で2人きり?ダメダメ、ダメに決まってるでしょ」
『世界の未来がかかってるんだけど?』
口を尖らせる五条。入れ替え修行なんてしないで名前と一緒に乙骨と領域展開修行する、と駄々をこね始めた。
『何歳児?・・・修行が終わったら一緒に過ごそう、それでいい?』
悟「毎晩一緒ってこと?」
『ま、まぁ、そう、したいなら』
悟「決まりね、じゃあ憂太とでもいいよ」
無事、乙骨との修行にOKを出してもらうと、早いが五条との入れ替え修行は終わりにすることに。
五条は行くところがあると言ってどこかへ向かって行った。
名前は乙骨に領域展開修行のお願いをするため探しに向かった。