第44話
夢小説設定
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五条の結界は、バスケットボール程度の大きさにまで縮んでいた。
これで理論上は結界の強度は上がった。
それに日下部は「ありえねー」と呟く。
しかし、結界の外見と中身の大きさが異なるのはいつものことであり、あまり大きくない結界でも中では広大な世界が広がっていることも少なくない。
何がありえないのか日下部に聞く真希。
篤「だとしても限度ってものがあんだよ、筋肉バカ」
真希「担任がボンクラなもんでね」
篤「結界術で重要なのはなにより“具体的なイメージ”だ」
『ボンクラってとこスルーした』
スルーしながら説明を続ける日下部。
人1人収まらない外見の結界に自分も相手も閉じ込めるイメージなんて普通は破綻すると。
脹「・・・・獄門疆」
小さい箱状の呪物に封印されていた経験が生きたようだ。
それにしても、毎回結界の条件を変えているのが意味分からんと話す。
術式にもともと領域が組み込まれている日車や秤と違い、普通は術師が様々な条件などをイメージしブレンドすることでやっと成立させることができる。
その時、五条の結界がブレ始め、崩壊した。
結界から出てきた五条、宿儺、御廚子。
悠「先生!!」
全然が五条が絶体絶命だと思った時、
篤「!?」
華「!?」
鹿「なんだ?」
ガラガラと宿儺の御廚子が崩れ落ちた。
そして宿儺は胸と口から血を流している。
秤「うおおおおっ!!五条さんっ!!」
宿儺が外側から五条の領域を破壊したのと、五条が宿儺に領域を保てなくなるほどのダメージを与えたのが同時だったようだ。
篤「時間!!」
霞「はい!?」
日下部は五条の結界が崩壊するまでの時間を計っていた人はいないのか聞く。
冥「3分9秒、結界を小さくしてからならジャスト3分だね」
日車「領域が崩壊した今、両者術式が使えない状況にある」
五条は焼き切れた術式を反転術式で修復できるため先手を取れるのではないか、宿儺もそれを見ていたため同じことができるのではないかなど意見が飛び交う。
そこからは術式を回復しながらの肉弾戦を繰り広げている2人。
『何か引っかかる・・・』
篤「あ?」
『結界内のことは分からないけど、宿儺が伏魔御廚子の斬撃以外使ってないのが気になってます・・・』
どういうことだと全員首を傾げる。
『宿儺は今の器である恵くんの術式も使えるのに使わないから・・・』
そういえば・・・と頭を悩ませる一同。
その時、モニターに映る五条から鼻血が出た。
『!』
憂「!」
すぐに五条が指で拭ったため、気づいたのは数人だったかもしれない。
しかし気づいた名前と乙骨は違和感を覚えたようで顔を見合わせた。