第43話
夢小説設定
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五条の結界が構築される。
結界内では必中命令が打ち消し合っていた。
しかし、宿儺の領域は結界を閉じない。
五条のそれよりも広い範囲で領域を展開していた。
『あっ!』
篤「マジか!!?」
冥「まさか!」
宿儺が結界を閉じないということはどんなことが起こり得るのかいち早く気づいた名前、日下部、冥冥は声を上げる。
『宿儺の領域の方が大きい・・・』
結界は基本的には外からの攻撃に脆い。
五条の結界は外側から無数の斬撃を受け、崩壊する。
そして五条の首から吹き出る血。
悠「先生!!」
五条は首の傷を反転術式で治していくが、宿儺の領域にいるうちは斬撃が当たり続ける。
脹「宿儺の領域は結界を閉じないから逃げ切るのは簡単だろう」
秤「五条さんのスピードならすぐに抜け出せる」
『いや、瞬間移動は使えないよ、あれ無下限呪術を応用したやつだから』
領域展開後は術式が焼き切れ、使えなくなる。
霞「じゃあ・・・」
篤「超ピンチっちゅーこった」
五条はその場に留まり、斬撃を浴び続ける。
『っ・・・』
反転術式を回し続けているとわかってはいるが、やはり血塗れでボロボロになっている五条を見て胸が苦しくなっていた。
綺「ちょっと目、逸らしてたら?倒れるよ?」
『大丈夫です・・・目を背けたくないんです』
硝「・・・・・」
大切な人が傷つくのを見ていられない気持ちもある。しかしそれよりも、大切な人の大事な戦いだから目に焼き付けたいという思いのほうが強かった。
モニターの中の五条はすぐに領域から抜け出し、斬撃をかわすことに成功していた。
しかし、御廚子が存在しているということは宿儺の領域は破壊されていない。
どうするのかと見ていると
悟「シン・陰流 “簡易領域” 」
ギュァアと簡易領域で宿儺の領域に対抗していた。
悠「五条先生“できない”って言ってたじゃん!」
篤「いや五条は“教えられない”つったんだ」
初めから何でもできる天才タイプは教えるのに向かないと話す日下部。
しかし簡易領域の力では本当の領域に対して時間稼ぎ程度にしかならず、すぐに簡易領域は破壊され斬撃が当たってしまう。
それでも再度簡易領域を展開する五条。
宿「くどいな」
また反転術式で肉体を治癒するための時間稼ぎかと思われたが、次の瞬間には少し離れた所にいた宿儺に血塗れのまま抱きついていた。
そして“術式反転 赫”を宿儺の目の前で繰り出した。
『無下限呪術・・・』
憂「できるの!?」
術式が焼き切れており、まだ回復するまでに時間がかかるというのに、術式を利用した瞬間移動、そして“赫”まで使用する五条を見て目を丸くする乙骨。
モニターからは、“赫”をくらい御廚子に叩きつけられる宿儺と、反転術式で身体を治す五条が見えた。
篤「乙骨!!」
どういうことか説明しろと言うように乙骨を呼ぶ日下部。
乙骨は、機械の異常動作を例に反転術式について説明するが、自分でも納得できない様子で考え込む。
『無茶、してなきゃいいんだけど』
憂「・・・(とんでもない無茶、してるんじゃないか?)」
五条は、宿儺にもっと領域の範囲を広げられるだろうと煽る。
そして宿儺がその通りにしようとした瞬間
悟「無量空処」
五条は再度領域を展開した。
しかし今回はなかなか結界が崩壊しない。
結界の対内条件と対外条件を逆転させたようで、今の結界は外からの攻撃に強くなっている。
篤「なんでホイホイ領域の要件を変更できんだよ・・・」
しかし数分後、再び五条の領域が崩壊した。
悠「なんで!?」
篤「おそらく宿儺も何かしら領域の条件を変更したんだ!」
鹿「おい、アイツが死んだら今度こそ俺が出るからな。
邪魔すんなよ」
『・・・まだだよ』
宿儺の領域の中で斬撃を浴びる五条だったが、傷が浅くあまりダメージが入っていないようだった。
五条は子どもの頃に習った技だと話す。
『日下部先生、知ってます?』
篤「ああ。“落花の情”、御三家秘伝の領域対策だ」
色々な場所から“知らない”、“詳しすぎて引く”と言われる日下部。
落花の情で攻撃を凌ぎつつ、術式を治癒したであろう五条は、3度目の領域展開をする。
今回は、宿儺の領域の効果範囲を包み込むほどの大きさの結界。
結界を広くしたことで精度が落ち、脆くなったのではと言われるが、
桃「待って、結界が・・・・・」
一同「ちっっっっさ」
見たこともないほど小さくなっていた。