末っ子ちゃん
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俺は湘北高校バスケ部キャプテン宮城リョータ。
新学期がスタートして2週間ほど。
昨年のインターハイや冬の選抜での活躍のおかげで今年はたくさんの新入生が我がバスケ部に入部してきた。強豪中学校からもちらほら。
これでやっとウチも名門校っぽくなってきたなぁ。
『よぉし!5分間の休憩後、2年と3年は第一コートで試合形式の練習!1年はアヤちゃんの指示の元基礎練をするように!!』
部員一同「「「うっす!!!」」」
桜木「基礎は大事だぞ1年!この天才桜木のようになりたければ基礎練を怠るなよ!!ガーッハッハ!」
一年部員「は、はい!桜木先輩…!」
花道も新入生が入って来て自分にも後輩が出来て嬉しそうだ。
そして昨年あれだけの活躍をし、このごろはそれに見合う実力も着いてきた花道を1年生たちは憧れの眼差しで見つめている。
流川「先輩風吹かしやがって。どあほう…。」
桜木「んだと流川ーーー!!!!」
そしてこの2人は相変わらずだ。
『コラやめねーか!試合始めるぞ!!』
俺は2人にゲンコツをお見舞いする。
旦那が引退し、その後三井さんも引退したのでそれからはこれは俺の役目だ…。
やれやれ…。
俺が引退してこいつら大丈夫なんだろうか…?
そして新学期になって他にももう一つ変わったことがある。
湘北高校美人マネージャー三姉妹が結成されたのだ。
長女はもちろん…、
アヤコ「ほら!みんなもっと腰を低くして重心下げて!!あと30秒よー!」
明るくしっかり者の姉御肌、アヤちゃん。
次女は…、
晴子「皆さーん、ドリンク作って来たので水分補給しっかりしてくださいねー!」
たまに抜けている所はあるものの、よく気が利く癒し系の晴子ちゃん。
そして末っ子の三女は…、
リリコ「うわぁぁぁん!!アヤコさぁーん!!!」
泣きそうな顔をしながらアヤちゃんの元へ駆けて行くこいつが通称湘北美人三姉妹の末っ子である##NAME1##リリコ。
この4月に入って来たばかりの1年生。
アヤコ「どーしたの、リリコ!」
彼女の泣きそうな顔を見て心配そうに尋ねるアヤちゃん。
リリコ「昨日安西先生の奥さんに差し入れでもらったプリンが無いんです!今日食べようと思って冷蔵庫に大事に入れておいたのに!!」
アヤコ「あんたねぇ…。プリンごときで…。」
アヤちゃんも周りも流石に呆れ顔だ。
リリコ「プリンごときって…!あれは駅前の有名ケーキ屋さんが一日50個限定で売ってるやつなんですよ!!花道先輩私のプリン食べたでしょ!!」
桜木「はぁ!?俺じゃねえよ!!」
真っ先に花道を疑うリリコとそれに怒る花道。
『おい、とりあえずその話は後にしろ!そろそろ試合始めるんだから!』
このままでは試合が始められなさそうなので俺は止めに入ったがその横で…、
流川「俺が…食べた。」
リリコ&桜木「「は!?」」
流川「すまん…。」
花道「人のプリン食うなんてなんていやしいキツネなんだ!退部だ!退部にしようぜリョーちん!」
リリコ「見損ないましたよ、流川先輩!!」
これでもかと言うくらい騒ぎ出す2人。
晴子「もう!2人とも落ち着いて!流川くんだってきっとわざとじゃないんだから…。」
晴子ちゃんが間に入るが…、
流川「まぁわざとだけど…。腹減ってたから…。」
黙っていれば良いものの…。
こいつもいちいち一言多いんだよな…。
桜木「聞きましたかハルコさん!?やっぱりこのキツネはそう言う奴なんですよ!」
リリコ「ほんっと!!流川先輩ありえないわ!!!」
『ほら、やめろ2人ともっ!!!練習始められねぇだろーが!』
ゴツン
俺はリリコと花道を軽くゲンコツをお見舞いした。
桜木「くそぅ…!覚えてろよキツネ。」
流川「ふんっ。」
こうして2人は険悪な雰囲気を漂わせながらコートに入って行く。
そしてリリコはシュンとして落ち込んでいた。
やれやれ…。
『リリコ、今日練習終わった後代わりにアイス奢ってやっから。』
少しかわいそうになって俺はリリコに声をかけると…。
リリコ「えっ、アイス!?」
リリコは先ほどまで落ち込んでいたくせにすぐに顔がパーっと明るくなった。
単純な奴め。
『あぁ。だから今日もサポート頼むぜ。』
リリコ「はいっ!キャプテン!」
すっかり機嫌が戻ったリリコはいつものようにマネージャー業をこなすため元気に体育館を駆け回っていた。
本当に世話の焼ける末っ子だ…。
俺にもリリコと同じ歳の妹がいるせいなのかなかなか彼女の事はほかっておけないのだ…。
新学期がスタートして2週間ほど。
昨年のインターハイや冬の選抜での活躍のおかげで今年はたくさんの新入生が我がバスケ部に入部してきた。強豪中学校からもちらほら。
これでやっとウチも名門校っぽくなってきたなぁ。
『よぉし!5分間の休憩後、2年と3年は第一コートで試合形式の練習!1年はアヤちゃんの指示の元基礎練をするように!!』
部員一同「「「うっす!!!」」」
桜木「基礎は大事だぞ1年!この天才桜木のようになりたければ基礎練を怠るなよ!!ガーッハッハ!」
一年部員「は、はい!桜木先輩…!」
花道も新入生が入って来て自分にも後輩が出来て嬉しそうだ。
そして昨年あれだけの活躍をし、このごろはそれに見合う実力も着いてきた花道を1年生たちは憧れの眼差しで見つめている。
流川「先輩風吹かしやがって。どあほう…。」
桜木「んだと流川ーーー!!!!」
そしてこの2人は相変わらずだ。
『コラやめねーか!試合始めるぞ!!』
俺は2人にゲンコツをお見舞いする。
旦那が引退し、その後三井さんも引退したのでそれからはこれは俺の役目だ…。
やれやれ…。
俺が引退してこいつら大丈夫なんだろうか…?
そして新学期になって他にももう一つ変わったことがある。
湘北高校美人マネージャー三姉妹が結成されたのだ。
長女はもちろん…、
アヤコ「ほら!みんなもっと腰を低くして重心下げて!!あと30秒よー!」
明るくしっかり者の姉御肌、アヤちゃん。
次女は…、
晴子「皆さーん、ドリンク作って来たので水分補給しっかりしてくださいねー!」
たまに抜けている所はあるものの、よく気が利く癒し系の晴子ちゃん。
そして末っ子の三女は…、
リリコ「うわぁぁぁん!!アヤコさぁーん!!!」
泣きそうな顔をしながらアヤちゃんの元へ駆けて行くこいつが通称湘北美人三姉妹の末っ子である##NAME1##リリコ。
この4月に入って来たばかりの1年生。
アヤコ「どーしたの、リリコ!」
彼女の泣きそうな顔を見て心配そうに尋ねるアヤちゃん。
リリコ「昨日安西先生の奥さんに差し入れでもらったプリンが無いんです!今日食べようと思って冷蔵庫に大事に入れておいたのに!!」
アヤコ「あんたねぇ…。プリンごときで…。」
アヤちゃんも周りも流石に呆れ顔だ。
リリコ「プリンごときって…!あれは駅前の有名ケーキ屋さんが一日50個限定で売ってるやつなんですよ!!花道先輩私のプリン食べたでしょ!!」
桜木「はぁ!?俺じゃねえよ!!」
真っ先に花道を疑うリリコとそれに怒る花道。
『おい、とりあえずその話は後にしろ!そろそろ試合始めるんだから!』
このままでは試合が始められなさそうなので俺は止めに入ったがその横で…、
流川「俺が…食べた。」
リリコ&桜木「「は!?」」
流川「すまん…。」
花道「人のプリン食うなんてなんていやしいキツネなんだ!退部だ!退部にしようぜリョーちん!」
リリコ「見損ないましたよ、流川先輩!!」
これでもかと言うくらい騒ぎ出す2人。
晴子「もう!2人とも落ち着いて!流川くんだってきっとわざとじゃないんだから…。」
晴子ちゃんが間に入るが…、
流川「まぁわざとだけど…。腹減ってたから…。」
黙っていれば良いものの…。
こいつもいちいち一言多いんだよな…。
桜木「聞きましたかハルコさん!?やっぱりこのキツネはそう言う奴なんですよ!」
リリコ「ほんっと!!流川先輩ありえないわ!!!」
『ほら、やめろ2人ともっ!!!練習始められねぇだろーが!』
ゴツン
俺はリリコと花道を軽くゲンコツをお見舞いした。
桜木「くそぅ…!覚えてろよキツネ。」
流川「ふんっ。」
こうして2人は険悪な雰囲気を漂わせながらコートに入って行く。
そしてリリコはシュンとして落ち込んでいた。
やれやれ…。
『リリコ、今日練習終わった後代わりにアイス奢ってやっから。』
少しかわいそうになって俺はリリコに声をかけると…。
リリコ「えっ、アイス!?」
リリコは先ほどまで落ち込んでいたくせにすぐに顔がパーっと明るくなった。
単純な奴め。
『あぁ。だから今日もサポート頼むぜ。』
リリコ「はいっ!キャプテン!」
すっかり機嫌が戻ったリリコはいつものようにマネージャー業をこなすため元気に体育館を駆け回っていた。
本当に世話の焼ける末っ子だ…。
俺にもリリコと同じ歳の妹がいるせいなのかなかなか彼女の事はほかっておけないのだ…。
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