ムシトリナデシコ(伊沢拓司・須貝駿貴)
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『今日はオフィスで大事な打ち合わせがあるから出入り厳禁』
そう伊沢さんからメールが来たのは金曜日の朝だった。
ふーん、残念。
仕事して帰ろうと思ってたのに。
続けざまに個人で伊沢さんから連絡が来る。
『今日の大事な打ち合わせ、美緒と須貝さんには同行してもらおうと思ってるんだけど、午後大丈夫?』
大事な打ち合わせに私と須貝さん?
なんと異色なメンツ。
ここは福良さんとか、川上さんとか河村さんとか。
よりによってクイズ経験なしの二人とは。
大丈夫だろうか。
そんなことを考えつつ友達とランチを済ませた後大学から真っ直ぐオフィスへ。
中に入ると靴が二足。
もう須貝さんと伊沢さんは到着していた。
「お疲れ様です。すみません、遅かったですね。」
「お疲れー。いや、俺も今来たところよ。」
須貝さんが「じゃあ撮影部屋いくか。」と立ち上がる。
「え?会議室じゃないんですか?」
「外部のお偉いさんとリモート会議らしいよ。
現代的だよなー。」
なるほど。
荷物を置いて撮影部屋にいく。
丁度いい空調に設定されている撮影部屋では、
すでに伊沢さんがソファに腰かけ誰かと談笑していた。
「お疲れ様です。」
「お、お疲れ!さ、こっちきて。」
伊沢さんに急かされる様にソファに腰かける。
ソファの周りにはたくさんのカメラ。
目の前にはいつも撮影で使うモニター。
「あ、えっと、初めまして。
QizuKnockでライターしてます、綾瀬美緒です。」
画面は9つに区切られていて、
真ん中に私たちが映し出され、それを囲うように今日の打ち合わせの相手が映し出される。
「うちの看板娘です。可愛いでしょう?」
伊沢さんがにこやかに紹介する。
その紹介、いる?
ていうか…大量のカメラと
いつも以上ににこやかな伊沢さんが気持ち悪い。
なんだか、嫌な予感がする。
須貝さんはこちらには来ない。
ドアの間でスマホを弄っている。
「ごめんね美緒。会社のためだから、協力してね。」
「え、なんですか…冗談キツ…、」
伊沢さんがTシャツを脱ぎ捨てて、鍛え上げた腹筋が露になる。
「須貝さん、押えてて。」
「ごめんねー、美緒ちゃん」
「っ…や、やだ!やめてください!」
暴れても須貝さんの大きな手で強く抑えられれば動けない。
痛いくらいだ。
「離して!なんなんですか⁉
打ち合わせはっ…」
「これだよ。」
ボストンバックから、真っ赤な紐と手錠を取り出した伊沢さんは悪びれもなく笑う。
「ここに映ってる方々は、政治家や芸能界の方たちだ。
動画で美緒を気にったらしくてね?
生撮影してくれるなら、会社の資金建替えてくれるって。
イヤー助かった。なんたって貧乏YouTuberだからね。」
「なんですか、それ…」
「だから、美緒、頼んだよ。
俺たちのために。」
服の上からギチギチに紐で縛られる。
まるでAVだ。
「スキニージーンズか。スカート期待してたんだけどな。」
呑気に須貝さんがポツリとつぶやく。
須貝さんもそっち側か。
これは福良さんたちじゃないのがうなずける。
私を取り押さえるのに、彼らでは弱すぎる。
暴れすぎたせいで若干彼らも疲れ切っている。
ぎろりと睨むと
「そんな可愛い顔すんなって。」
そういって困ったように笑う。
身体が締め付けられて身動きがとれない。
「なぁ伊沢、服脱がせなくてよかったのか?」
「わかってないなぁ、須貝さん。
服を着たままがいいんですよ。」
画面に映る知らない顔を睨みつける。
「どこの企業のお偉いさんか知りませんがっ…
こんなのクズのすることですからね⁉
ありえない!」
画面に向かって声を上げるも、
このお偉いさんたちが私に反論してくることはなかった。
「だめだよ美緒。
そんなこと言ったら。」
「え、や…なにそれ。」
やれやれと苦笑いをした伊沢さんの片手には小さな袋。
中には白い粉。
まさか違法なアレだったりする…?
「そんなにおびえないで。
麻薬とかじゃないから。
俺がそんなリスキーなことするわけないでしょ?」
確かにそうだけど、
「…大丈夫、気持ちよくなるお薬だから。」
顎を掴まれて無理やり口の中に落とされる。
粉末状のそれは吐き出すまでもなく溶けて行ってしまった。
「げほっ…、んぐっ…、」
ほんのりと甘い。
「はい、水飲んで。
そしたらこれ咥えててね。」
「むっ、」
口に丸い物体を押し込まれて頭の後ろでベルトが止まる音がする。
「んぅっ…!」
首を振るも口から外れる気配はない。
「おぉ、なんかエロいな。」
目の前で須貝さんと伊沢さんがうなずく。
ふざけないでほしい。
「美緒、本当に可愛いね、」
いつも通りほほ笑んだ伊沢さんが頬に唇を寄せてくる。
軽くリップ音を立てて、少しだけかさついた唇が触れる。
なんで?
酷いのに、やってることは最低なのに、
そうやっていかにも大事にしてますみたいな目でみてくるの。
「さて、じゃあ上半身から、と言いたいけど…
参ったな、服、脱がせられない。」
顎に手を当ててふむと頷く。
「だから言ったじゃん。」
後ろで須貝さんが軽くため息をつく。
「…、あとで俺のパーカー貸すから、
このTシャツは諦めてな。」
そう言うとテーブルに置かれたペン立てから鋏を抜きとる。
「んんっ、んーっ!」
声は出るのに言葉は出ない。
「ほら、おとなしくしてて、傷ついちゃうよ。」
暴れる私の肩を押さえつけて布を切る音が聞こえる。
空気に素肌が触れて少しひやりとする。
「うんうん、美緒はスタイルいいもんな。」
伊沢さんの長い指が腰をなぞる。
くすぐったさに捩るも逃げられない。
もうあきらめるしかないのかもしれない。
早く終わることを願い続けて、おとなしくしていればいいのかもしれない。
「ピンクって、意外と可愛いのつけるんだなー。」
「え、美緒はパステルカラーでしょ、」
「いやいや、このスレンダー体型には強めの色がエロいんだって、
伊沢はわかってねーな。」
頭がぼんやりしてきて動悸もする。
「お、効いてきたんじゃない?
さっきの薬。」
「…、ふぅ、…?」
重たい頭を上げて伊沢さんに目をやると彼の口角がさらに上がった。
「いいねぇ。じゃ、始めよっか。」
撮影用の赤いソファ。
真ん中に私を置いて両隣に伊沢さんと須貝さん。
何やら画面の向こうで話しているがうまく聞き取れない。
「ま、そういうことで、よろしくお願いしますよ。」
伊沢さんは画面に向かってそう言うと私の頬に唇を寄せた。
顔を背けるともう片方に須貝さんの顔。
結局また首をもたげるしかない。
ジョキン、という軽快な音とともに、胸の圧迫感がなくなる。
ブラがセンターから鋏で真っ二つ。
「可愛いね。もう感じちゃった?
まぁ、これ、結構強いらしいからなー…、」
指で胸のふくらみをつつかれる。
肩が跳ね上がって、ふさがれてる口の隙間からは
自分でも聞いたこのない声が漏れる。
恥ずかしくて顔がさらに熱くなっていく。
やだやだと首を振ってもやめてくれる訳がない。
伊沢さんが乳首の周りをくるくると指でなぞり、
須貝さんは舌で先端をつついてくる。
そのたびに今までにないくらいの快感が駆け上がって言って
頭がおかしくなりそうになる。
「んっ…んぅ…、」
「…、美緒、物足りないでしょ?」
「っ…、」
首を振るが伊沢さんはそんなのお構いなし。
急に先端を強く摘ままれると声にならない声が上がり
腰が弓なりに反る。
「あれ、イいっちゃった?」
途端に顔に熱が集まっていくのが分かる。
嫌なのに、快楽に逆らえなかった自分が恥ずかしい。
「泣かないで、美緒ちゃん。」
勝手に出てきた涙を須貝さんで指ですくう。
眉を下げて困った顔をしている。
優しくするならこんなことしないで。
そう思って須貝さんを見つめると静かに首を横振って「ごめんな。」と言った。
画面の人たちが何やらぼそぼそと言っている。
それを聞いた伊沢さんが「せっかちだな」と舌打ちをする。
「ま、美緒も足りなくなってるだろうし…。
次、いこっか。」
またボストンバッグをごそごそと漁るとピンク色の楕円の物体。
「わ、美緒ちゃん脚ほっそいね。」
須貝さんに腰を持ち上げられて膝の上に乗せられる。
大きな手に腿を掴まれ左右に開かれると、どんなに力を入れてもびくともしない。
「むっ…んむぅ…、!」
「ほら、暴れないで。」
「んぅっ、」
伊沢さんがジーンズの上から秘部をグッと押してくる。
嫌でも秘部からジワリと愛液が溢れるのを感じる。
「じゃあ、お待ちかねの”これ”ね。」
息を整える暇もなく、秘部に振動するものが当てがわれる。
「んぅっ、んー!んっ、んんっ、」
口の端を唾液が伝って垂れていく。
薬のせいだ。
気持ちいいはずない。
それなのに身体は言うことを聞かない。
何回も絶頂して、それでも伊沢さんは泊めてくれなくて。
息をするのも絶え絶え。
「え、あれ?美緒、潮吹きしちゃった、」
ジーンズが肌に張り付いて気持ち悪い。
秘部からお尻にかけてジーンズの色が変わり、
下には透明な液体が水たまりを作っていた。
それに気づくと当時にまた腰がびくりと震える。
「うっわ、えっろ。」
やっと止まった振動音。
もう体力もなくてソファにぐたりと倒れる。
体力はもうないのに、身体は何か物足りない。
伊沢さんが私を抱きかかえ、身体はソファに預けて床に膝をつく形になる。
「うん、いい尻。」
須貝さんはそう言うと、ジーンズのクロッチ部分がまた鋏で切られていく。
下着も切られて、濡れて気持ち悪い感覚が少し軽くなる。
パチンと音がすると、頭を締め付けていたベルトが外されて
口内が自由になる。
開けっぱなしだった顎がつかれている。
「へ…、?」
「ねぇ、美緒。この後どうする?」
「え…?」
「ここで終わってもいいよ。
嫌がってたでしょ。」
「そ、れは…、」
「それとも、」
「ひぅっ…!」
突然指が2本、秘部に入れられる。
そのまま良いところを一撫でされるとまた愛液が音を立てて零れる。
「続き、する?」
耳元で伊沢さんが意地悪に囁く。
その声で、私の理性がブチリと引きちぎられた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「んっ…んぅっ、ぷはっ、」
「美緒、ほんとにフェラ初めて?
疑うんだけど。」
「だから言ったろ。」
「んぁっ、あっ、いいっ、そこぉ!」
後ろから須貝さんに揺さぶられ、横に座る伊沢さんのソレに舌を這わせる。
「あー、いいわ美緒ちゃん、めっちゃ気持ちいい。」
奥をぐりぐりと擦られて背中がのけ反る。
また内腿を愛液が伝う。
そこら中に投げ捨てられたコンドーム。
もう何時間たった?
外は薄暗い。
「俺らちょっと休憩。美緒ちゃん、これ入れといてあげるからね。」
「あっんぁっ…、」
奥までバイブを押し込められて、
テープで固定される。
なかでめちゃくちゃに動いてくるバイブにはしたなくも声を上げてよがってしまう。
「いやぁ…しかしプラシーボ効果って凄いな。」
「伊沢あれ、ただの粉砂糖だろ?」
「粉砂糖でもなんでも、効いてると思えばこっちのもん。
危なくもないし、身体にも害ないし、
しばらく使っておくとしよう。」
こんな会話が隣でなされていたとは知らない。
**Fin**
そう伊沢さんからメールが来たのは金曜日の朝だった。
ふーん、残念。
仕事して帰ろうと思ってたのに。
続けざまに個人で伊沢さんから連絡が来る。
『今日の大事な打ち合わせ、美緒と須貝さんには同行してもらおうと思ってるんだけど、午後大丈夫?』
大事な打ち合わせに私と須貝さん?
なんと異色なメンツ。
ここは福良さんとか、川上さんとか河村さんとか。
よりによってクイズ経験なしの二人とは。
大丈夫だろうか。
そんなことを考えつつ友達とランチを済ませた後大学から真っ直ぐオフィスへ。
中に入ると靴が二足。
もう須貝さんと伊沢さんは到着していた。
「お疲れ様です。すみません、遅かったですね。」
「お疲れー。いや、俺も今来たところよ。」
須貝さんが「じゃあ撮影部屋いくか。」と立ち上がる。
「え?会議室じゃないんですか?」
「外部のお偉いさんとリモート会議らしいよ。
現代的だよなー。」
なるほど。
荷物を置いて撮影部屋にいく。
丁度いい空調に設定されている撮影部屋では、
すでに伊沢さんがソファに腰かけ誰かと談笑していた。
「お疲れ様です。」
「お、お疲れ!さ、こっちきて。」
伊沢さんに急かされる様にソファに腰かける。
ソファの周りにはたくさんのカメラ。
目の前にはいつも撮影で使うモニター。
「あ、えっと、初めまして。
QizuKnockでライターしてます、綾瀬美緒です。」
画面は9つに区切られていて、
真ん中に私たちが映し出され、それを囲うように今日の打ち合わせの相手が映し出される。
「うちの看板娘です。可愛いでしょう?」
伊沢さんがにこやかに紹介する。
その紹介、いる?
ていうか…大量のカメラと
いつも以上ににこやかな伊沢さんが気持ち悪い。
なんだか、嫌な予感がする。
須貝さんはこちらには来ない。
ドアの間でスマホを弄っている。
「ごめんね美緒。会社のためだから、協力してね。」
「え、なんですか…冗談キツ…、」
伊沢さんがTシャツを脱ぎ捨てて、鍛え上げた腹筋が露になる。
「須貝さん、押えてて。」
「ごめんねー、美緒ちゃん」
「っ…や、やだ!やめてください!」
暴れても須貝さんの大きな手で強く抑えられれば動けない。
痛いくらいだ。
「離して!なんなんですか⁉
打ち合わせはっ…」
「これだよ。」
ボストンバックから、真っ赤な紐と手錠を取り出した伊沢さんは悪びれもなく笑う。
「ここに映ってる方々は、政治家や芸能界の方たちだ。
動画で美緒を気にったらしくてね?
生撮影してくれるなら、会社の資金建替えてくれるって。
イヤー助かった。なんたって貧乏YouTuberだからね。」
「なんですか、それ…」
「だから、美緒、頼んだよ。
俺たちのために。」
服の上からギチギチに紐で縛られる。
まるでAVだ。
「スキニージーンズか。スカート期待してたんだけどな。」
呑気に須貝さんがポツリとつぶやく。
須貝さんもそっち側か。
これは福良さんたちじゃないのがうなずける。
私を取り押さえるのに、彼らでは弱すぎる。
暴れすぎたせいで若干彼らも疲れ切っている。
ぎろりと睨むと
「そんな可愛い顔すんなって。」
そういって困ったように笑う。
身体が締め付けられて身動きがとれない。
「なぁ伊沢、服脱がせなくてよかったのか?」
「わかってないなぁ、須貝さん。
服を着たままがいいんですよ。」
画面に映る知らない顔を睨みつける。
「どこの企業のお偉いさんか知りませんがっ…
こんなのクズのすることですからね⁉
ありえない!」
画面に向かって声を上げるも、
このお偉いさんたちが私に反論してくることはなかった。
「だめだよ美緒。
そんなこと言ったら。」
「え、や…なにそれ。」
やれやれと苦笑いをした伊沢さんの片手には小さな袋。
中には白い粉。
まさか違法なアレだったりする…?
「そんなにおびえないで。
麻薬とかじゃないから。
俺がそんなリスキーなことするわけないでしょ?」
確かにそうだけど、
「…大丈夫、気持ちよくなるお薬だから。」
顎を掴まれて無理やり口の中に落とされる。
粉末状のそれは吐き出すまでもなく溶けて行ってしまった。
「げほっ…、んぐっ…、」
ほんのりと甘い。
「はい、水飲んで。
そしたらこれ咥えててね。」
「むっ、」
口に丸い物体を押し込まれて頭の後ろでベルトが止まる音がする。
「んぅっ…!」
首を振るも口から外れる気配はない。
「おぉ、なんかエロいな。」
目の前で須貝さんと伊沢さんがうなずく。
ふざけないでほしい。
「美緒、本当に可愛いね、」
いつも通りほほ笑んだ伊沢さんが頬に唇を寄せてくる。
軽くリップ音を立てて、少しだけかさついた唇が触れる。
なんで?
酷いのに、やってることは最低なのに、
そうやっていかにも大事にしてますみたいな目でみてくるの。
「さて、じゃあ上半身から、と言いたいけど…
参ったな、服、脱がせられない。」
顎に手を当ててふむと頷く。
「だから言ったじゃん。」
後ろで須貝さんが軽くため息をつく。
「…、あとで俺のパーカー貸すから、
このTシャツは諦めてな。」
そう言うとテーブルに置かれたペン立てから鋏を抜きとる。
「んんっ、んーっ!」
声は出るのに言葉は出ない。
「ほら、おとなしくしてて、傷ついちゃうよ。」
暴れる私の肩を押さえつけて布を切る音が聞こえる。
空気に素肌が触れて少しひやりとする。
「うんうん、美緒はスタイルいいもんな。」
伊沢さんの長い指が腰をなぞる。
くすぐったさに捩るも逃げられない。
もうあきらめるしかないのかもしれない。
早く終わることを願い続けて、おとなしくしていればいいのかもしれない。
「ピンクって、意外と可愛いのつけるんだなー。」
「え、美緒はパステルカラーでしょ、」
「いやいや、このスレンダー体型には強めの色がエロいんだって、
伊沢はわかってねーな。」
頭がぼんやりしてきて動悸もする。
「お、効いてきたんじゃない?
さっきの薬。」
「…、ふぅ、…?」
重たい頭を上げて伊沢さんに目をやると彼の口角がさらに上がった。
「いいねぇ。じゃ、始めよっか。」
撮影用の赤いソファ。
真ん中に私を置いて両隣に伊沢さんと須貝さん。
何やら画面の向こうで話しているがうまく聞き取れない。
「ま、そういうことで、よろしくお願いしますよ。」
伊沢さんは画面に向かってそう言うと私の頬に唇を寄せた。
顔を背けるともう片方に須貝さんの顔。
結局また首をもたげるしかない。
ジョキン、という軽快な音とともに、胸の圧迫感がなくなる。
ブラがセンターから鋏で真っ二つ。
「可愛いね。もう感じちゃった?
まぁ、これ、結構強いらしいからなー…、」
指で胸のふくらみをつつかれる。
肩が跳ね上がって、ふさがれてる口の隙間からは
自分でも聞いたこのない声が漏れる。
恥ずかしくて顔がさらに熱くなっていく。
やだやだと首を振ってもやめてくれる訳がない。
伊沢さんが乳首の周りをくるくると指でなぞり、
須貝さんは舌で先端をつついてくる。
そのたびに今までにないくらいの快感が駆け上がって言って
頭がおかしくなりそうになる。
「んっ…んぅ…、」
「…、美緒、物足りないでしょ?」
「っ…、」
首を振るが伊沢さんはそんなのお構いなし。
急に先端を強く摘ままれると声にならない声が上がり
腰が弓なりに反る。
「あれ、イいっちゃった?」
途端に顔に熱が集まっていくのが分かる。
嫌なのに、快楽に逆らえなかった自分が恥ずかしい。
「泣かないで、美緒ちゃん。」
勝手に出てきた涙を須貝さんで指ですくう。
眉を下げて困った顔をしている。
優しくするならこんなことしないで。
そう思って須貝さんを見つめると静かに首を横振って「ごめんな。」と言った。
画面の人たちが何やらぼそぼそと言っている。
それを聞いた伊沢さんが「せっかちだな」と舌打ちをする。
「ま、美緒も足りなくなってるだろうし…。
次、いこっか。」
またボストンバッグをごそごそと漁るとピンク色の楕円の物体。
「わ、美緒ちゃん脚ほっそいね。」
須貝さんに腰を持ち上げられて膝の上に乗せられる。
大きな手に腿を掴まれ左右に開かれると、どんなに力を入れてもびくともしない。
「むっ…んむぅ…、!」
「ほら、暴れないで。」
「んぅっ、」
伊沢さんがジーンズの上から秘部をグッと押してくる。
嫌でも秘部からジワリと愛液が溢れるのを感じる。
「じゃあ、お待ちかねの”これ”ね。」
息を整える暇もなく、秘部に振動するものが当てがわれる。
「んぅっ、んー!んっ、んんっ、」
口の端を唾液が伝って垂れていく。
薬のせいだ。
気持ちいいはずない。
それなのに身体は言うことを聞かない。
何回も絶頂して、それでも伊沢さんは泊めてくれなくて。
息をするのも絶え絶え。
「え、あれ?美緒、潮吹きしちゃった、」
ジーンズが肌に張り付いて気持ち悪い。
秘部からお尻にかけてジーンズの色が変わり、
下には透明な液体が水たまりを作っていた。
それに気づくと当時にまた腰がびくりと震える。
「うっわ、えっろ。」
やっと止まった振動音。
もう体力もなくてソファにぐたりと倒れる。
体力はもうないのに、身体は何か物足りない。
伊沢さんが私を抱きかかえ、身体はソファに預けて床に膝をつく形になる。
「うん、いい尻。」
須貝さんはそう言うと、ジーンズのクロッチ部分がまた鋏で切られていく。
下着も切られて、濡れて気持ち悪い感覚が少し軽くなる。
パチンと音がすると、頭を締め付けていたベルトが外されて
口内が自由になる。
開けっぱなしだった顎がつかれている。
「へ…、?」
「ねぇ、美緒。この後どうする?」
「え…?」
「ここで終わってもいいよ。
嫌がってたでしょ。」
「そ、れは…、」
「それとも、」
「ひぅっ…!」
突然指が2本、秘部に入れられる。
そのまま良いところを一撫でされるとまた愛液が音を立てて零れる。
「続き、する?」
耳元で伊沢さんが意地悪に囁く。
その声で、私の理性がブチリと引きちぎられた。
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「んっ…んぅっ、ぷはっ、」
「美緒、ほんとにフェラ初めて?
疑うんだけど。」
「だから言ったろ。」
「んぁっ、あっ、いいっ、そこぉ!」
後ろから須貝さんに揺さぶられ、横に座る伊沢さんのソレに舌を這わせる。
「あー、いいわ美緒ちゃん、めっちゃ気持ちいい。」
奥をぐりぐりと擦られて背中がのけ反る。
また内腿を愛液が伝う。
そこら中に投げ捨てられたコンドーム。
もう何時間たった?
外は薄暗い。
「俺らちょっと休憩。美緒ちゃん、これ入れといてあげるからね。」
「あっんぁっ…、」
奥までバイブを押し込められて、
テープで固定される。
なかでめちゃくちゃに動いてくるバイブにはしたなくも声を上げてよがってしまう。
「いやぁ…しかしプラシーボ効果って凄いな。」
「伊沢あれ、ただの粉砂糖だろ?」
「粉砂糖でもなんでも、効いてると思えばこっちのもん。
危なくもないし、身体にも害ないし、
しばらく使っておくとしよう。」
こんな会話が隣でなされていたとは知らない。
**Fin**
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