お父さんへの秘密
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2人で出かけた日から1週間ほどが経った。あの日以来、俺は毎日リリコ ちゃんとメールでやりとりをしている。
メールの内容は今日の部活がどうだったとか学校であった事とかそんなたわもない事だ。
本当はまた会う約束をしたいのだが、お互いインターハイ直前ということもあり練習が忙しくなかなか会う約束が取り付けない。
メールだけでも最初は幸せだったのに、メールでやり取りをすればするほど自分の中でのリリコ ちゃんの存在が大きくなっていって、やはり会えないのは苦しい。
会えないのならばせめて声だけでも…!
と、思いついた俺は
【今日、夜電話しても良いかな?】
とリリコ ちゃんにメールを送っていた。
程なくしてリリコ ちゃんから、
【大丈夫ですよ(^_-)】
と届いた返事を見て小さくガッツポーズをした。
【やった。じゃあ9時頃電話するよ。】
とすぐにリリコ ちゃんにまたメールを送った。
練習が終わり、家に帰ってご飯や風呂を済ませると時刻は8時半。
まだ約束の時間より早いけど、もう一刻も早くリリコ ちゃんの声が聞きたい…。
我慢しきれずに俺はリリコ ちゃんに電話を掛けた。プルルル プルルル
今度はちゃんとリリコ ちゃんが出ると分かっているので安心して電話が掛けられる。
しばらくして、
「もしもしっ?」
と##NAME2##ちゃんの声が聞こえてきた。
あぁ…、1週間ぶりのリリコ の声だ…。
『もしもし、リリコ ちゃん?』
「ちょっと待ってくださいね。」
と受話器越しにパタパタと足音が聞こえる。
「お待たせしました。今自分の部屋に移動したんで大丈夫です。」
『もしかしてリビングかどっかにいた?』
「あっ、まぁ。掛かってくるの9時ぐらいってかなって思ってたから。」
『ごめん、ごめん。一刻も早くリリコ ちゃんの声が聞きたかったからさっ。』
「もうっ。仙道さんったら…!」
と、受話器越しでも恥ずかしそうにしているのが伝わる。
「あっ、そうそう!私今度の試合ベンチに入れることになったんですよ!新しいバッシュのおかげかな?」
電話の向こうで嬉しそうな顔をしている##NAME2##ちゃんを想像してほっこりしてしまう。
『おっ!すごいじゃん!そりゃ、俺と一緒のバッシュだからね。今度の試合って日曜日?』
「そう!陵南もその日午後から試合なんですよね?私たちは午前中だし、終わった後観に行こうかな…!」
『えっ?本当?来てよ来てよ!リリコ ちゃん来てくれたら俺、いつもの3倍は頑張れるからさっ。』
「あははっ。3倍って。じゃあ観に行っちゃおうかな!」
リリコ ちゃんが観に来てくれるなんて…!
お互いインターハイ予選が終わるまでは会えないと思っていたもんだから嬉しくてニヤニヤが止まらない俺。
その後は1時間近くいろんな話をした。
『ねぇ、リリコ ちゃん。明日も電話しても良いかな…?』
「はいっ!明日はちゃんと自分の部屋でスタンバイしてますね!」
と笑いながら答えてくれた。
『あははっ。ありがとう。じゃあ今日とおんなじくらいの時間に掛けるよ。おやすみ、リリコ ちゃん。』
「おやすみなさい。また明日っ!」
電話を切った後も俺はしばらく余韻に浸っていた。
明日もリリコ ちゃんの声が聞けるんだ…!
メールの内容は今日の部活がどうだったとか学校であった事とかそんなたわもない事だ。
本当はまた会う約束をしたいのだが、お互いインターハイ直前ということもあり練習が忙しくなかなか会う約束が取り付けない。
メールだけでも最初は幸せだったのに、メールでやり取りをすればするほど自分の中でのリリコ ちゃんの存在が大きくなっていって、やはり会えないのは苦しい。
会えないのならばせめて声だけでも…!
と、思いついた俺は
【今日、夜電話しても良いかな?】
とリリコ ちゃんにメールを送っていた。
程なくしてリリコ ちゃんから、
【大丈夫ですよ(^_-)】
と届いた返事を見て小さくガッツポーズをした。
【やった。じゃあ9時頃電話するよ。】
とすぐにリリコ ちゃんにまたメールを送った。
練習が終わり、家に帰ってご飯や風呂を済ませると時刻は8時半。
まだ約束の時間より早いけど、もう一刻も早くリリコ ちゃんの声が聞きたい…。
我慢しきれずに俺はリリコ ちゃんに電話を掛けた。プルルル プルルル
今度はちゃんとリリコ ちゃんが出ると分かっているので安心して電話が掛けられる。
しばらくして、
「もしもしっ?」
と##NAME2##ちゃんの声が聞こえてきた。
あぁ…、1週間ぶりのリリコ の声だ…。
『もしもし、リリコ ちゃん?』
「ちょっと待ってくださいね。」
と受話器越しにパタパタと足音が聞こえる。
「お待たせしました。今自分の部屋に移動したんで大丈夫です。」
『もしかしてリビングかどっかにいた?』
「あっ、まぁ。掛かってくるの9時ぐらいってかなって思ってたから。」
『ごめん、ごめん。一刻も早くリリコ ちゃんの声が聞きたかったからさっ。』
「もうっ。仙道さんったら…!」
と、受話器越しでも恥ずかしそうにしているのが伝わる。
「あっ、そうそう!私今度の試合ベンチに入れることになったんですよ!新しいバッシュのおかげかな?」
電話の向こうで嬉しそうな顔をしている##NAME2##ちゃんを想像してほっこりしてしまう。
『おっ!すごいじゃん!そりゃ、俺と一緒のバッシュだからね。今度の試合って日曜日?』
「そう!陵南もその日午後から試合なんですよね?私たちは午前中だし、終わった後観に行こうかな…!」
『えっ?本当?来てよ来てよ!リリコ ちゃん来てくれたら俺、いつもの3倍は頑張れるからさっ。』
「あははっ。3倍って。じゃあ観に行っちゃおうかな!」
リリコ ちゃんが観に来てくれるなんて…!
お互いインターハイ予選が終わるまでは会えないと思っていたもんだから嬉しくてニヤニヤが止まらない俺。
その後は1時間近くいろんな話をした。
『ねぇ、リリコ ちゃん。明日も電話しても良いかな…?』
「はいっ!明日はちゃんと自分の部屋でスタンバイしてますね!」
と笑いながら答えてくれた。
『あははっ。ありがとう。じゃあ今日とおんなじくらいの時間に掛けるよ。おやすみ、リリコ ちゃん。』
「おやすみなさい。また明日っ!」
電話を切った後も俺はしばらく余韻に浸っていた。
明日もリリコ ちゃんの声が聞けるんだ…!