今宵は何大戦?
私たちの足音以外、何も聞こえない。
少し離れたオフィスビル。
階段を駆け上がり、デスクがたくさんある階についた。
『さて…。やっと始まったねー』
イスに座り、遊ぶようにクルクルと回る。
「…卯の戦士、異常に殺す、憂城」
その真っ黒で、赤い瞳は私を見つめていた。
私は彼を注意深く観察しながら応える。
『猫の戦士、愛想振りまいて殺す、音恋』
「猫は、干支に入ってない」
『うん。でも何故か今回は出場権与えられたんだよね〜。なんでだr』
______殺気。
キィン!
恋燈奈と憂城の剣が、金属音を放つ。
少し離れたオフィスビル。
階段を駆け上がり、デスクがたくさんある階についた。
『さて…。やっと始まったねー』
イスに座り、遊ぶようにクルクルと回る。
「…卯の戦士、異常に殺す、憂城」
その真っ黒で、赤い瞳は私を見つめていた。
私は彼を注意深く観察しながら応える。
『猫の戦士、愛想振りまいて殺す、音恋』
「猫は、干支に入ってない」
『うん。でも何故か今回は出場権与えられたんだよね〜。なんでだr』
______殺気。
キィン!
恋燈奈と憂城の剣が、金属音を放つ。