禁断の恋?
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リリコ「ではこちらのロッカールームを使ってください。」
山城さんにロッカールームに案内された俺たち。
『案内ありがとう。』
リリコ「いいえ。ではまた後ほど。」
と、ペコリと頭を下げ山城さんが立ち去ろうとすると、
三井「あ、すまん。近くに自販機あるか?」
リリコ「え…。あー、近くにあったかなぁ…。」
三井さんの質問に困った様子の山城さん。
三井「まぁ、分かんねえならいいや。サンキュー。」
リリコ「ごめんなさい…。」
山城さんは申し訳なさそうな顔して今度こそ立ち去ろうとするが、
桜木「おい、マネージャー!トイレ何処だ?」
と、次は花道が質問をする。
リリコ「あー、トイレは確か…。ここを出た突き当たりを右だったような…。あれ?いや、左だっけ…。」
桜木「何だよ!さっきから頼りになんねーマネージャーだな!」
煮え切らない様子の山城さんに対してイライラし始める花道。
『おい花道!そんな言い方ねえだろ!!』
キャプテンという立場である手前注意をするが…、
桜木「だってよ!リョーちん!このマネージャ【バシン!!】
桜木が何かを言おうとするとアヤちゃんのハリセンの音が鳴り響く。
アヤコ「だってじゃないわよ、桜木花道!トイレぐらい自分で探して行ってこい!」
桜木「わ、わかりましたよ、アヤコさん。チッ!」
と、花道は山城さんに舌打ちをしてトイレへ向かって行った。
山城さんは怯えたような凹んだような表情をしていてそれがすごく申し訳なかった。
『ごめんな、山城さん。あいつ口悪くてさ…。後でキツく注意しとくから!』
アヤコ「本当ごめんね!私も引っ叩いとくから!あいつの言ったことは気にしないでね!」
リリコ「あ、いえ…。こちらこそごめんなさい。では…。」
こうして彼女は元気のなさそうな返事をしてその場去って行った。
アヤコ「桜木花道が悪いのは勿論なんだけど、あの子がマネージャーで大丈夫なのかしら?」
『そうだな…。あれじゃ心配だな…。』
俺は何故か敵チームなのに山城さんの事が心配になってしまった。
そして練習試合はスタートした。
序盤は花道が久々の試合ということもあってか4月の陵南との練習試合を思い出させるような緊張しまくりの足を引っ張りまくりで陵南にリードを奪われる展開に…。
福田「フンっ。そんなもんか。やはり山王を倒したのだってまぐれだったんだな。」
花道を挑発する福田。
桜木「あ”?!なんだと!?フクスケ!!!!」
そして案の定その挑発に乗ってしまう桜木。
『おい、よせ花道!見え見えの挑発に乗ってんじゃねえ!』
俺はすかさず花道を注意をする。
花道「でもよ、リョーちん!あんなこと言われて黙ってられっか!!」
『バスケの借りはバスケで返せ!お前ならやれる。』
そう言いながら俺は花道の背中をバシッと叩いた。
「…おうよ。」
こうして花道の目つきが変わった。
そして湘北の反撃が始まる。
ここまで得意のリバウンドも得点もゼロだった花道の快進撃が始まり一気に逆転。
やはりこいつは勢いに乗ると止まらない…。
そしてやはりこいつが勢いに乗るとチームも勢いづく。
大した奴だせ……。
そして試合終了まで2分を切った頃花道はディフェンスの福田にフェイクを仕掛け抜き去るとジャンプショットを決めた。
桜木「おい、見たかフクスケ!!」
福田「いつの間に……!?」
花道のジャンプショットが決まったことに驚く福田。
桜木「ガーッハハ!無様に俺様に抜かれやがって。俺のリハビリ中にテメーは一体何してやがったんだ!」
さっきの仕返しだと言わんばかりに福田を挑発する花道。
三井「おい、その辺にしとけ桜木。あんま調子乗んなよ?」
三井さんが軽く注意をしていたので俺は何も言わずに自分たちのゴールの方へ戻った。
しかし一方の福田は…、
何も言い返せずに身体を身体をぷるぷると震わせている。
桜木「お?なんだ?何も言い返せないのかね、君?」
すると仙道が越野が血相を変えて花道と福田の方へ走りだしたが…、
福田「ほわちゃあ!!!!」
キレた福田の正拳突きが桜木に……、
のはずだったが…、
ビシッ!!!
リリコ「痛ったぁ…。」
正拳突きを食らっておでこを押さえながらその場で尻餅を付いていたのは、何故か山城さんだった…。
彼女は福田を止めようと彼らの間に割って入ったのだ。
仙道「え、リリコちゃん!?大丈夫!?」
田岡「山城、大丈夫か!?福田、貴様ぁ!!」
田岡監督や陵南の他の部員たちが山城の方へ駆け寄り心配している。
福田「ヒッ……。」
田岡監督に怒鳴られ怯える福田。
田岡「あれほど何があっても手だけは出すなと言っただろうが!!」
田岡監督の怒りのボルテージもMAX。
誰もが一時試合中断と思ったその時、
リリコ「あ、田岡先生。私なら全然大丈夫ですから…。福田先輩もそんな本気で手を出そうなんて思ってなかったと思いますよ。全然力も強くなかったし…。」
山城さんはよほど痛かったのだろう涙目になりながら誰がどうみてもわかる嘘をついて福田を庇う。
田岡「いや、しかしだな…。」
リリコ「せっかく湘北の方々も来てくださってるんだから早く続き始めましょう。ね、仙道先輩?」
仙道「あぁ…。そ、そうだな…。試合再開しますね、田岡先生。すまなかったな宮城。」
『あ、いや。こちらこそ悪かったな。君、本当に大丈夫?』
俺は思わず山城さんに声をかけた。
リリコ「あ、全然大丈夫です!」
そう言って彼女は俺に引き攣った笑顔を見せた。
こんな時に山城さんには悪いけどこんな下手くそな笑顔は見たことがないな、と俺は思わず笑いそうになるのを堪えた。
こうして試合は再開し、86-79で俺たち湘北高校が勝利した。
山城さんにロッカールームに案内された俺たち。
『案内ありがとう。』
リリコ「いいえ。ではまた後ほど。」
と、ペコリと頭を下げ山城さんが立ち去ろうとすると、
三井「あ、すまん。近くに自販機あるか?」
リリコ「え…。あー、近くにあったかなぁ…。」
三井さんの質問に困った様子の山城さん。
三井「まぁ、分かんねえならいいや。サンキュー。」
リリコ「ごめんなさい…。」
山城さんは申し訳なさそうな顔して今度こそ立ち去ろうとするが、
桜木「おい、マネージャー!トイレ何処だ?」
と、次は花道が質問をする。
リリコ「あー、トイレは確か…。ここを出た突き当たりを右だったような…。あれ?いや、左だっけ…。」
桜木「何だよ!さっきから頼りになんねーマネージャーだな!」
煮え切らない様子の山城さんに対してイライラし始める花道。
『おい花道!そんな言い方ねえだろ!!』
キャプテンという立場である手前注意をするが…、
桜木「だってよ!リョーちん!このマネージャ【バシン!!】
桜木が何かを言おうとするとアヤちゃんのハリセンの音が鳴り響く。
アヤコ「だってじゃないわよ、桜木花道!トイレぐらい自分で探して行ってこい!」
桜木「わ、わかりましたよ、アヤコさん。チッ!」
と、花道は山城さんに舌打ちをしてトイレへ向かって行った。
山城さんは怯えたような凹んだような表情をしていてそれがすごく申し訳なかった。
『ごめんな、山城さん。あいつ口悪くてさ…。後でキツく注意しとくから!』
アヤコ「本当ごめんね!私も引っ叩いとくから!あいつの言ったことは気にしないでね!」
リリコ「あ、いえ…。こちらこそごめんなさい。では…。」
こうして彼女は元気のなさそうな返事をしてその場去って行った。
アヤコ「桜木花道が悪いのは勿論なんだけど、あの子がマネージャーで大丈夫なのかしら?」
『そうだな…。あれじゃ心配だな…。』
俺は何故か敵チームなのに山城さんの事が心配になってしまった。
そして練習試合はスタートした。
序盤は花道が久々の試合ということもあってか4月の陵南との練習試合を思い出させるような緊張しまくりの足を引っ張りまくりで陵南にリードを奪われる展開に…。
福田「フンっ。そんなもんか。やはり山王を倒したのだってまぐれだったんだな。」
花道を挑発する福田。
桜木「あ”?!なんだと!?フクスケ!!!!」
そして案の定その挑発に乗ってしまう桜木。
『おい、よせ花道!見え見えの挑発に乗ってんじゃねえ!』
俺はすかさず花道を注意をする。
花道「でもよ、リョーちん!あんなこと言われて黙ってられっか!!」
『バスケの借りはバスケで返せ!お前ならやれる。』
そう言いながら俺は花道の背中をバシッと叩いた。
「…おうよ。」
こうして花道の目つきが変わった。
そして湘北の反撃が始まる。
ここまで得意のリバウンドも得点もゼロだった花道の快進撃が始まり一気に逆転。
やはりこいつは勢いに乗ると止まらない…。
そしてやはりこいつが勢いに乗るとチームも勢いづく。
大した奴だせ……。
そして試合終了まで2分を切った頃花道はディフェンスの福田にフェイクを仕掛け抜き去るとジャンプショットを決めた。
桜木「おい、見たかフクスケ!!」
福田「いつの間に……!?」
花道のジャンプショットが決まったことに驚く福田。
桜木「ガーッハハ!無様に俺様に抜かれやがって。俺のリハビリ中にテメーは一体何してやがったんだ!」
さっきの仕返しだと言わんばかりに福田を挑発する花道。
三井「おい、その辺にしとけ桜木。あんま調子乗んなよ?」
三井さんが軽く注意をしていたので俺は何も言わずに自分たちのゴールの方へ戻った。
しかし一方の福田は…、
何も言い返せずに身体を身体をぷるぷると震わせている。
桜木「お?なんだ?何も言い返せないのかね、君?」
すると仙道が越野が血相を変えて花道と福田の方へ走りだしたが…、
福田「ほわちゃあ!!!!」
キレた福田の正拳突きが桜木に……、
のはずだったが…、
ビシッ!!!
リリコ「痛ったぁ…。」
正拳突きを食らっておでこを押さえながらその場で尻餅を付いていたのは、何故か山城さんだった…。
彼女は福田を止めようと彼らの間に割って入ったのだ。
仙道「え、リリコちゃん!?大丈夫!?」
田岡「山城、大丈夫か!?福田、貴様ぁ!!」
田岡監督や陵南の他の部員たちが山城の方へ駆け寄り心配している。
福田「ヒッ……。」
田岡監督に怒鳴られ怯える福田。
田岡「あれほど何があっても手だけは出すなと言っただろうが!!」
田岡監督の怒りのボルテージもMAX。
誰もが一時試合中断と思ったその時、
リリコ「あ、田岡先生。私なら全然大丈夫ですから…。福田先輩もそんな本気で手を出そうなんて思ってなかったと思いますよ。全然力も強くなかったし…。」
山城さんはよほど痛かったのだろう涙目になりながら誰がどうみてもわかる嘘をついて福田を庇う。
田岡「いや、しかしだな…。」
リリコ「せっかく湘北の方々も来てくださってるんだから早く続き始めましょう。ね、仙道先輩?」
仙道「あぁ…。そ、そうだな…。試合再開しますね、田岡先生。すまなかったな宮城。」
『あ、いや。こちらこそ悪かったな。君、本当に大丈夫?』
俺は思わず山城さんに声をかけた。
リリコ「あ、全然大丈夫です!」
そう言って彼女は俺に引き攣った笑顔を見せた。
こんな時に山城さんには悪いけどこんな下手くそな笑顔は見たことがないな、と俺は思わず笑いそうになるのを堪えた。
こうして試合は再開し、86-79で俺たち湘北高校が勝利した。