禁断の恋?
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花道「ガーッハハ!勝利を呼ぶ男桜木と呼びなさい。やい、陵南!てめーらにはもう負ける気がしねえ!またいつでも勝負受けてやるぜ!」
と勝って調子に乗る花道。
ゴツンっ!
『あんまり調子に乗るなよ、花道!さっきのこと反省してねえのかお前は!』
花道「痛えよ、リョーちん…。」
俺は花道に一髪ゲンコツを食らわせた。
すると闘志を燃やす男が1人…。
福田「来週だ…。来週もう一度だ…。」
またまんまと花道の挑発に乗る福田。
周りの部員はやれやれといった表情をしている。
仙道「何言ってんだよ、福田。選抜予選も控えた大事な時期なんだし、桜木はあー言ってるけど向こうにも都合があるだろうし。なっ?」
なんとか福田を宥めようとする仙道。
しかし意外な人物が口を開く…。
安西「別にうちは構いませんよ?選抜を控えている今だからこそ実践的な練習はとても大事だと思っていますから。」
宮城三井「『え?安西先生!?』」
安西先生の予想外の言葉に俺と三井さんは言葉を揃え驚いた。
桜木「さすが親父分かってるぜ!まっ、何回やったって俺たちは負けないけどな!」
流川「ふんっ。前半緊張しまくりのカチカチだったくせによく言うぜ。」
桜木「なにをーっ!?」
次は花道VS流川の戦いが勃発しそうだったので俺は早め止めに入る。
ゴツン!!
『だからお前らやめねーか!!!!』
今度は2人にゲンコツをお見舞いする。
仙道「田岡先生、安西先生はああ言ってくれてますがどーします?」
田岡「うーん…。」
福田「やらせてください…監督!」
と福田からは熱く燃える闘志が滲み出ていた。
田岡「よし!では安西先生のお言葉に甘えて来週も試合を申し込ませていただこう!よろしくお願いします!」
そう言いながら安西先生に頭を下げる田岡先生。
安西「ほーっほっほ。こちらこそよろしくお願いします。ではまた来週土曜今日と同じ時間にお伺いさせてもらいますね。さっ、皆さん帰る準備をしましょう。」
湘北一同「「「「うっす!!!!」」」」
こうして俺たちは帰り支度を始めた。
俺は荷物をまとめ終わり顔を洗おうと水道場へ向かうと…、
リリコ「あっ、宮城さん。お疲れ様でした。」
俺の顔を見るなりそう挨拶してくれる山城さん。
彼女も午後の練習用意に水道場で部員たちのドリンクを作っていた。
『おう、お疲れ。そういや君、おでこ大丈夫だった?かなり痛そうにしてたけど…。』
彼女の顔を見て先ほどの事件を思い出したので尋ねた。
前髪でおでこが隠れていてよく分からない。
リリコ「全然大丈夫です!ご心配おかけしてすみません…。」
『あ、いや…。先に吹っ掛けたのはウチの桜木だしごめんな…。ちゃんと言い聞かせとくから!それにしてもあの場に君が飛び出してくるなんて驚いたよ。』
リリコ「あっ、そうですよね…。田岡先生に福田先輩と仙道先輩のことは気に掛けてやってくれって頼まれてたのでなんとかしないとって必死だったのかもしれません…。」
『福田と仙道のことを?』
リリコ「福田先輩、キレると手が出ちゃうみたいで前にも問題起こしたことがあったみたいなんです。次問題を起こしたら退部になっちゃうからって。あっ、仙道先輩はただ遅刻だったり練習サボってすぐ釣りに行こうとするとかそんなんです。」
『そうだったのか…。』
頼りないマネージャーだなぁと最初は思ったがなかなか芯のある子だなぁと関心した。
リリコ「はぁ…。でも、出過ぎたマネでしたよね…。あんな尻餅付いてみんなを心配させちゃって恥ずかしい…。」
そう言いながら彼女は少し頬を赤らめた。
『いや?あん時の山城さん、すげーカッコ良かったぜ?部員たちは私が守るって想いが伝わってきた。仙道よりも越野よりも…誰よりも男前だったぜ。』
俺は彼女にそう言うとニカっと笑って見せた。
リリコ「男前って…。」
山城さんはクスリと笑った。
こんな顔で笑うんだな、と俺は少し笑顔にドキッとした。
仙道「あー!ここにいたのリリコちゃん!探したよ!」
と俺たちの方へ駆け寄ってきた仙道。
リリコ「どうしたんですか?仙道先輩。」
仙道「さっき福田に殴られたとこ本当に大丈夫?」
仙道は心配そうな顔で彼女を見つめる。
リリコ「あ、全然大丈夫です。」
仙道「ほんと?ちょっと見せて!」
リリコ「え!?ちょっとやめてくださいよ!」
と、山城は嫌がるがそんなのお構いなしに仙道は強引に彼女の前髪を掻き上げた。
リリコ「痛っ!!!」
仙道「あー!!すげえ腫れて赤くなってるじゃん!しかもちょっと触れただけてそんなに痛がるなんて…。病院連行くよ!」
そう言って彼女の腕を掴んだ。
リリコ「あっ、いや!こんなのただの打撲ですから!大袈裟ですよ!」
山城さんは仙道の腕を振り解く。
仙道「じゃあせめて冷やしておかないと!俺保健室行って氷貰ってくるよ!」
リリコ「あっ!いいですよ、自分で取りに行きますから。仙道先輩は午後からの練習の準備始めててください!」
仙道「でもリリコちゃん転校してきたばっかだし、保健室の場所分かんないだろ?任せとけって!」
そして仙道は保健室に向かって走って行った。
リリコ「もぅ…。これじゃどっちがマネージャーだか分かんないじゃない…。」
山城さんは走っていく仙道の姿を呆れた顔で見つめていた。
『心配なんだよ、きっと君のことが。てか何?転校生だったの君?』
頼りない子だとは思ったが、どうりでまだこの学校の事何も分かっていないはずだ…。
リリコ「あ、はい。田岡先生がちょうど担任で前の学校でバスケ部だったって話したらマネージャーを頼まれまして…。」
『無理やり頼まれた訳だ?あのおっさんも強引そうだからなぁ…。』
リリコ「えぇまぁ…。あっ、でも嫌々やってるわけじゃないですよ!?」
『あ、いや。そう言うつもりで言ったんじゃないよ?むしろ今日の試合見てたらそんなんじゃないって分かってたし…。
でも転校生なら転校生と言ってくれれば良かったのに。あの時桜木とかにあんな言い方されて気分悪くしたろ?』
あの時というのは控え室に案内してくれるた時のことだ。
リリコ「いや…、でも私自身まだチームにも馴染めてなくて自分がここにいる意味あるのかなって不甲斐なさを感じてましたから…。桜木さんの言う通りだなぁーなんて思っちゃって…。」
『不甲斐なくなんかねえよ。リリコちゃんチームのために動いてるのだってみんな分かってるさ。仙道だって君がこのチームに必要だからあんなに心配してたんだと思うぜ?』
リリコ「宮城さん…。」
『だから君は自信を持って頑張ればいいと思うぜ。』
俺は彼女の肩に手をポンと置いた。
リリコ「はい…。ありがとうございます…!」
彼女の表情はパッと明るくなり、もしかして自分が山城さんを元気付けてあげることが出来たのかなとこっちまで嬉しくなった。
ん?なんで俺は敵チームのマネージャーなんか励ましてるんだ…?
自分でもよく分からなかった。
と勝って調子に乗る花道。
ゴツンっ!
『あんまり調子に乗るなよ、花道!さっきのこと反省してねえのかお前は!』
花道「痛えよ、リョーちん…。」
俺は花道に一髪ゲンコツを食らわせた。
すると闘志を燃やす男が1人…。
福田「来週だ…。来週もう一度だ…。」
またまんまと花道の挑発に乗る福田。
周りの部員はやれやれといった表情をしている。
仙道「何言ってんだよ、福田。選抜予選も控えた大事な時期なんだし、桜木はあー言ってるけど向こうにも都合があるだろうし。なっ?」
なんとか福田を宥めようとする仙道。
しかし意外な人物が口を開く…。
安西「別にうちは構いませんよ?選抜を控えている今だからこそ実践的な練習はとても大事だと思っていますから。」
宮城三井「『え?安西先生!?』」
安西先生の予想外の言葉に俺と三井さんは言葉を揃え驚いた。
桜木「さすが親父分かってるぜ!まっ、何回やったって俺たちは負けないけどな!」
流川「ふんっ。前半緊張しまくりのカチカチだったくせによく言うぜ。」
桜木「なにをーっ!?」
次は花道VS流川の戦いが勃発しそうだったので俺は早め止めに入る。
ゴツン!!
『だからお前らやめねーか!!!!』
今度は2人にゲンコツをお見舞いする。
仙道「田岡先生、安西先生はああ言ってくれてますがどーします?」
田岡「うーん…。」
福田「やらせてください…監督!」
と福田からは熱く燃える闘志が滲み出ていた。
田岡「よし!では安西先生のお言葉に甘えて来週も試合を申し込ませていただこう!よろしくお願いします!」
そう言いながら安西先生に頭を下げる田岡先生。
安西「ほーっほっほ。こちらこそよろしくお願いします。ではまた来週土曜今日と同じ時間にお伺いさせてもらいますね。さっ、皆さん帰る準備をしましょう。」
湘北一同「「「「うっす!!!!」」」」
こうして俺たちは帰り支度を始めた。
俺は荷物をまとめ終わり顔を洗おうと水道場へ向かうと…、
リリコ「あっ、宮城さん。お疲れ様でした。」
俺の顔を見るなりそう挨拶してくれる山城さん。
彼女も午後の練習用意に水道場で部員たちのドリンクを作っていた。
『おう、お疲れ。そういや君、おでこ大丈夫だった?かなり痛そうにしてたけど…。』
彼女の顔を見て先ほどの事件を思い出したので尋ねた。
前髪でおでこが隠れていてよく分からない。
リリコ「全然大丈夫です!ご心配おかけしてすみません…。」
『あ、いや…。先に吹っ掛けたのはウチの桜木だしごめんな…。ちゃんと言い聞かせとくから!それにしてもあの場に君が飛び出してくるなんて驚いたよ。』
リリコ「あっ、そうですよね…。田岡先生に福田先輩と仙道先輩のことは気に掛けてやってくれって頼まれてたのでなんとかしないとって必死だったのかもしれません…。」
『福田と仙道のことを?』
リリコ「福田先輩、キレると手が出ちゃうみたいで前にも問題起こしたことがあったみたいなんです。次問題を起こしたら退部になっちゃうからって。あっ、仙道先輩はただ遅刻だったり練習サボってすぐ釣りに行こうとするとかそんなんです。」
『そうだったのか…。』
頼りないマネージャーだなぁと最初は思ったがなかなか芯のある子だなぁと関心した。
リリコ「はぁ…。でも、出過ぎたマネでしたよね…。あんな尻餅付いてみんなを心配させちゃって恥ずかしい…。」
そう言いながら彼女は少し頬を赤らめた。
『いや?あん時の山城さん、すげーカッコ良かったぜ?部員たちは私が守るって想いが伝わってきた。仙道よりも越野よりも…誰よりも男前だったぜ。』
俺は彼女にそう言うとニカっと笑って見せた。
リリコ「男前って…。」
山城さんはクスリと笑った。
こんな顔で笑うんだな、と俺は少し笑顔にドキッとした。
仙道「あー!ここにいたのリリコちゃん!探したよ!」
と俺たちの方へ駆け寄ってきた仙道。
リリコ「どうしたんですか?仙道先輩。」
仙道「さっき福田に殴られたとこ本当に大丈夫?」
仙道は心配そうな顔で彼女を見つめる。
リリコ「あ、全然大丈夫です。」
仙道「ほんと?ちょっと見せて!」
リリコ「え!?ちょっとやめてくださいよ!」
と、山城は嫌がるがそんなのお構いなしに仙道は強引に彼女の前髪を掻き上げた。
リリコ「痛っ!!!」
仙道「あー!!すげえ腫れて赤くなってるじゃん!しかもちょっと触れただけてそんなに痛がるなんて…。病院連行くよ!」
そう言って彼女の腕を掴んだ。
リリコ「あっ、いや!こんなのただの打撲ですから!大袈裟ですよ!」
山城さんは仙道の腕を振り解く。
仙道「じゃあせめて冷やしておかないと!俺保健室行って氷貰ってくるよ!」
リリコ「あっ!いいですよ、自分で取りに行きますから。仙道先輩は午後からの練習の準備始めててください!」
仙道「でもリリコちゃん転校してきたばっかだし、保健室の場所分かんないだろ?任せとけって!」
そして仙道は保健室に向かって走って行った。
リリコ「もぅ…。これじゃどっちがマネージャーだか分かんないじゃない…。」
山城さんは走っていく仙道の姿を呆れた顔で見つめていた。
『心配なんだよ、きっと君のことが。てか何?転校生だったの君?』
頼りない子だとは思ったが、どうりでまだこの学校の事何も分かっていないはずだ…。
リリコ「あ、はい。田岡先生がちょうど担任で前の学校でバスケ部だったって話したらマネージャーを頼まれまして…。」
『無理やり頼まれた訳だ?あのおっさんも強引そうだからなぁ…。』
リリコ「えぇまぁ…。あっ、でも嫌々やってるわけじゃないですよ!?」
『あ、いや。そう言うつもりで言ったんじゃないよ?むしろ今日の試合見てたらそんなんじゃないって分かってたし…。
でも転校生なら転校生と言ってくれれば良かったのに。あの時桜木とかにあんな言い方されて気分悪くしたろ?』
あの時というのは控え室に案内してくれるた時のことだ。
リリコ「いや…、でも私自身まだチームにも馴染めてなくて自分がここにいる意味あるのかなって不甲斐なさを感じてましたから…。桜木さんの言う通りだなぁーなんて思っちゃって…。」
『不甲斐なくなんかねえよ。リリコちゃんチームのために動いてるのだってみんな分かってるさ。仙道だって君がこのチームに必要だからあんなに心配してたんだと思うぜ?』
リリコ「宮城さん…。」
『だから君は自信を持って頑張ればいいと思うぜ。』
俺は彼女の肩に手をポンと置いた。
リリコ「はい…。ありがとうございます…!」
彼女の表情はパッと明るくなり、もしかして自分が山城さんを元気付けてあげることが出来たのかなとこっちまで嬉しくなった。
ん?なんで俺は敵チームのマネージャーなんか励ましてるんだ…?
自分でもよく分からなかった。