①幼少期~雄英受験
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私が『私』であるということに気付いたのは4歳の頃で、きっかけは個性が発現した時だった。
ーあなたに、貴様に、司令官に、提督にー
ー私達の魂を、少し分けてあげるー
声が響く。この声は…ああ、懐かしい。
そう、私は…提督だった。
「わた…しは」
「澪!?大丈夫…ってまぁ!」
母親の声が聞こえる。
喜びの声。でもなんだろう…少し気持ち悪くて視界がぐらつき、足元から崩れそうなのを踏ん張って耐える。
どうして。どうしてと私は自分に問うた。
どうして今まで本物に見えてたものが、途端に偽物に見えてしまっている?
「はつ…はる…」
…ああ、そうか。
ここは元いた場所じゃないからだ。
そして私はその本物と信じてやまない場所で
涙が止まらない。
発動したこの個性もまるで無力だった私を責めているようではないか。
よりによってどうして、どうして
「ごめん…ね」
私はこの個性に素直に喜ぶことはできなかった。
様々な艦種の装備、能力を搭載。
また、本人が意識をすれば艦種の中から型を選ぶことが可能な様子。
(例:
初めて発現させた個性は不可思議なユニットが頭上に一つ浮いているが、その他の装備を見る限り駆逐艦のようだが艦名までは不明。
重たそうな
1/5ページ