禁断の恋?
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俺の名前は宮城リョータ。
湘北高校バスケ部キャプテンの2年生。
赤木のダンナや小暮さんが引退して3ヶ月ほどが経過し、冬の選抜予選を1ヶ月後に控えている。
目の上のタンコブである三井さんとは相変わらずギスギスしているものの、花道もケガから復帰し以前よりも力が増したんじゃないかというくらい元気だし、流川も全日本ユースの合宿でさらに力を付けて戻ってきてチームとしてもかなり良い仕上がりだと思う。
そして今日も授業が終わると練習に励んでいた。
安西「やっとるかね、君たち。」
一同「「「安西先生、チューっす!!!」」」
安西「皆さん、ちょっと聞いてください。練習試合が決まりました。今度の土曜日、陵南とです。」
花道&流川「「仙道……!」」
夏のインターハイ予選ではなんとか陵南に勝利したものの流川も桜木もまだ自分たちが遠く及んでいないことはその時十分に思い知らされている。
安西「流川くん、全日本の合宿で大きな成長を遂げて帰ってきた今の君なら仙道くんにも引けをとらないと思っています。期待してますよ。」
流川「…うす。」
あまり言葉には出さないが流川だってこの戦いに燃えないはずはない。
目の奥では炎が燃えたぎっていた。
桜木「おい親父!流川ばっか期待しやがって!俺は!?」
と、いつものように安西先生の顎を高速タプタプする花道。
三井「桜木、やめろぉ!」
そしてそれをいつも通りために入る三井さん。
こんな光景も数ヶ月が三井さんが引退したら見れなくなるのかと思うと少しだけ寂しい。
安西「桜木くん、苦しいリハビリを終えて帰ってきた君の身体は以前より丈夫でパワーアップした身体になっているように私には見えます。以前以上のリバウンドとガッツあるプレイを期待してますよ。ま、無理はしないようにね。」
桜木「ガーッハハ!!親父、分かったんじゃねえか!パワーだけじゃねえぞ!この天才はリョーちん直伝のフェイクやドリブルのテクニックも持ち合わせているのだ!!」
おだてるとすぐ突き上がる。
周りのメンバーはやれやれといった表情だ。
安西「宮城くん、私は君のプレイも楽しみです。山王との戦いで一皮も二皮も剥けた君のプレイが。よろしくお願いしますね、キャプテン。」
『……はい!安西先生!』
とか言う俺も安西先生に期待されて心の中では大喜びであった。
そして迎えた土曜日。
みんなで陵南の体育館に足を踏み入れる。
湘北一同「「「「チューっす!!!」」」」
それに気付いた仙道が俺たちの方に駆けてきて、
仙道「よぉ、久しぶりだな宮城。今日はよろしくな。」
『こちらこそ。今日はよろしく頼むな仙道。』
こうして俺と仙道はキャプテン同士握手を交わすのだが、
桜木「やいセンドー!てめーは俺が倒す!!!」
仙道を指差し、いつも通り無礼な態度をとる桜木。
仙道「ははは。相変わらず元気だな桜木。だが残念、今日のマッチアップの相手はお前じゃないんだ。」
そう言いながら視線を変えた先には流川。
そして2人は火花を散らしていた。
福田「桜木、お前の相手はこの俺だ…!」
桜木「フクスケ…!やいセンドー!フクスケなんて一瞬で倒してその後お前を倒してやる…!だからそれまでおめーはそのキツネごときに負けんじゃねえぞ!!」
福田「何だと…!?」
仙道「おう、分かったよ。」
こうして花道と福田も火花を散らし始めた。
流川仙道と違ってこの2人は手が出るのが早いからこのままだとまずいと思い、
『よ、よし!ほらお前ら、準備するぞ!仙道、更衣室はどこ使ったら良いんだ?』
元問題児の今までの俺なら何なら花道たちと一緒に相手チームにガン飛ばしていたが、キャプテンになってからというもの騒ぎが起こらないように勤めることに必死だ。
赤木キャプテンの苦労が今になってようやく分かってきた……。
仙道「あー、そうだよな。えーっとロッカールームは…。あっ、リリコちゃーん!」
「はーい!」
仙道に呼ばれて駆けてきたのは小柄で可愛らしい女の子だった。
仙道「リリコちゃん、こちら湘北高校のキャプテンの宮城。」
そしてパチリとした彼女の瞳は俺たちに向けられた。
リリコ「あっ、初めまして。マネージャーの山城です。」
まだあどけなさが残る表情。
1年生だろうか?
桜木「ほぅ……。陵南にもなかなか可愛いマネージャーがいるんだな。」
と、桜木は山城さんの近づいてじーっと顔を見る。
仙道「ははは。だろ?リリコちゃんは先週入部したばっかりなんだ。」
仙道は嬉しそうにしているがリリコさんの顔は引き攣っていて完全に桜木に怯えている様子だ。
『おい、辞めねーか!山城さん怖がってんだろ!』
桜木「痛えー!痛えよ、リョーちん!」
そして俺は花道の耳を引っ張り山城さんから引き離す。
仙道「リリコちゃん、みんなをロッカールームに案内してあげて。それが終わったらあちらにみえる安西先生に椅子用意してあげて。」
リリコ「分かりました。じゃあ行きましょう、宮城さん。」
こうして俺たちは山城さんに案内され控室に向かったのであった。
湘北高校バスケ部キャプテンの2年生。
赤木のダンナや小暮さんが引退して3ヶ月ほどが経過し、冬の選抜予選を1ヶ月後に控えている。
目の上のタンコブである三井さんとは相変わらずギスギスしているものの、花道もケガから復帰し以前よりも力が増したんじゃないかというくらい元気だし、流川も全日本ユースの合宿でさらに力を付けて戻ってきてチームとしてもかなり良い仕上がりだと思う。
そして今日も授業が終わると練習に励んでいた。
安西「やっとるかね、君たち。」
一同「「「安西先生、チューっす!!!」」」
安西「皆さん、ちょっと聞いてください。練習試合が決まりました。今度の土曜日、陵南とです。」
花道&流川「「仙道……!」」
夏のインターハイ予選ではなんとか陵南に勝利したものの流川も桜木もまだ自分たちが遠く及んでいないことはその時十分に思い知らされている。
安西「流川くん、全日本の合宿で大きな成長を遂げて帰ってきた今の君なら仙道くんにも引けをとらないと思っています。期待してますよ。」
流川「…うす。」
あまり言葉には出さないが流川だってこの戦いに燃えないはずはない。
目の奥では炎が燃えたぎっていた。
桜木「おい親父!流川ばっか期待しやがって!俺は!?」
と、いつものように安西先生の顎を高速タプタプする花道。
三井「桜木、やめろぉ!」
そしてそれをいつも通りために入る三井さん。
こんな光景も数ヶ月が三井さんが引退したら見れなくなるのかと思うと少しだけ寂しい。
安西「桜木くん、苦しいリハビリを終えて帰ってきた君の身体は以前より丈夫でパワーアップした身体になっているように私には見えます。以前以上のリバウンドとガッツあるプレイを期待してますよ。ま、無理はしないようにね。」
桜木「ガーッハハ!!親父、分かったんじゃねえか!パワーだけじゃねえぞ!この天才はリョーちん直伝のフェイクやドリブルのテクニックも持ち合わせているのだ!!」
おだてるとすぐ突き上がる。
周りのメンバーはやれやれといった表情だ。
安西「宮城くん、私は君のプレイも楽しみです。山王との戦いで一皮も二皮も剥けた君のプレイが。よろしくお願いしますね、キャプテン。」
『……はい!安西先生!』
とか言う俺も安西先生に期待されて心の中では大喜びであった。
そして迎えた土曜日。
みんなで陵南の体育館に足を踏み入れる。
湘北一同「「「「チューっす!!!」」」」
それに気付いた仙道が俺たちの方に駆けてきて、
仙道「よぉ、久しぶりだな宮城。今日はよろしくな。」
『こちらこそ。今日はよろしく頼むな仙道。』
こうして俺と仙道はキャプテン同士握手を交わすのだが、
桜木「やいセンドー!てめーは俺が倒す!!!」
仙道を指差し、いつも通り無礼な態度をとる桜木。
仙道「ははは。相変わらず元気だな桜木。だが残念、今日のマッチアップの相手はお前じゃないんだ。」
そう言いながら視線を変えた先には流川。
そして2人は火花を散らしていた。
福田「桜木、お前の相手はこの俺だ…!」
桜木「フクスケ…!やいセンドー!フクスケなんて一瞬で倒してその後お前を倒してやる…!だからそれまでおめーはそのキツネごときに負けんじゃねえぞ!!」
福田「何だと…!?」
仙道「おう、分かったよ。」
こうして花道と福田も火花を散らし始めた。
流川仙道と違ってこの2人は手が出るのが早いからこのままだとまずいと思い、
『よ、よし!ほらお前ら、準備するぞ!仙道、更衣室はどこ使ったら良いんだ?』
元問題児の今までの俺なら何なら花道たちと一緒に相手チームにガン飛ばしていたが、キャプテンになってからというもの騒ぎが起こらないように勤めることに必死だ。
赤木キャプテンの苦労が今になってようやく分かってきた……。
仙道「あー、そうだよな。えーっとロッカールームは…。あっ、リリコちゃーん!」
「はーい!」
仙道に呼ばれて駆けてきたのは小柄で可愛らしい女の子だった。
仙道「リリコちゃん、こちら湘北高校のキャプテンの宮城。」
そしてパチリとした彼女の瞳は俺たちに向けられた。
リリコ「あっ、初めまして。マネージャーの山城です。」
まだあどけなさが残る表情。
1年生だろうか?
桜木「ほぅ……。陵南にもなかなか可愛いマネージャーがいるんだな。」
と、桜木は山城さんの近づいてじーっと顔を見る。
仙道「ははは。だろ?リリコちゃんは先週入部したばっかりなんだ。」
仙道は嬉しそうにしているがリリコさんの顔は引き攣っていて完全に桜木に怯えている様子だ。
『おい、辞めねーか!山城さん怖がってんだろ!』
桜木「痛えー!痛えよ、リョーちん!」
そして俺は花道の耳を引っ張り山城さんから引き離す。
仙道「リリコちゃん、みんなをロッカールームに案内してあげて。それが終わったらあちらにみえる安西先生に椅子用意してあげて。」
リリコ「分かりました。じゃあ行きましょう、宮城さん。」
こうして俺たちは山城さんに案内され控室に向かったのであった。
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