THE FIRST SLAM DANK 公開記念!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そして土曜日。
「お疲れ様でしたー!」
『お疲れ様ッスー!』
と、練習の手伝いに来てくれていたリリコと一緒に先輩たちに挨拶をして体育館を出ようとする。
「お疲れ、リリコちゃん!」
「リリコちゃん、今日もありがとね
!!」
「リリコちゃんは明日も来るのかい?」
と、俺をフルシカトするお決まりのパターンももう慣れたもんだ。
「うーん…。今日は徹夜かも知らないからなぁ。まぁ元気だったら明日も来ますね!今日お泊まり会なんで!」
何も気にせずベラベラ喋っているリリコだが俺はなんとなく嫌な予感がしていた…。
「そうかピョン。お泊まり会楽しそうだピョン。高校の友達とかピョン?」
「ううん、エージと。」
「「「「エージとぉ!?!?」」」」
その場に居たほぼ全員の方が声が重なった。
「おい沢北。」
「こっちに来るベシ。」
と、さっきまで俺の事なんてシカトしていたくせに、河田さんと深津さんは俺の腕をつかみ体育館の角へ連行していた。
深津さんなんて語尾をぴょんに変更したはずなのにベシに戻っている。そうとう動揺しているのだろう。
「お泊まり会ってどういうことだピョン!徹夜で何する気だピョン!」
「何ってナニしかないだろ。ていうかお前らいつからそういう関係になってたんだよ!」
ほら、やっぱり。勘違いし始めちゃったじゃねーかこの人たち…。
とくにこの人たちは工業高校で女子と接する機会が少ないのでこういった妄想が激しい。
『いや、別にそういう関係になった訳では…。』
どう誤解を解こうか言葉迷っていると…、
「お前、そういう関係じゃないのにそういう事すんのか!沢北!俺はお前のこと一途な奴だと思ってたのにお前見損なったぞ!!」
『いや、俺たちはただゲームを…。』
「そんな男としてサイテーな奴は試合には出せないピョン!!いや退部させるピョン!」
と、2人の妄想どんどんエスカレート。
何を言っても俺の言葉は聞こえていないようだ。
ダメだ…もう手が付けられん…。どうしようかと思っている時だった。
「ねぇ、早く帰ろうよー。モ●ハンやる時間無くなっちゃうー!」
と、俺たちの元にリリコがやって来た
「「モンハン…?」」
「そう。今日ウチで夜通しモンハンやるんです。」
『何勝手に夜通しやることにしてんだよ。俺はちゃんと寝るからな!明日も練習なんだし!』
「もう、釣れないなぁ。あれ?深津さんも河田さんもなんか固まってる?おーい。」
リリコが2人に呼びかける。
「あっ、いや!モ●ハンか!そうかモ●ハンか!それは良いな!はっはっはっ!楽しんでな!」
「沢北…、なんか…すまなかったピョン。」
我にかえり少し恥ずかしそうな2人。
『あーいや。じゃあまた明日ッス!』
と、今度こそ体育館を出ようとするが、
「ちょっと待て沢北!1分そこで待っとれ!」
と、河田さんが何処かへ走って消えた。
なんかまた嫌な予感がしたので一刻も早く帰りたかったが、先輩の言うことを聞かないとまたプロレス技をかけられそうなので、おとなしくその場で待つ。
すると本当に1分ほどで戻って来て、
「これはさっきのお詫びだ。そしてお守りだ。」
と、俺に耳打ちし手にこっそり何かを握らせた。
お詫び…?お守り…?
なんだそりゃ?と手のひらを開くと。
【0.01】と書かれたコン●ームが握らされていた。
『ちょっとぉ!!河田さん!!!!あんた何でこんなもん持ってんスカーー!?』
「万が一に備えて持っとくのが男のたしなみだ。」
だからってこんなもん学校に持ってくんな。
『まじでいらないっスよ!返します!』
「いや、お前持ってろって!」
と、返す返さないで揉めていると、
「ねぇ、何してんのー?まだ帰んないのー?」
とリリコがやって来たので俺は急いでそれを隠した。
『いや、何でもないよ!さっ、そろそろ帰ろう!じゃ、お疲れ様です先輩方!』
「お疲れピョン。グッドラックぴょん。」
「沢北、グッドラック。」
と親指を立てて俺たちを見送る深津さんと河田さん。
『……やかましいわ!!』
リリコは不思議そうな顔をしていたが俺が彼女の手を引いて半ば強引に体育館を出た。
帰宅し、着替えだけ取りに帰った俺はリリコの家でご飯をご馳走になった。
『おばさんご馳走様でした。あ、俺食器洗いますよ。』
「あー、いいわよ栄治くん。それより私たちはもう先に入ったから早くお風呂入ってらっしゃい。洗濯物もついでに洗っちゃうから洗濯カゴに入れときなさいね。」
『はい…。いつもすみません。』
リリコの両親はいつも本当に親切にしてもらっている。
高校生なんだしもう親がいない時も大丈夫って言っているのだがついでなんだからと言ってくださるのでついいつも甘えてしまっている。
『おーい、リリコ。先にお風呂入って来ても良いかー?』
少し遠くの方でテレビを見てるリリコに尋ねる。
「うん、いいよー。ごゆっくりー。」
するとリリコの隣のソファで一緒にTVを見ているおじさんが、
「ははは。お前、いつも【父さんの後は嫌だー!】とか言うくせに栄治くんの後はいいんだな。」
「もう!五月蝿いなぁ、お父さん!今テレビ見てるんだから喋りかけないでっ!」
そんな様子を少し離れたところで見ていた俺とおばさんは顔を見合わせてクスっと笑った。
俺が風呂からあがりリリコが風呂から上がるのをリビングでおじさんたちと一緒にテレビを見ながら待っていた。
「よし!エージ!モ●ハンやろう!」
と、風呂から上がったリリコが俺に言う。
『よし、やるか!!』
と、俺はソファから立ち上がりリリコを見ると髪がまだ少し濡れている髪が色っぽくて少しドキッとしてしまった。
「アンタたちこれからゲームやるの?ほどほどにしなさいよー。」
「『はーい。』」
と、嘘の返事を同時にする俺たち。
「あっ。お母さん布団どこだっけ?今日エージ泊まってくって。」
「最近使ってないからタンスの奥の方ね…。後で出して部屋持ってくわ。」
「よろしくね。」
『すみません、お願いしますー。』
こうして2人でリリコの部屋でゲームを始めた。
「うわ!エージ強っ!」
『ははは。お前が弱すぎんだよぃ。』
「ムカつくー!さっ、次行こう!」
と、それからも2人でしばらく盛り上がっていた。
お互い勉強や部活が忙しくてこうしてゲームを一緒にやるなんてかなり久しぶりで最初は乗り気じゃなかった俺も実はかなり楽しかった。
しかしもうすぐ夜中の1時。
今日も朝から部活で走り回っていた俺の活動限界時間を迎えようとしていた。
『リリコ、わりぃけど俺先に寝るわ。』
と、さっきおばさんが持って来てくれた布団ケースの袋を開けようとすると、
「あっ、私のベッドで寝て良いよ。布団敷くのだるいっしょ?私あとで布団で寝るから。」
『あぁ、ありがとよ。じゃあお言葉に甘えて…。』
と、俺はうとうとしながらリリコのベッドに横になった。
もう秒で寝れる…。と思ったのだが、リリコの枕からいかにも女の子!みたいな良い匂いがして眠気がどんどん飛んで行ってしまう。
男だらけの工業高校の俺にはこれはちょっと刺激が強すぎる…。
というかよく考えたらこの状況やばくないか?同じ部屋で寝るって…。
おばさんも普通に布団持って来てくれたけど、年頃の娘の部屋に一緒に男が泊まるって…。いや、普通ダメだろ…。
「お疲れ様でしたー!」
『お疲れ様ッスー!』
と、練習の手伝いに来てくれていたリリコと一緒に先輩たちに挨拶をして体育館を出ようとする。
「お疲れ、リリコちゃん!」
「リリコちゃん、今日もありがとね
!!」
「リリコちゃんは明日も来るのかい?」
と、俺をフルシカトするお決まりのパターンももう慣れたもんだ。
「うーん…。今日は徹夜かも知らないからなぁ。まぁ元気だったら明日も来ますね!今日お泊まり会なんで!」
何も気にせずベラベラ喋っているリリコだが俺はなんとなく嫌な予感がしていた…。
「そうかピョン。お泊まり会楽しそうだピョン。高校の友達とかピョン?」
「ううん、エージと。」
「「「「エージとぉ!?!?」」」」
その場に居たほぼ全員の方が声が重なった。
「おい沢北。」
「こっちに来るベシ。」
と、さっきまで俺の事なんてシカトしていたくせに、河田さんと深津さんは俺の腕をつかみ体育館の角へ連行していた。
深津さんなんて語尾をぴょんに変更したはずなのにベシに戻っている。そうとう動揺しているのだろう。
「お泊まり会ってどういうことだピョン!徹夜で何する気だピョン!」
「何ってナニしかないだろ。ていうかお前らいつからそういう関係になってたんだよ!」
ほら、やっぱり。勘違いし始めちゃったじゃねーかこの人たち…。
とくにこの人たちは工業高校で女子と接する機会が少ないのでこういった妄想が激しい。
『いや、別にそういう関係になった訳では…。』
どう誤解を解こうか言葉迷っていると…、
「お前、そういう関係じゃないのにそういう事すんのか!沢北!俺はお前のこと一途な奴だと思ってたのにお前見損なったぞ!!」
『いや、俺たちはただゲームを…。』
「そんな男としてサイテーな奴は試合には出せないピョン!!いや退部させるピョン!」
と、2人の妄想どんどんエスカレート。
何を言っても俺の言葉は聞こえていないようだ。
ダメだ…もう手が付けられん…。どうしようかと思っている時だった。
「ねぇ、早く帰ろうよー。モ●ハンやる時間無くなっちゃうー!」
と、俺たちの元にリリコがやって来た
「「モンハン…?」」
「そう。今日ウチで夜通しモンハンやるんです。」
『何勝手に夜通しやることにしてんだよ。俺はちゃんと寝るからな!明日も練習なんだし!』
「もう、釣れないなぁ。あれ?深津さんも河田さんもなんか固まってる?おーい。」
リリコが2人に呼びかける。
「あっ、いや!モ●ハンか!そうかモ●ハンか!それは良いな!はっはっはっ!楽しんでな!」
「沢北…、なんか…すまなかったピョン。」
我にかえり少し恥ずかしそうな2人。
『あーいや。じゃあまた明日ッス!』
と、今度こそ体育館を出ようとするが、
「ちょっと待て沢北!1分そこで待っとれ!」
と、河田さんが何処かへ走って消えた。
なんかまた嫌な予感がしたので一刻も早く帰りたかったが、先輩の言うことを聞かないとまたプロレス技をかけられそうなので、おとなしくその場で待つ。
すると本当に1分ほどで戻って来て、
「これはさっきのお詫びだ。そしてお守りだ。」
と、俺に耳打ちし手にこっそり何かを握らせた。
お詫び…?お守り…?
なんだそりゃ?と手のひらを開くと。
【0.01】と書かれたコン●ームが握らされていた。
『ちょっとぉ!!河田さん!!!!あんた何でこんなもん持ってんスカーー!?』
「万が一に備えて持っとくのが男のたしなみだ。」
だからってこんなもん学校に持ってくんな。
『まじでいらないっスよ!返します!』
「いや、お前持ってろって!」
と、返す返さないで揉めていると、
「ねぇ、何してんのー?まだ帰んないのー?」
とリリコがやって来たので俺は急いでそれを隠した。
『いや、何でもないよ!さっ、そろそろ帰ろう!じゃ、お疲れ様です先輩方!』
「お疲れピョン。グッドラックぴょん。」
「沢北、グッドラック。」
と親指を立てて俺たちを見送る深津さんと河田さん。
『……やかましいわ!!』
リリコは不思議そうな顔をしていたが俺が彼女の手を引いて半ば強引に体育館を出た。
帰宅し、着替えだけ取りに帰った俺はリリコの家でご飯をご馳走になった。
『おばさんご馳走様でした。あ、俺食器洗いますよ。』
「あー、いいわよ栄治くん。それより私たちはもう先に入ったから早くお風呂入ってらっしゃい。洗濯物もついでに洗っちゃうから洗濯カゴに入れときなさいね。」
『はい…。いつもすみません。』
リリコの両親はいつも本当に親切にしてもらっている。
高校生なんだしもう親がいない時も大丈夫って言っているのだがついでなんだからと言ってくださるのでついいつも甘えてしまっている。
『おーい、リリコ。先にお風呂入って来ても良いかー?』
少し遠くの方でテレビを見てるリリコに尋ねる。
「うん、いいよー。ごゆっくりー。」
するとリリコの隣のソファで一緒にTVを見ているおじさんが、
「ははは。お前、いつも【父さんの後は嫌だー!】とか言うくせに栄治くんの後はいいんだな。」
「もう!五月蝿いなぁ、お父さん!今テレビ見てるんだから喋りかけないでっ!」
そんな様子を少し離れたところで見ていた俺とおばさんは顔を見合わせてクスっと笑った。
俺が風呂からあがりリリコが風呂から上がるのをリビングでおじさんたちと一緒にテレビを見ながら待っていた。
「よし!エージ!モ●ハンやろう!」
と、風呂から上がったリリコが俺に言う。
『よし、やるか!!』
と、俺はソファから立ち上がりリリコを見ると髪がまだ少し濡れている髪が色っぽくて少しドキッとしてしまった。
「アンタたちこれからゲームやるの?ほどほどにしなさいよー。」
「『はーい。』」
と、嘘の返事を同時にする俺たち。
「あっ。お母さん布団どこだっけ?今日エージ泊まってくって。」
「最近使ってないからタンスの奥の方ね…。後で出して部屋持ってくわ。」
「よろしくね。」
『すみません、お願いしますー。』
こうして2人でリリコの部屋でゲームを始めた。
「うわ!エージ強っ!」
『ははは。お前が弱すぎんだよぃ。』
「ムカつくー!さっ、次行こう!」
と、それからも2人でしばらく盛り上がっていた。
お互い勉強や部活が忙しくてこうしてゲームを一緒にやるなんてかなり久しぶりで最初は乗り気じゃなかった俺も実はかなり楽しかった。
しかしもうすぐ夜中の1時。
今日も朝から部活で走り回っていた俺の活動限界時間を迎えようとしていた。
『リリコ、わりぃけど俺先に寝るわ。』
と、さっきおばさんが持って来てくれた布団ケースの袋を開けようとすると、
「あっ、私のベッドで寝て良いよ。布団敷くのだるいっしょ?私あとで布団で寝るから。」
『あぁ、ありがとよ。じゃあお言葉に甘えて…。』
と、俺はうとうとしながらリリコのベッドに横になった。
もう秒で寝れる…。と思ったのだが、リリコの枕からいかにも女の子!みたいな良い匂いがして眠気がどんどん飛んで行ってしまう。
男だらけの工業高校の俺にはこれはちょっと刺激が強すぎる…。
というかよく考えたらこの状況やばくないか?同じ部屋で寝るって…。
おばさんも普通に布団持って来てくれたけど、年頃の娘の部屋に一緒に男が泊まるって…。いや、普通ダメだろ…。