第47話
夢小説設定
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『憂太くん、好きに動いて。私は常に白虎出してうまくやるよ』
憂「さすが。頼りにしてるよ」
そう言いながら乙骨は一本の刀を引き抜く。
その刀を振ると、コウモリのような式神が宿儺の周りを飛び回り、攻撃を仕掛ける。
ヒュオッ
ズバンッ
コウモリの軌道を邪魔しないように跳ね、脚に玄武のバリアを付けて踵落としを繰り出す。
続けて炎を纏わせた腕を宿儺の顔面に向けて振った。
宿儺はその攻撃を受け流したり避けたりしていく。
そして名前の炎が宿儺の目の前を通り過ぎた時
ビッ、ビッ
ドッ
虎杖が拳を宿儺に打ち込んでいく。
その連携攻撃を、リカも交えながら何度も繰り返した。
しかし、一瞬の隙をつき、宿儺が虎杖の胸元を掴む。
『(“捌”!)白虎っ』
憂「《動くな》」
対象に触れることで発動できる“捌”を出すと瞬時に理解した乙骨と名前は、それぞれ宿儺の動きを止め、虎杖を勢い良く引っ張って助け出した。
憂「“宇守羅彈”!」
『朱雀!』
憂太と名前の攻撃で軽く吹き飛ぶ宿儺。そこへリカが拳を振り下ろす。リカの拳も強度が上がっており、拳が直撃した宿儺は遠くまで吹き飛ばされた。
タタタタタタッ
それを追撃しようと追いかける乙骨ら。
しかし
「『!!』」
キンッ
リカの攻撃を受けた後、態勢を整えながら斬撃を格子状に飛ばしてきた。
術式や呪力が回復していないことや、乙骨らの猛攻でダメージを受けていたことで、五条を終わりにしたほどの威力は無かったが、それでもガードしていても斬撃が貫通しない程度には食らってしまった。
名前も玄武でバリアを張るも、破られ身体中から血が流れる。
宿「この一月、何をした?」
今の攻撃で終わらせられるはずだったのだが、と想像以上に強くなっている乙骨らに疑問を持ち、問いかける。
悠「努力と根性・・・・あ」
憂「ズルしました・・・あ」
『セクハラされた・・・え?』
3人は話しながらも今の攻撃は危なかったと冷や汗を流した。
そしてさらに消耗させようと猛攻を続ける。
虎杖と名前の攻撃は受け流されたり躱されたりすることも多いが、乙骨の模倣で初見の術式を出すと適応できずに隙ができる。
乙骨はそれを狙っていた。
憂「(来た!)」
ある一本の刀を手にすると、勢い良く宿儺に向かっていく。そして戦っている虎杖と名前の間から刀を突いた。
ガカッ
宿儺は刀を手で握り受け止める。
憂「“捌”」
その刀には宿儺の術式が付与されていたのだ。
自分の術式が来るとは思っていなかったようで顔面に攻撃を受け格子状に傷ができる。
憂「“宿儺の指”、最後の一本、回収できなかったでしょう」
宿「そうか、喰ったのか」
“捌”を受けた隙に、3人はさらに攻撃を仕掛けていく。
ガッ
ぐいっ
悠「!」
虎杖が宿儺の顔面に膝蹴りを入れると、そのまま身体を拘束され腹部に“捌”を受ける。
乙骨は“捌”をぶつけている腕を、名前は虎杖を掴んでいる腕を狙っていく。
その時、宿儺が“彌虚葛籠”を解く。
その狙いは“解”を放つこと。天使の術式を受けながらも世界を断つ斬撃を放つ。
しかしそう来ることは乙骨たちも想定しており、呪詞や掌印を出せないよう2つの口、4つの腕を集中的に狙っていた。
名前は玄武の斬撃、白虎を出しながら朱雀の剣で攻撃を食らわせていく。
そして動きが鈍くなった宿儺の腕や身体を虎杖、名前、リカが抑えると、
憂「出力最大・・・“邪去侮の梯子”!!」
天使の術式で宿儺を消滅させようとする。
そして最後は虎杖の魂を捉える打撃で伏黒と宿儺を引き剥がすだけだ。
悠「起きろ、伏黒」
ドッ!!
渾身の打撃。
これで伏黒は助かったと思ったのだが
恵「いいんだ・・・もう、いいんだ」
伏黒の魂は既に生きる意志など無かった。
宿儺に奥まで沈み込ませられたからか、姉を手にかけてしまった罪悪感からか・・・。
宿「“龍鱗” “反発” “番いの流星”」
『!!』
宿儺が詠唱を始めた。咄嗟に名前は玄武を出すも、カシャン、と飴細工のように割られてしまった。
そして血飛沫が飛ぶ。
宿儺は世界を断つ斬撃を放ったのだ。
『っ、憂太くん!!!』
腹部から肩にかけて断たれる乙骨、右肩を深く裂かれる名前、細かい傷を幾つもつけられる虎杖とリカ。
篤「(領域を崩すという乙骨からの合図は、宿儺が一番緩んだ時に上がる。だからこういう光景は想定していたさ。
最高と最悪)」
崩れる乙骨の領域
勝利を確信した宿儺
そしてその宿儺の胸に突き刺さる刀
作戦通り真希が急襲に成功したのだ。