生意気な奴
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リリコ「何でいきなり下の名前…?えっ?てかそれは後輩としてってことはですよね…?」
『いや?愛してるってことぴょん。』
「えっ?えっ?えっ?だって恋愛対象にはならないって…。」
いきなりの事で理解できない様子の山城は相当テンパっていた。
『だから嘘ついてすまんぴょん。みんなの前で恥ずかしくてついあんな事言ってしまっただけぴょん。許して欲しいぴょん。』
するといきなり山城は俺の胸にガバッと飛び込んできて俺の胸に顔を埋める…、
リリコ「許す…ぴょん。」
その声はかすかに震えていて、
『もしかして泣いてるのかぴょん?』
彼女の背中に手を周しぎゅっと抱きしめた。
リリコ「そりゃ泣きますよ…。告白する前に振られたと思ったんだもん…。」
『だから謝ってるぴょん。山城、あんなこと言ったからには一緒俺のこと頼むぴょん?』
俺は彼女を抱きしめる力をぎゅっと強めた。
リリコ「あー!山城に戻ってる…!」
リリコは俺の胸の中で顔をあげる不機嫌そうにそう指摘した。
『わがままな奴ぴょん…。
この先も一生お前のわがまま許せるのは俺しかいないぴょん…。』
リリコ「深津先輩が許してくれればあとの人はなんだっていーのっ。」
彼女は今度はへへっと俺の腕の中で笑う。
そして俺はもう一度彼女を抱きしめる力を強めた…。
『リリコ…、愛してるぴょん…。俺と付き合うぴょん…。』
リリコ「はい…。」
そして俺は30センチ近く小さい彼女をヒョイったら抱き上げキスをした。
【おしまい】
おまけ→
2人でみんながいる体育館に戻ると…、
沢北「山城さん、一体どういうことなんだよ!!」
野辺「彼氏は!?」
松本「いないってことなんだよな!?」
いきなり部員たちに囲まれ問い詰められるリリコ。
『リリコは彼氏いるぴょん。』
リリコ「いるぴょん。」
リリコもふざけて俺の真似をして部員たちにそう告げる。
沢北「えっ、でもあれはお兄さんなんでしょ?」
『そうだぴょん。彼氏は俺ぴょん。』
リリコ「そう、深津先輩ぴょん。」
またまたぶさけているリリコ。
一同「「「「はぁ!?!?!?」」」」
こうして部員たちは再び錯乱状態。
この一件のせいでこの後数日間は練習にならないくらいみんなめちゃくちゃで堂本監督は頭を抱えていたとか…。
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