お父さんへの秘密
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
うなだれる店長さんに、災難でしたね。と声を掛けて俺とリリコ ちゃんもそれそれお会計をしようとすると、
「あれ!君、陵南の仙道くんじゃないか!去年の決勝リーグ見たよ!とんでもないスーパールーキーが出てきたもんだと君のことはよく覚えているよ!」
先程までお気に入りのバッシュを奪われ落ち込んでいた人とは思えないくらい大興奮である。
『あはは。そりゃどうも。』
「さっきの赤頭の子から、30円しか貰わなかったって言うのに君から普通にお金を貰うわけにいかないなぁ。君の彼女からも。お代は結構だよ。」
と気前の良い店長さん。
『いや、そんなわけにいきませんよ。』
「そうですよ!」
と俺もリリコ ちゃんもお代を払おうとするが店長さんは一向に受け取ろうとしないので、俺たちは甘えさせてもらう事にした。
『ありがとうございます、学校のみんなにもここで買うように勧めておきますね。』
「なんか私まですみません…。私も学校のみんなに勧めますね!」
と、2人で店長さんにペコリとお辞儀をする。
「いいんだ、いいんだ!これはインターハイ予選に向けて僕からの餞別だ。頑張ってくれよ!」
と上機嫌でオレたちを見送ってくれた。
「店長さんとっても良い人でしたね!私までバッシュ貰っちゃった!仙道さんのおかげと言うか…、桜木さんのおかげというか…。」
『あははっ。まぁ今回は桜木花道のお陰だな。』
と2人で顔を見合わせてクスクス笑った。
しばらく2人で歩きながら話していると、
「ねぇ…、仙道さん?どうして桜木さんや店長さんに彼女って言われた時訂正しなかったの?」
リリコ ちゃんは少し恥ずかしそうな顔をしながら尋ねてきた。
『あぁ、まぁ。変に違うって言って監督の娘ってバレたらリリコ ちゃん嫌かなと思って。それに今後本当に彼女になるかもしれないだろ?』
俺がイタズラっぽい顔でそう言うと、
「もうっ!からかわないでくださいよぉ!」
と顔を真っ赤にさせていた。
その後2人でファミレスに入って昼ごはんを食べる。
リリコ ちゃんは女子校ってドロドロしてて怖いんですよ、とか
田岡監督は過保護で大変なんですよ、とか
指導中は鬼監督だけど家ではお母さんの尻に引かれっぱなしなんですよ、とか
そんな話を楽しそうにしていた。
そんな楽しそうに話すリリコ ちゃんの姿を見ているだけで俺は幸せだった。
「あっ、もうこんな時間だ!そろそろ出ないと仙道さん部活遅れちゃいますね!」
『えー。俺、リリコ ちゃんともっとお話してたいのにー。』
「もうっ、何言ってるんですか!お父さんや魚住さんに怒られちゃいますよ!」
とリリコ ちゃんに怒られてしまったので店を出て2人で駅まで歩く。
「今日はありがとうございましたっ。」
そう言ってリリコ ちゃんはペコっと頭を下げた。
『いや、こちらこそ。楽しかったよ、ありがとう。あのさ…、また監督の家にドキドキしながら電話かけるのもアレだから良かったらリリコ ちゃんの連絡先教えてくれないかな…?』
嫌だと言われたらどうしようとドキドキしながら聞いてみると、
「あっ!そうですよね!」
とリリコ ちゃんはカバンから携帯を取り出し、連絡先を交換した。
「じゃあ、仙道さん練習頑張ってくださいね!」
『あぁ、ありがと。また連絡するよ。』
そう言って俺たちはそれぞれ反対のホームへ向かった。
これでリリコ ちゃんに気兼ねなく連絡が出来る…!
電車を待ちながら自然とニヤニヤしてしまう。
すると反対のホームにリリコ ちゃんがいて、このニヤけ顔を見られてしまったのではないかと恥ずかしくなり一気に顔がカァーっと熱くなった。
「あれ!君、陵南の仙道くんじゃないか!去年の決勝リーグ見たよ!とんでもないスーパールーキーが出てきたもんだと君のことはよく覚えているよ!」
先程までお気に入りのバッシュを奪われ落ち込んでいた人とは思えないくらい大興奮である。
『あはは。そりゃどうも。』
「さっきの赤頭の子から、30円しか貰わなかったって言うのに君から普通にお金を貰うわけにいかないなぁ。君の彼女からも。お代は結構だよ。」
と気前の良い店長さん。
『いや、そんなわけにいきませんよ。』
「そうですよ!」
と俺もリリコ ちゃんもお代を払おうとするが店長さんは一向に受け取ろうとしないので、俺たちは甘えさせてもらう事にした。
『ありがとうございます、学校のみんなにもここで買うように勧めておきますね。』
「なんか私まですみません…。私も学校のみんなに勧めますね!」
と、2人で店長さんにペコリとお辞儀をする。
「いいんだ、いいんだ!これはインターハイ予選に向けて僕からの餞別だ。頑張ってくれよ!」
と上機嫌でオレたちを見送ってくれた。
「店長さんとっても良い人でしたね!私までバッシュ貰っちゃった!仙道さんのおかげと言うか…、桜木さんのおかげというか…。」
『あははっ。まぁ今回は桜木花道のお陰だな。』
と2人で顔を見合わせてクスクス笑った。
しばらく2人で歩きながら話していると、
「ねぇ…、仙道さん?どうして桜木さんや店長さんに彼女って言われた時訂正しなかったの?」
リリコ ちゃんは少し恥ずかしそうな顔をしながら尋ねてきた。
『あぁ、まぁ。変に違うって言って監督の娘ってバレたらリリコ ちゃん嫌かなと思って。それに今後本当に彼女になるかもしれないだろ?』
俺がイタズラっぽい顔でそう言うと、
「もうっ!からかわないでくださいよぉ!」
と顔を真っ赤にさせていた。
その後2人でファミレスに入って昼ごはんを食べる。
リリコ ちゃんは女子校ってドロドロしてて怖いんですよ、とか
田岡監督は過保護で大変なんですよ、とか
指導中は鬼監督だけど家ではお母さんの尻に引かれっぱなしなんですよ、とか
そんな話を楽しそうにしていた。
そんな楽しそうに話すリリコ ちゃんの姿を見ているだけで俺は幸せだった。
「あっ、もうこんな時間だ!そろそろ出ないと仙道さん部活遅れちゃいますね!」
『えー。俺、リリコ ちゃんともっとお話してたいのにー。』
「もうっ、何言ってるんですか!お父さんや魚住さんに怒られちゃいますよ!」
とリリコ ちゃんに怒られてしまったので店を出て2人で駅まで歩く。
「今日はありがとうございましたっ。」
そう言ってリリコ ちゃんはペコっと頭を下げた。
『いや、こちらこそ。楽しかったよ、ありがとう。あのさ…、また監督の家にドキドキしながら電話かけるのもアレだから良かったらリリコ ちゃんの連絡先教えてくれないかな…?』
嫌だと言われたらどうしようとドキドキしながら聞いてみると、
「あっ!そうですよね!」
とリリコ ちゃんはカバンから携帯を取り出し、連絡先を交換した。
「じゃあ、仙道さん練習頑張ってくださいね!」
『あぁ、ありがと。また連絡するよ。』
そう言って俺たちはそれぞれ反対のホームへ向かった。
これでリリコ ちゃんに気兼ねなく連絡が出来る…!
電車を待ちながら自然とニヤニヤしてしまう。
すると反対のホームにリリコ ちゃんがいて、このニヤけ顔を見られてしまったのではないかと恥ずかしくなり一気に顔がカァーっと熱くなった。