第40話
夢小説設定
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昔々あるところに、女の子がいました。
女の子は、静かな場所で1人平和に暮らしていました。
しかし、そんな女の子のもとに、怖いオオカミがやってきました。
「赤ずきんちゃん?」
『ふふっ、ちょっと違うかな』
女の子は、オオカミに食べられないように小さい小屋に隠れ、とても頑丈な鍵をかけました。
女の子はオオカミには食べられませんでした。
でも
鍵が頑丈すぎて自分でも出ることができず、助けに来た人もみんな諦めてしまいました。
「かわいそう」
そんなとき、その鍵を必死に開けてくれる男の人が現れました。何時間もかけて、手から血が出ようとも。
無事女の子は助かり、ここは危険だからと男の人と一緒に暮らすことになりました。
それから何年もして、2人はお互いに惹かれ合い結婚の約束をしました。
「すてき!」
でも、2人に困難が襲いかかります。
今度は男の人がピンチに陥ります。
女の子は、男の人を助けに行くことにしました。
男の人を助けるにはたくさんの困難が待ち受けています。
「うんうん、それで、どうなったの?」
『どうなったと思う?』
「んーー、わかんない。どうなったのか教えて?」
『ふふ、教えてあげたいけど、このお話の続きはわからないんだ』
「えー、そうなの?」
『うん。だから、怖くなったらこの話の続き、考えてみてくれる?』
「うん!」
女の子の顔が明るくなってきたことに気づいた母は、名前にお礼を述べる。
話している間も、戦闘音は激しくなるばかりだった。
それをあまり聞かせないためにも話に集中できるようにした。
しかし、ずっと話をしているわけにいかない。
乙骨が戦っている間に考えることはまだたくさんある。
『コガネ、仙台結界の泳者を点が高い順に見せて』
ポンッ
コ「任せろっ」
ビビビビと空間にデータを映すコガネ。
石流、烏鷺、乙骨の下は一桁の人たちばかりだった。
ある程度人数を数えた後、コガネにまた話しかける。
『この中でここ3日で点が動いてない人出して』
コ「これだぜ!」
再度ビビビビとデータが映し出される。
点が動いてない人は15人程度だった。
上の3人と名前が点を譲渡したここにいるメンバー以外のほとんどが動いていないとわかった。
『この戦いが終われば、多分大丈夫ですよ。他のみんな消極的だから比較的安全に結界の端に向かえます』
そう話すと全員安心したようで乙骨の勝利を願っていた。
しばらくして辺りが静かになった。
「終わったのか?」
『・・・わかりません。ちょっと待っていてください』
名前は青龍を出して戦っている3人の様子を窺う。
青龍は乙骨らの場所へ向かう。
そしてすぐに名前のもとへ帰ってきた。
『見せて、青龍』
青龍が名前の目に入ると、頭に映像が流れる。
ボロボロの乙骨が烏鷺や石流と座って話している。
乙骨は反転術式が使えるため、きっと服がボロボロなだけかもしれないが。
『憂太くんが勝った』
周りの人たちは「おおぉ」と歓声を上げた。
名前は乙骨のところに行ってくると言ってスタジアムを出ていく。
『憂太くん』
乙骨は石流と話しているところだった。
憂「名前ちゃん、みんなは大丈夫?」
『うん、大丈夫だよ』
石「・・・やっぱり甘えな乙骨。
苗字、俺はお前とも戦ってみたかったぜ」
石流が名前をまっすぐに見ながら話す。
『こんな殺し合いのゲームじゃなければいつでも受けて立ちますよ。
戦うのは死滅回游が終わったらですかね』
石「その言葉忘れんなよ」
そこで、隣に座っていた乙骨が立ち上がり伸びをする。
憂「何はともあれ、点ください」
石流龍、烏鷺享子、名前からの点譲渡により、乙骨憂太所持点194点。
『その点はどうする?遠隔で送るか、持ってるか』
ちなみに仙台結界はほとんど制圧したと話すと、乙骨は念の為自分が点を持っていると答えた。
そしてスタジアムで待っている人たちを再び結界の端に護衛しながら移動することにした。
スタジアムで待っていた一般の人達は乙骨が戻ってくると安心したように息を吐いていた。
憂「もう脅威はなくなったと思います。休憩しながらゆっくり歩きましょう」
『行こう』
名前は女の子の手を取り、乙骨の後を歩き出す。