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今宵は何大戦?

「僕とお友達になってくれないの?」


『…は?』

思わず間抜けな声を出してしまう。
彼が力を緩めたので、私は数メートル後ろに跳び距離を置く。
お友達………?


『なに?お友達?別にいいけど…って待って、なんで殺そうとするの?』

剣に手をかけた憂城を手で制し、首をかしげる。

「殺して、お友達になるんだよ。
僕は、死体作りネクロマンチストなんだ」

『あぁ…。噂には聞いていたけれど、本当にいたのね…』

大きく頷く憂城。

「僕はお友達が欲しいんだぁ」

彼は口元をほころばせる。
呆れて苦笑する。

『…奇抜な格好して可愛いこと言うのね。
分かった。私はあなたの友達。騙しはしない』

憂城は赤い瞳を輝かせた。

「ほんとに?ほんとに?」

『うん。じゃ…』

私は小指を出す。
憂城も察して、固く約束した。
死体作りネクロマンチスト
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