第22話 ガサ入れ
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なんやかんやあったが無事名前と杉浦は恋人となった。
しかし、幸せモードでずっといるわけにもいかず、気持ちを切り替える。
これからの動きを決めることにした一同。
八「まずひとつめ・・・これから杉浦をなんて呼ぶ?」
海「そんなことかよ・・・えっと、“てらさわ”だろ?」
杉「いいよ、“杉浦”で。めんどくさいから」
ということで、今後も杉浦と呼ぶことになった。
今後の動きとして、
松金組の様子を見に行くこと、木戸に裁判で証言してもらうよう交渉すること、大久保の面会に行くこと
の3つに決まった。
終局に向けて最後の調査。
気を引きしめていく一同だった。
ーーー
名前はというと八神探偵事務所に来た“至急お願いします!息子の素行調査を!”という女性からの依頼をこなしていた。
大事な他の依頼を受けていると八神は断ろうとするが、特に用事の無い名前が引き受けた。
女性の息子はいつも“鯉女房”に行く、しかし何も釣ってこないし最近お金使いが荒くなっている、何か危ない人とつるんでいるのではないか。
今日も行くと言っていたから、何をしているか調査をお願いしたい。
というものだった。
『“鯉女房”ね・・・思い当たる節がありすぎるわ。ちょっと行ってくる』
八「わかった、じゃあこっちのことは俺らに任せて」
『はーい』
女性を一旦家に帰し、鯉女房に向かう。
ーーー
鯉女房に着くと、釣り堀には店長しかいなかった。
『やっぱり、下かな』
鯉女房で魚を釣らない、お金の使い方が変わる・・・と聞き、地下にある裏カジノ“ラ・マン”にいるのではと思った名前は、受付カウンターの後ろにある下り階段を下りていく。
ラ・マン内はいつもと変わらない雰囲気が広がっていて
『うー、やっぱりこの雰囲気と色んな人の香水の匂いはきついな』
と早速グロッキーになりながらも目的の人物を探していく。よく綾部が使っているカウンターに座り、周りを見る。
すると、ポーカーをしている台に、依頼人から聞いた見た目の人がいた。
『(ん?あの風貌・・・依頼人の息子さんかな。お母さん困らせちゃダメでしょ・・・)』
スマホをいじるふりをしながら写真を撮る。
その瞬間
バァン!!
「警察だ!全員大人しくしろ!」
『!?』
乗り込んでくるたくさんの警察官。
その中には
『(黒岩・・・?それと、森田検事正・・・)』
黒岩がいて、現場を指揮していたようだった。森田検事正も周りの警官に指示を出している。
黒「これからこのカジノの捜索をする。」
利用していた客、従業員が警察に事情を聞かれていた。
警察の話によれば従業員は身柄を拘束、客も話によっては拘束もあり得るとのこと。
『(最悪のタイミングじゃん・・・)』