第36話
夢小説設定
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全員目を見開く。
天元が取り込まれ、羂索の思い通りにされてしまうかもしれないと瞬時に悟った。
それこそ同化も。
しかも天元が言うには、実力の差から、接触しただけで取り込まれるかもしれないと。
天「だから私の本体は今、薨星宮で全てを拒絶している」
憂「その上で護衛を?」
天「ああ。羂索は私に次ぐ結界術の使い手。薨星宮の封印もいつ解かれるかわからない」
名前が護衛でも良かったが、下手をすれば天元と名前どちらも失うことになり、それは避けたいと話していた。
ずっと静かに話を聞いていた九十九が、羂索は千年以上生きている術師で、天元を進化させ呪霊操術で操るタイミングは他にもあったはずなのに、なぜ今なんだ?と聞くと、天元はゆっくり説明し始めた。
“天元”
“星漿体”
“六眼”
この3つは昔から因果で繋がっており、羂索が同化の邪魔をしようとしたがどれも失敗してきている。
しかし、12年前に、天与呪縛により完全に呪力から脱却した禪院甚爾が介入したことで運命が壊れた。
そしてそこには、呪霊操術を持つ夏油傑。
『全部・・・揃っちゃったのが、今・・・?』
天「そうだ。しかも苗字名前、お前も手に入れられれば簡単に事が進むだろう」
恵「じゃあ死滅回游は何のために行われるんですか?」
今、天元に接触しただけで取り込まれる程の実力の差ならばなぜ直ぐに襲って来ないのだろうかと思っていた。
天元は、死滅回游のねらいを“同化前の慣らし”と言った。
今一般人、呪術師と同化をしても不完全なものになる。そのために死滅回游という儀式を通して天元との同化を始めるのではないかと。
しかし、これだけの儀式を行うに当たり、羂索も何かしらの“縛り”を設けていると話す。
羂索も“泳者(プレイヤー)”の1人になることもその縛りの1つだという。
そのため、羂索を殺したとしても死滅回游は終わらない。
泳者が全員死ぬまで終わらないと。
恵「となると・・・」
憂「・・・だね」
悠「?」
死滅回游をすぐに終わらせることは不可能に近い。
だとしたら、死滅回游のルールをうまく使って抜け出す方法を作り出すしかない。
死滅回游は、敵、術師を倒すごとにポイントが加算されるルールであり、100ポイント貯めるとそのポイントと引き換えに管理者(ゲームマスター)に交渉してルールを追加できる。
憂「僕らも死滅回游に参加して、津美紀さんやゲームに消極的な人が回游を抜けるルールを追加するしかない」
恵「五条先生の解放も並行しましょう、あの人がいれば1人で方がつく」
五条の解放には、天元から情報を聞くしかない。
虎杖が天元に声をかけると、先に護衛の2人を選べと言われた。
そこでずずい、と九十九と脹相が前に出た。自分が残ると。
脹相は、羂索が天元を狙って薨星宮に来るのであれば、羂索の命を絶つことで弟の救済になると話し、
九十九はまだ天元と話し足りないと話す。
由「いいかな?乙骨くん」
憂「はい!僕はもう皆と離れたくないので!!」
目をキランと輝かせて話す乙骨に名前は苦笑いする。
『半年くらいいなかったからね』
天「ありがとう」
天元はお礼を述べると空間に穴を空けて手を差し込み、キューブ状の何かを取り出す。
天「これが、五条悟の解放に必要な獄門疆“裏”だ」
獄門疆と繋がっている“裏”を開けることで五条を解放できると話す。
しかし、“裏”も開門の権限は羂索に渡っており、無理矢理抉じ開けるしかないとのことだった。
その方法は、あらゆる術式を強制解除できる“天逆鉾”もしくはあらゆる術式効果を相殺する“黒縄”が必要だ。
しかし2つとも五条が破壊したか海外に封印してしまった。
その事実に、虎杖と伏黒が「何してんだ」と怒声を上げ、後ろで乙骨が苦笑いしていた。
乙骨がアフリカまで行って“黒縄”を探しに行っていたようだが無駄足だったと話す。