第42話
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『悟っ、会いたかった・・・』
悟「言ったでしょ、少し会えなくなるだけって」
羂索らが見えなくなると、名前は五条に再度強く抱きついた。五条も今回は強く抱きしめ返す。
悟「何で宿儺たちと一緒に?憂太は?」
名前は乙骨と一緒にいたところに宿儺が現れ、捕まったと話す。
乙骨は応戦するつもりだったようだが、羂索や裏梅も近づいておりそのまま戦っていたら負ける可能性が高いと思って乙骨だけ先に高専に向かわせたと。
悟「また自分を犠牲にしたの?」
『ごめんなさい・・・でも、悟の封印を解くほうが大事だって思ったから。高専には憂太くんが必要だし』
五条はため息をついた後、名前の頭をくしゃくしゃ撫でながら優しく話した。
悟「でもま、1人で頑張ったね」
『うん』
さて、と五条は呪術高専に飛ぼうと言い、術式を利用した瞬間移動を行った。
悟「あれ?」
高専には学生や呪術師は誰もいなかった。
戦いの跡はあるが、きっとそれは九十九が戦った時のものだろう。
悟「みんながいる感じはしないね」
『どこで封印解いたんだろう』
伊「五条、さん?名前さん・・・?」
キョロキョロしながら歩いていると、目の前から伊地知が歩いてくる。
お互いに知り合いがいたことでホッとしたような表情をしていた。
伊地知は泣きながら五条に近づき、嫌な顔をされていた。
『みんなはどこに?』
伊「第四修練場に行っています。そこで五条さんの封印を解くと。
30分ほど前に、封印を解こうとしたら五条さんが獄門疆ごと消えたから一度戻ると連絡を受けました」
五条は、羂索の持っていた方の獄門疆から出てきたと話す。
30分前であればもうすぐ戻ってくるだろう。
悟「何かサプライズとかする?」
『しなくていい。
伊地知さん、私たちが無事なこと連絡入れておいて』
伊地知はすぐに家入に連絡を取っていた。
「名前さんも一緒だから五条さんはブチ切れてはいない」と説明していた時には、自分たちがいない間にどんな話をしていたんだと困惑した。
悟「・・・」
『・・・・・』
伊「・・・・・・・・」
悟「伊地知さぁ、いつまでいるの?」
伊「え、あ、あの?」
3人が沈黙していると、溜め息をついた五条が伊地知に声をかけた。
悟「ったく、気が利かないねー。僕と名前の感動の再会だよ?2人きりにしてくれない?」
『は?そんなの後でいいでしょ、伊地知さんも悟に会いたかったと思うよ』
伊地知は「大丈夫です大丈夫です!」と申し訳無さそうに横にブンブン手を振りながら去っていった。
『後で伊地知さんともお話してあげなよ?』
悟「はいはい。でも、今は少し名前を堪能させて。
あの獄門疆の中は最悪だったんだ」
そう言うと名前を強く抱き締めた。
そしてしばらくしてから少し身体を離し、見つめ合う。
五条の顔が近づいてくると、名前は周りを見た。
誰も近くにはいないが高専の敷地内だ。
もうすぐ虎杖たちが来るとも言われている。
『ここでキスするの?』
悟「うん、今すぐしたい」
『一回だよ?』
悟「長ぁい一回?」
『・・・・・』
悟「ごめんごめん」
おちゃらけた雰囲気から一転、真剣な顔で名前を見る五条。名前も応えるように目を瞑った。
そして唇が重なる。
ズキンッ
『ぁっ、痛っ・・・』
悟「名前!?」
突然名前に頭痛が襲う。
頭を押さえ始めた名前に驚き、心配そうに声を掛ける五条。
『っ・・・・』
ギュッと目を瞑り、痛みに耐えていると頭の中に流れてくる光景。
それは苗字家の巫女と話したときの記憶だった。
五条と再会したら思い出すとはこういうことだったのか。
キスで何かが起こるとは、童話の世界でしか聞いたことがなかった。
『・・・・・・』
静かになる名前を覗き込む五条。
五条と目が合うと、ハッとしたように辺りをキョロキョロしていた。
悟「どうした?大丈夫?」
『うん、大丈夫。悟が封印されてる間に色々あってさ。
後で全部話すよ』
悟「うん、待ってる」
数十分後
悟「来たね」
悠「先生ーーー!!!名前先輩ーーー!!!」
虎杖の大声が響いた。
声のする方へ2人が向かうと、学生、家入、死滅回游の泳者の仲間が揃っていた。
『え、知らない人いる』
悟「何アイツ、名前の視界に入れさせたくないんだけど」
2人の目に入ったのは、知り合いの呪術師ではなく、来栖や鹿紫雲、そして髙羽だった。
髙羽は右側の服が無い、不思議な半裸という状態だったため、五条と名前の目を一段と引いていた。
憂「名前ちゃん!!無事でよかった!ゴメンね、大変な役回りさせちゃって」
乙骨が名前の前まで来て怪我などないか見ながら話す。
憂「先生、おかえりなさい。
すみません、名前ちゃんを守りきれなくて。」
悟「ん?いーよ、話は名前から聞いてる。的確な判断だったと思うよ」
現に僕が連れ戻せたしね、と言う五条に安心したような表情を見せる乙骨。
まずは現状の報告と再会を祝うことにした。