第1話 出会い
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海藤のおすすめである限定品のどら焼きを買うと、途中、なぜかその限定品のどら焼きを狙ったチンピラに襲われる。
2人で叩きのめしているとそこへ
『あ・・・羽村、さん・・・』
八神探偵事務所の3人がお世話になっていた松金組、その若頭の羽村京平が舎弟を連れて八神とチンピラの間に入って来たのだ。
羽村に3年前の事件のことや海藤のことなどネチネチと嫌みを言われ、八神はそっけない態度で返し、名前は嫌悪感丸出しの顔で目を背け、羽村が去るのをじっと待つ。
『八神さん・・・私やっぱりあの人嫌い・・・』
八「いろんな事があったしな。ま、気持ちを切り替えて先生の所に行こう」
『うん』
ひと悶着あったが何とか源田法律事務所に到着。
八神は持ってきた菓子折りを元同僚の城崎さおりにわざとらしく「限定品」と強調して話す。
どうしても仕事を回して欲しい様子が伺える。
『星野くん、久しぶりー。元気してる?』
「あ、はい、おかげさまで!」
源田と八神が話している間、名前は星野に挨拶をする。星野の方が年上だがなんとなく名前がため口、星野が敬語、という関係性になっている。
名前がちら、と八神たちの様子を伺うとさおりさんがどら焼きをほぼ全て平らげてしまったらしい。八神の落胆した顔が見えた。
八「とにかく、ヒマしてるとあの日のことを思い出すんです。絵美ちゃんの遺体が目に浮かんで・・・だから何でもいいんで。ずっと忙しくしてたいんです」
『(八神さん・・・)』
名前は八神が弁護士を辞めることになった事件のことを聞いていた。自分を責める八神の様子に名前は目を伏せ、ソファにぽすっと座り込む。
ボーッと天井を見ながら2人の会話に耳を傾けていると、事務所の電話が鳴り、さおりさんが出る。
電話は八神の兄弟子の新谷から、殺人事件の証拠集めの手伝いを求める内容だった。
法律事務所の所員たちも初耳で驚いていたようだが、結局その仕事を受けることになった。