第47話
夢小説設定
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ギイィン!
宿儺は手に斬撃を付けて2人に向かう。
片手に付けた斬撃を乙骨は刀で防ぎ、少し離れた名前に斬撃を飛ばすと玄武のバリアで防いだ。
ブオッ
名前は斬撃を防いだ後、玄武の斬撃を宿儺に向けて飛ばした。
宿「しっかり踠き抗えよ、俺を殺さねばお前らが助けたい人間はみんな死ぬぞ」
名前の攻撃を避けながら宿儺は話す。
そして宿儺が着地した瞬間
ゴンッ
リカが宿儺を叩き潰す。
宿儺は腕でリカの手を防ぐが力が強く、地面がめり込んでいた。
宿「出たな、女王」
リカ「誰に言ってンだ!!」
リカは乙骨と乙骨の友だちである名前が煽られたことに怒りを感じていたのだ。
乙骨は、自分の刀で弾いた宿儺の手が治っていることに気づいた。
憂「(宿儺の反転術式の出力が戻り始めている。領域を再び使えるようになるのも時間の問題か。
僕がここに残らなかったせいだ。)」
乙骨は、今の不利な状況を自分のせいだと感じていた。
頭の中で“こうしていれば”、“ああしていれば”が渦巻いている。
『憂太くん、しっかりして』
憂「名前ちゃん」
『羂索を倒した後、呪霊操術が暴走したでしょ。あれはリカちゃんが対処するのが一番だった。憂太くんは間違ってないよ』
名前は乙骨がネガティブにいろいろ考えていることに気づき、安心させるように話す。
憂「・・・違うんだ」
『?』
そこで宿儺が向かってくる。
乙骨はリカをカモフラージュに、刀を宿儺に向けて突く。
名前は宿儺の後ろに素早く回り、呪力を纏わせた脚で回し蹴りを食らわせる。
宿儺、乙骨、名前はそれぞれの攻撃を避けながら刀、打撃で応戦する。
宿「本当に反転術式が使えるようになったのだな」
宿儺の斬撃は届いていないわけではない。
躱したりバリアを張ったりしていても、防ぎきれないものがいくつかある。身体にはいくつか小さい傷ができていたが、その度に覚えた反転術式を使い、治癒していた。
『反転術式を使いながらの激しい戦闘は初めてだからお手柔らかに』
宿「っは、出来たらな」
憂「・・・」
乙骨は自分も攻撃をしながらも、強気で宿儺に向かっている名前をチラ、と見る。
憂「(全て言い訳だ。名前ちゃんに辛い思いをさせた羂索が許せなかった、五条先生にも・・・。
僕が僕の手で羂索を終わらせたかった。この状況は僕が招いた。全て僕が悪い。
だから・・・僕の領域内で決着を付ける!)」
乙骨は名前を呼ぶと、目を合わせ合図を出した。
『おっけー』
乙骨と名前は隣り合い、前に向け手をかざす。
憂「領域展開」
『領域展開』
2人は同時に領域を展開した。
憂「真贋相愛」
『天彼月奏(テンカゲッソウ)』
領域内には、いくつもの刀が地面に刺さっていた。
これは乙骨の領域展開の能力。刀にランダムにコピーした能力が付与されている。
宿「彌虚葛籠」
宿儺は領域対策である彌虚葛籠で対抗した。
ガッと乙骨は一本の刀を出に取り、
憂「“宇守羅彈”!!」
バキィ!と宿儺の腕に烏鷺からコピーした術式をぶつけた。彌虚葛籠で必中効果を打ち消そうとしたようだが、高威力の技に全ての攻撃を防ぐことはできず顔から血を流す。
宿「2人で領域を展開したが、憑霊の餓鬼の領域だけではないか。名前の領域は何だ?領域の押し合いにもなってないようだが」
普通、複数人で領域を展開し合えば領域の押し合いとなる。それは仲間同士であっても同じだ。
しかし乙骨と名前が同時に領域展開をしてもそれは起こらなかった。
『領域は展開されてるよ。ただ、目に見えないだけ』
宿「どういうことだ?」
『私の領域展開は、仲間の領域内で発動する。能力は、自分と仲間の能力向上。後は四神全てを一度に出せる』
他人の領域内でのみ使用できる領域展開など聞いたことがない。鍛錬をしている時に、日下部をはじめ領域に詳しい人たちは揃ってそう言った。
宿「ケヒッケヒッ!他人の内でのみ威力を発揮する能力か。お前らしいな」
『これは四神を受け継いだ苗字家の人間だけが使える領域。巫女さんに教えてもらったの』
宿「・・・・そうか。だが手加減はせんぞ」
宿儺は乙骨らの狙いがわかっていた。
名前の能力によって底上げされた乙骨の模倣の術式と名前自身の術式で攻める。
2人に対抗するために彌虚葛籠を使用している宿儺は腕と口を半分ずつ封じられている状態だ。
そして乙骨らで隙を作り、虎杖の魂を捉える打撃で宿儺と伏黒の肉体を引き剥がすつもりであると。