第43話
夢小説設定
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全て注ぎ込むと、力が抜け五条に寄りかかるように体重を預けた。
『ふぅ・・・』
悟「憂太」
憂「は、はい!」
悟「名前を頼んだよ」
五条は乙骨を呼び、名前を託した。
乙骨は名前を支える。
『いってらっしゃい』
悟「ああ」
そして五条は1つ深呼吸をするともう一度全員を見据え、振り返って戦場へと向かった。
『はぁー・・・』
憂「名前ちゃん、横になる?」
五条がその場を去った後、大きなため息をつきカクンと膝から崩れ落ちる名前。呪力を渡した後立つこともままならなかったが、五条の為にと必死に堪えて見送ったのだ。
一緒にしゃがみ込む乙骨。真希、パンダ、狗巻は2人を囲むように移動し覗き込んだ。
『大丈夫・・・』
真希「無理すんなよ」
『ふふっ。みんながいるから、ちょっとくらい無理しても大丈夫でしょ』
名前の言葉に微笑む2年生たち。
全員で五条の戦いを見る準備をし始めた。
ーーー
渋谷の高層ビルの上には、五条、伊地知、歌姫、楽巌寺の姿があった。
伊地知が五条の周りに結界を張る。
そして歌姫の術式により、五条の呪力総量、出力が一時的に上昇された。
五条は呪詞、掌印すべてを省略せずに技を放とうとしていた。
悟「“九鋼”
“偏光”
“烏と声明”
“表裏の間”
虚式 “茈” 」
その先には宿儺。
伊地知の張った結界で宿儺は五条の初手を見誤り、不意打ちを食らっていた。
宿儺が立っていたビルごと崩れ落ち、地上に降り立つ。
そして宿儺の眼の前には五条も到着する。
悟「勘違いしてるみたいだから言っとくけど、そっちが挑戦者(チャレンジャー)だから」
宿「クソガキが」
悟「だってそうでしょ。名前はもともと僕のだ、欲しいんだったら僕に勝たなきゃ」
宿「ハッ、名前のことは、な。
だが貴様は俎板の上の魚だ。多少他より活きが良く名前がついていないだけの魚。
まずはその鱗から剥いでやる」
お互いに煽りながら戦闘態勢に入っていく。
まずは近接戦闘。
五条の無下限呪術を領域展延で中和しながら戦っていた。
少しずつ周りの建物も利用しながらダイナミックな戦いが繰り広げられていた。