第44話
夢小説設定
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宿「領域展開」
ボンッ!!
「「「『!!』」」」
領域を展開した瞬間、弾ける御廚子。
そして宿儺の目や鼻からは血が流れていた。
宿儺は10秒程しか“無量空処”を受けていなかったが、領域を展開することが不可能になるほどのダメージが脳に入っていた。
悟「はっはっはっ!しっかり効いてるじゃねぇか!!」
宿儺の様子を見て調子を取り戻す五条。
中継している冥冥のカラスを指差し、口角を上げて話す。
悟「生徒と名前が見てるんでね。まだまだカッコつけさせてもらうよ」
それを聞いていたモニター側の生徒たちと名前。
それでこそ五条だと言うように笑う者、ホッとする者様々だった。
『(もう、カッコいいよ・・・世界中の誰よりも、一番)』
名前はモニターに映る五条を目に焼き付けるように見つめている。
モニターの中では五条が宿儺に拳をぶつけるところだった。拳が入る直前に宿儺の身体が一瞬引き寄せられ頬に思い切りめり込んだ。
篤「この中で五条に本気で殴られたことあるやついるか?」
『「本気で殴ったことなら・・・当たんなかったけど」』
日下部の質問に真希、パンダ、狗巻、虎杖、名前が答える。
そんな中、乙骨と秤が手を挙げる。無下限呪術を応用した打撃なら受けたことがあると。
『悟は打撃の時に術式順転の“蒼”で相手を吸い込んでるんですよね』
名前は昔から五条と稽古をしていたため、様々な技について聞いていた。
篤「そうだ」
秤「威力が上がるだけじゃなくてカウンターもらったみたいな感覚になるから最悪なんだよ」
綺羅々が痛かったか聞くと、思い出したくもないという表情で吐いたと答える乙骨と秤。
篤「何が言いたいかっちゅーと、五条が何をやってんのかこれ以上のことは知らん。
名前にでも聞け」
『え、私も今の悟の戦闘は解説できませんよ。
天性のセンスで行き当たりばったりで順転の“蒼”をアレンジして攻撃してますもん』
宿儺もあり得ないことをしてきている。
ありきたりな技、動きでは読まれてすぐに負けてしまう。
その場でその時の状況に合った、しかも突飛な動きをしている五条が何をしているのかは名前にもわからなかった。
宿儺が殴られた反動でぶつかり粉々になった壁。
その残骸すらも攻撃の手段として使用している。
ただ、魔虎羅の適応のことを考えて術式順転しか使用していないことはわかった。
『魔虎羅は攻撃を受けるたびにあの法陣を回転させてその技に適応する』
名前が説明した瞬間、宿儺の頭上の法陣が1つ回転した。
篤「法陣が回転!!」
日車「適応したのか!?」
『いや、まだ・・・』
仙台での“万”との戦いの時にはそんなに直ぐには適応していなかった。きっと強さによって攻撃を受けなければならない回数が変わるのだろう。
冥「“無量空処”に対しては5回目で適応を終えたってことだったよね」
秤「五条さんの“無下限呪術”から生まれる技には複数回の法陣の回転が必要になるってことか?」
篤「あり得なくはない。もはやあの2人にはありえないことが普通だからな」
“無量空処”で5回なのであれば、通常の術式はもう少し早く適応されてしまうだろう。
そう思っているとモニターから声がする。
宿「気づいてるか?」
悟「トータル4回だろ。あと3回。
魔虎羅が僕の不可侵に適応するまでの法陣の回転数」
五条の言葉に全員目を見開いた。
悠「あと3回・・・!」
宿「クックック
カウントダウンだな、お前のその薄ら笑いが消えるまでの」
悟「薄ら笑いはお互い様」
イッとわざとらしく笑ってみせる五条。3カウントなんて待たずにぶっ殺してやるよ、とまだ諦めていなかった。
華「あの人恵のこと忘れてませんよね?」
悠「・・・・・多分」
鹿「・・・・いいんだよ忘れて」
『・・・うん』
純粋に楽しんでほしい。
伏黒のことも、自分のことだって考えなくていい。
それが結果的に勝機に繋がるのだ。
その時、宿儺の頭上の法陣が回転する。
悠「2回転目!!」
篤「あと2回で五条の不可侵に適応される!!
焦れよ!!五条!!」
五条は一度に数個の“蒼”の玉を出し、柱の前にいる宿儺の周りを飛ばす。
そして宿儺に向かって行く。宿儺は避けるが、周りの“蒼”は動き続けている。
玉から避けると後ろに五条が回っており、蹴りが入る。
蹴られて吹き飛んだ先には“蒼”の玉が向かってきて宿儺の脇腹をかする。
五条が優勢かと思うが、
ガコン
法陣が回転した。
綺「3回転目!!」
秤「あと1回!!」
悠「・・・適応に必要なのって“時間”?それとも“経験値”?」
適応には攻撃を受けてからの時間が大事なのか、それとも攻撃を受けた回数なのかどちらなのだろうという疑問だった。
五条は順転しか使っていない。
結局適応に必要なものはどちらだか分からず、どちらもあり得るから順転しか使っていないのではという結論に辿り着いた。
『もしくは、それも策略か』
宿儺に、適応されないために順転しか使わないことを刷り込ませて何処かで術式反転、もしくは虚式を当てるつもりなのかもしれない。
その時、
悟「(術式反転 “赫” )」
名前の推測通り、油断させて術式反転を打つ五条。
しかし宿儺もそれを読んでいたようで、領域展延でダメージを軽減していた。
日車「読み負けたか・・・このままでは」
悠「適応される!」
悟は近くの瓦礫を宿儺にぶつける。
手を読まれて焦っていると思い込んでいる宿儺に五条は話す。
悟「・・・さっきの“赫”はさ、まだ炸裂してねぇよ」
ドン!!
するといきなり宿儺の背中に衝撃が走る。
建物の構造を利用し、“赫”の玉を宿儺の後ろに回り込むようにしたようだ。
ザァァアア
バギィ!!
悠「・・・・黒閃」