第2話 情報収集
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次の日の朝
八神探偵事務所に出勤すると、八神は新谷と電話をしているところだった。
八神と目が合うと、小さく会釈をしソファに鞄を下ろし座って電話が終わるのを待つ。
『(殺人事件か・・・忙しくなりそうだな)』
とコンビニで買ったカフェオレを飲みながら考えていると、電話を終えた八神が声をかけてきた。
「おはよう名前ちゃん。早いね」
『昨日の詳細が気になって。新谷先生は何だって言ってたの?』
新谷が弁護をするのはなんと羽村だった。
殺人と死体遺棄で逮捕されたとのこと。
両目を抉られる事件の3件目の被害者と事件当日接触していた、と。
羽村との接見は済ませ、早速証拠集めに差し掛かるところだった。
『えー、ちょっとその仕事乗れないなぁ』
「しょうがないよ、これも探偵の仕事だ。羽村のカシラには、事件と関係してればそれ相応の対応をするって言ってるから大丈夫でしょ。まぁキレられたけど。」
苦笑いしながら言う八神にため息をつく。
『やっぱ最低・・・』
これから八神は新谷と今後の方針の打ち合わせをするところらしい。
名前はとりあえずお留守番。ネットで情報を集めることになった。
『(そういえば、昨日の男の人、窃盗団って言ってたな。最近話題になってるから何か情報あるかな?)』
カタカタ殺人事件の情報を集める傍ら、窃盗団についても検索していく。
出てくる情報は、窃盗団は義賊、常人離れした動きが格好いい、ファンです、などというもの。
『ふーん・・・結構人気あるんだ・・・』
それ以上の情報は得られず、事件の情報収集に集中することにした。
ーーー
お昼頃、海藤が出勤してきて一緒にパソコンや携帯とにらめっこをしていると、
~♪~♪
名前の携帯が鳴り、誰からの着信か確認すると
『あ、真冬さんからだ』
さおりの幼馴染で検事の藤井真冬からだった。
『もしもし、何かありました?』
藤「ちょっとね、八神くんに言いたいことがあってさ。これから事務所行っても良い?」
『はい、大丈夫ですよ!大歓迎です!あ、でも今外出中で、いつ帰ってくるかわからないので待つことになるかもしれないですけど』
藤「待たせてもらうから構わないわ。じゃあ今から行くわね」
『はーい』
ピッ
海「相変わらず真冬ちゃんに懐いてんな」
『尊敬してるからね!』
海「俺たちは?」
『・・・もちろん尊敬してますよ』
海「何で急に敬語?」