禁断の恋?
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桜木「この天才率いる湘北が負けるなんてー!!!!何かの間違いだ!もう1試合だ!」
福田「ふんっ。」
桜木「あー!フクスケ!テメー今、鼻で笑いやがったな!!」
『おい、よせ花道!!この借りは必ず選抜予選で返しゃいいんだからよぉ!』
また喧嘩が起きてはいけないと花道を必死で止める。
桜木「でもよ、リョーちん!!」
流川「ガタガタ騒ぐんじゃねえ。キャプテンの言う通り公式試合で勝ちゃいいんだ…!」
そう言った流川の目は燃えていた。
先週はなんとか勝てたものの、奴にとってはやはり仙道は越えなければならない壁であると言うことを再認識したようだ。
安西「田岡くん、おかげで今日も良い練習をさせてもらえたよ。ありがとう。」
田岡「こちらこそありがとうございました!選抜予選もどうかお手柔らかに。」
安西「ほーっほっほ。では帰るとしましょうか、キャプテン。」
『はい、安西先生!よし、みんな帰り支度だ!!』
湘北一同「「「「うっす!!!」」」」
こうして俺たちは着替えや荷物をまとめ帰り支度終え体育館を出ようとすると…、
仙道「今日もありがとうな、選抜の決勝戦で会おうな。」
リリコ「ありがとうございました!」
と、仙道と山城さんが揃って見送りに来てくれた。
『こちらこそありがとな。今日の借りは必ず返させてもらうから俺たちと当たるまで絶対負けんなよ!!』
仙道「あぁ、分かったよ」
こうして俺と仙道はグータッチをした。
『じゃあな、お疲れ!』
湘北一同「「「「お疲れっす!!!」」」」
俺たちが挨拶をして体育館を出ようとすると、
リリコ「あっ、あの!宮城さん!」
と、俺は何故か山城さんに引き留められた。
『ん?どうしたの山城さん?』
リリコ「あっ…あの…。」
何かを言おうとしているのだがモジモジしてなかなか話し出さない山城さん。
桜木「ははーん。さては愛の告白だな?リョーちんへの。」
『えっ…?』
仙道「えっ!!!!ちょっと、そうなの!?リリコちゃん!?」
いつも冷静で余裕そうな仙道まで取り乱している。
桜木「ほれほれ、早く愛の告白をせんかマネージャー。」
リリコ「ちっ、ちがいますよ!!!」
そして山城さんは顔を真っ赤にして否定する。
バシンッ!!!
と、今日もアヤちゃんのハリセンの音が響き渡る。
アヤコ「茶化すんじゃない、桜木花道!」
桜木「ハイ、スミマセン…。」
こうして大人しくなった花道。
さすがはアヤちゃん……。
アヤコ「で、どうしたのリリコちゃん?」
リリコ「あっ…。すみません。やっぱり何でもないです…。」
アヤコ「えっ?何か言いたかったんじゃないの?」
リリコ「全然大したことじゃないんで大丈夫です。なんかここまで引っ張っといてごめんなさい…。」
アヤコ「あら、そう……。」
もういいと言われたらそれまでで…。
大したことじゃないって言われてもすげー気になるんですけど…。
と、モヤモヤを抱えながら帰路についた。
そして俺たちは湘北に戻り、
『よーし、今日は軽めに1時間だけ練習すんぞー。』
湘北一度「「「「うっす!!!」」」」
準備をしようと部室でカバンを開けて俺は気付いた。
ない……。
試合の時はいつも必ず身につけているソーちゃんのリストバンドが……。
カバンの隅々まで探すがない…。
陵南に忘れてきてしまったようだ。
『三井さんっ!!』
俺は隣で着替えている三井さんに声を掛ける。
三井「ん?どうしたんだよ?そんな血相変えて。」
『今日の練習お願いしてもいいっすか?俺、陵南に忘れ物したんで戻ります。』
三井「しょうがねえなぁ…。」
しょうがないと言いつつ三井さんは自分が練習をし切れるのが嬉しいのか少しニヤついていた。
『じゃ、お願いします!!』
こうして俺は走って湘北を出て再び陵南に向かった。
ガシャンッ!!
どうかまだ練習をやっていてくれ、と願いながら陵南の体育館の扉を開けると…、
練習を終えモップをかけている陵南の部員たちの姿が。
リリコ「ん?宮城さん?」
俺に気付いてこちらに駆けてきてくれる山城さん。
『あっ、ごめんね。あのさ、忘れ物しちゃったんだけど…、赤いリストバンド見てないかな?』
リリコ「んー、赤いリストバンドか…。見てないなぁ。他の人にも聞いてみますね!」
こうして山城さんは色んな人に俺の忘れ物のことを尋ねてくれて…、
越野「赤いリストバンド…?あっ!もしかしてそこのベンチの上にあったやつか?」
『あぁ多分…。』
越野「宮城のだったのか…。すまん!ボロボロだったしゴミかと思って捨てちまった…。」
『えっ…!?』
驚きとゴミと言われたことで怒りが込み上げそうになってきた時に、
リリコ「越野先輩!そんな言い方はないですよぉ!!」
と、山城さんが俺の代わりに怒ってくれた。
彼女の顔は俺より怒ってるんじゃないかってくらいムスっとしていて俺の怒りは逆に引っ込んでしまった。
越野「あっ…。すまん、宮城…。でも体育館のゴミ箱に捨てただけだからまだあると思う。」
リリコ「分かりました。行きましょ、宮城さん!こっちです!」
山城さんは俺の手をぱっと掴んでそれに引かれ俺は付いて行く。
さっきまでソーちゃんの形見のリストバンドを無くしたらどうしようと不安だったが彼女の手の暖かさが俺を安心させてくれた。
福田「ふんっ。」
桜木「あー!フクスケ!テメー今、鼻で笑いやがったな!!」
『おい、よせ花道!!この借りは必ず選抜予選で返しゃいいんだからよぉ!』
また喧嘩が起きてはいけないと花道を必死で止める。
桜木「でもよ、リョーちん!!」
流川「ガタガタ騒ぐんじゃねえ。キャプテンの言う通り公式試合で勝ちゃいいんだ…!」
そう言った流川の目は燃えていた。
先週はなんとか勝てたものの、奴にとってはやはり仙道は越えなければならない壁であると言うことを再認識したようだ。
安西「田岡くん、おかげで今日も良い練習をさせてもらえたよ。ありがとう。」
田岡「こちらこそありがとうございました!選抜予選もどうかお手柔らかに。」
安西「ほーっほっほ。では帰るとしましょうか、キャプテン。」
『はい、安西先生!よし、みんな帰り支度だ!!』
湘北一同「「「「うっす!!!」」」」
こうして俺たちは着替えや荷物をまとめ帰り支度終え体育館を出ようとすると…、
仙道「今日もありがとうな、選抜の決勝戦で会おうな。」
リリコ「ありがとうございました!」
と、仙道と山城さんが揃って見送りに来てくれた。
『こちらこそありがとな。今日の借りは必ず返させてもらうから俺たちと当たるまで絶対負けんなよ!!』
仙道「あぁ、分かったよ」
こうして俺と仙道はグータッチをした。
『じゃあな、お疲れ!』
湘北一同「「「「お疲れっす!!!」」」」
俺たちが挨拶をして体育館を出ようとすると、
リリコ「あっ、あの!宮城さん!」
と、俺は何故か山城さんに引き留められた。
『ん?どうしたの山城さん?』
リリコ「あっ…あの…。」
何かを言おうとしているのだがモジモジしてなかなか話し出さない山城さん。
桜木「ははーん。さては愛の告白だな?リョーちんへの。」
『えっ…?』
仙道「えっ!!!!ちょっと、そうなの!?リリコちゃん!?」
いつも冷静で余裕そうな仙道まで取り乱している。
桜木「ほれほれ、早く愛の告白をせんかマネージャー。」
リリコ「ちっ、ちがいますよ!!!」
そして山城さんは顔を真っ赤にして否定する。
バシンッ!!!
と、今日もアヤちゃんのハリセンの音が響き渡る。
アヤコ「茶化すんじゃない、桜木花道!」
桜木「ハイ、スミマセン…。」
こうして大人しくなった花道。
さすがはアヤちゃん……。
アヤコ「で、どうしたのリリコちゃん?」
リリコ「あっ…。すみません。やっぱり何でもないです…。」
アヤコ「えっ?何か言いたかったんじゃないの?」
リリコ「全然大したことじゃないんで大丈夫です。なんかここまで引っ張っといてごめんなさい…。」
アヤコ「あら、そう……。」
もういいと言われたらそれまでで…。
大したことじゃないって言われてもすげー気になるんですけど…。
と、モヤモヤを抱えながら帰路についた。
そして俺たちは湘北に戻り、
『よーし、今日は軽めに1時間だけ練習すんぞー。』
湘北一度「「「「うっす!!!」」」」
準備をしようと部室でカバンを開けて俺は気付いた。
ない……。
試合の時はいつも必ず身につけているソーちゃんのリストバンドが……。
カバンの隅々まで探すがない…。
陵南に忘れてきてしまったようだ。
『三井さんっ!!』
俺は隣で着替えている三井さんに声を掛ける。
三井「ん?どうしたんだよ?そんな血相変えて。」
『今日の練習お願いしてもいいっすか?俺、陵南に忘れ物したんで戻ります。』
三井「しょうがねえなぁ…。」
しょうがないと言いつつ三井さんは自分が練習をし切れるのが嬉しいのか少しニヤついていた。
『じゃ、お願いします!!』
こうして俺は走って湘北を出て再び陵南に向かった。
ガシャンッ!!
どうかまだ練習をやっていてくれ、と願いながら陵南の体育館の扉を開けると…、
練習を終えモップをかけている陵南の部員たちの姿が。
リリコ「ん?宮城さん?」
俺に気付いてこちらに駆けてきてくれる山城さん。
『あっ、ごめんね。あのさ、忘れ物しちゃったんだけど…、赤いリストバンド見てないかな?』
リリコ「んー、赤いリストバンドか…。見てないなぁ。他の人にも聞いてみますね!」
こうして山城さんは色んな人に俺の忘れ物のことを尋ねてくれて…、
越野「赤いリストバンド…?あっ!もしかしてそこのベンチの上にあったやつか?」
『あぁ多分…。』
越野「宮城のだったのか…。すまん!ボロボロだったしゴミかと思って捨てちまった…。」
『えっ…!?』
驚きとゴミと言われたことで怒りが込み上げそうになってきた時に、
リリコ「越野先輩!そんな言い方はないですよぉ!!」
と、山城さんが俺の代わりに怒ってくれた。
彼女の顔は俺より怒ってるんじゃないかってくらいムスっとしていて俺の怒りは逆に引っ込んでしまった。
越野「あっ…。すまん、宮城…。でも体育館のゴミ箱に捨てただけだからまだあると思う。」
リリコ「分かりました。行きましょ、宮城さん!こっちです!」
山城さんは俺の手をぱっと掴んでそれに引かれ俺は付いて行く。
さっきまでソーちゃんの形見のリストバンドを無くしたらどうしようと不安だったが彼女の手の暖かさが俺を安心させてくれた。