1章
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戦闘訓練を終えた翌日のHR。
「急で悪いが今日は君らに学級委員長を決めてもらう」
相澤先生のこの一言で教室が騒がしくなった。特にやる気のない私は寝ようと机の上で体を丸めようとしたら飯田くんの「静粛にしたまえ!」の声で何事かとそちらを見た。
「多を牽引する責任重大な仕事だぞ!!やりたい者がやれるものではないだろ!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務!民主主義に乗っ取り真のリーダーを皆で決めるというのなら、これは投票で決めるべき議案!」
「にゃー飯田くん、腕そびえ立ってるにゃ」
「何故発案した!?」
結局、学級委員長は投票で決める事となった。結果は3票で緑谷が委員長、続いて2票でモモが副委員長に決まった。あとは大体1票ずつ。
「僕に1票!一体誰が…!」
「飯田自分に入れたんじゃないのか?あれだけ言っておいて何がしたかったんだお前…」
その後はいつも通り眠たい授業を気合いで乗り越え、お昼には食堂へスキップしながら向かう。
「にゃーにゃにゃっにゃーにゃっにゃー♪」
「今日は随分とご機嫌だね。なんかいい事でもあった?」
「朝に相澤先生からランチラッシュが私専用のご飯考えてくれたって、楽しみにゃあ!!」
「おーよかったねぇ」
ソワソワしなが順番待ちしてるとランチラッシュに呼ばれ彼の後ろをついて行く。人のいないカウンターに連れてこられると待っててと言われ彼は厨房の中に戻った。
「猫は酢が苦手と聞いてね、米も消化に良くないみたいだし魚オンリーにしてみたんだ。どうかな?」
「猫じゃにゃいけどありがとうにゃ!魚だけで全然問題ないにゃ!」
「ちなみに興味本位で聞くけどカリカリは食べるの?」
「…食べれるけど食べるなら魚の方がいいにゃ」
サシミの乗ったお盆を受け取りモモや響香を探すがまだ列に並んでいたので先に席を取っておく。
というかこれ待て状態だよね生殺しだ。頑張ってヨダレが垂れないようにしてるけどそろそろ我慢の限界。1枚だけなら食べても問題ないよね?
そろーっとサシミに手を伸ばすと急に「山猫?」と声をかけられその場で2メートルほど飛び上がってしまった。
「…何してんだお前」
「…………焦凍、ビックリさせないでほしいにゃ…」
「悪ぃ?」
焦凍はいまだ机に伏せてる私の隣に座ると優しく頭を撫でてくる。そんなんで許されると思ったら大間違いにゃ。そのうち頭だけでなく耳の後ろや喉も撫で始めた。
(き、気持ちいいにゃあ…!)
欲望に忠実に生きる、それが私のモットー。恥を捨てゴロンと横になりもっと撫でてとアピールする。理解したのか焦凍は私が満足するまで撫で続けてくれた。
「ふにゃぁぁあ〜♪」
「…フッ」
何か忘れているような気もするが深くは気にせずサシミに手をつける。
2人で黙々とご飯を食べ進めていると突如警報が鳴り響いた。周りいた人の話によると何かが校内に侵入したらしく食堂から避難口まで人が流れていく。
情報が少なすぎて何が起こっているのかイマイチ分からない。もっと詳しい情報を知るため耳を澄ます。
「山猫逃げんぞ」
「……その必要はなさそうにゃ。侵入者はマスコミにゃあ。でも、ただのマスコミがどうやって校内に侵入したにゃ?」
疑問は残るがいくら探ってもそれらしい情報は掴めなかった。言い知れぬ恐怖に襲われ教室に戻るなり私はモモにピッタリとくっついて離れなかった。
「急で悪いが今日は君らに学級委員長を決めてもらう」
相澤先生のこの一言で教室が騒がしくなった。特にやる気のない私は寝ようと机の上で体を丸めようとしたら飯田くんの「静粛にしたまえ!」の声で何事かとそちらを見た。
「多を牽引する責任重大な仕事だぞ!!やりたい者がやれるものではないだろ!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務!民主主義に乗っ取り真のリーダーを皆で決めるというのなら、これは投票で決めるべき議案!」
「にゃー飯田くん、腕そびえ立ってるにゃ」
「何故発案した!?」
結局、学級委員長は投票で決める事となった。結果は3票で緑谷が委員長、続いて2票でモモが副委員長に決まった。あとは大体1票ずつ。
「僕に1票!一体誰が…!」
「飯田自分に入れたんじゃないのか?あれだけ言っておいて何がしたかったんだお前…」
その後はいつも通り眠たい授業を気合いで乗り越え、お昼には食堂へスキップしながら向かう。
「にゃーにゃにゃっにゃーにゃっにゃー♪」
「今日は随分とご機嫌だね。なんかいい事でもあった?」
「朝に相澤先生からランチラッシュが私専用のご飯考えてくれたって、楽しみにゃあ!!」
「おーよかったねぇ」
ソワソワしなが順番待ちしてるとランチラッシュに呼ばれ彼の後ろをついて行く。人のいないカウンターに連れてこられると待っててと言われ彼は厨房の中に戻った。
「猫は酢が苦手と聞いてね、米も消化に良くないみたいだし魚オンリーにしてみたんだ。どうかな?」
「猫じゃにゃいけどありがとうにゃ!魚だけで全然問題ないにゃ!」
「ちなみに興味本位で聞くけどカリカリは食べるの?」
「…食べれるけど食べるなら魚の方がいいにゃ」
サシミの乗ったお盆を受け取りモモや響香を探すがまだ列に並んでいたので先に席を取っておく。
というかこれ待て状態だよね生殺しだ。頑張ってヨダレが垂れないようにしてるけどそろそろ我慢の限界。1枚だけなら食べても問題ないよね?
そろーっとサシミに手を伸ばすと急に「山猫?」と声をかけられその場で2メートルほど飛び上がってしまった。
「…何してんだお前」
「…………焦凍、ビックリさせないでほしいにゃ…」
「悪ぃ?」
焦凍はいまだ机に伏せてる私の隣に座ると優しく頭を撫でてくる。そんなんで許されると思ったら大間違いにゃ。そのうち頭だけでなく耳の後ろや喉も撫で始めた。
(き、気持ちいいにゃあ…!)
欲望に忠実に生きる、それが私のモットー。恥を捨てゴロンと横になりもっと撫でてとアピールする。理解したのか焦凍は私が満足するまで撫で続けてくれた。
「ふにゃぁぁあ〜♪」
「…フッ」
何か忘れているような気もするが深くは気にせずサシミに手をつける。
2人で黙々とご飯を食べ進めていると突如警報が鳴り響いた。周りいた人の話によると何かが校内に侵入したらしく食堂から避難口まで人が流れていく。
情報が少なすぎて何が起こっているのかイマイチ分からない。もっと詳しい情報を知るため耳を澄ます。
「山猫逃げんぞ」
「……その必要はなさそうにゃ。侵入者はマスコミにゃあ。でも、ただのマスコミがどうやって校内に侵入したにゃ?」
疑問は残るがいくら探ってもそれらしい情報は掴めなかった。言い知れぬ恐怖に襲われ教室に戻るなり私はモモにピッタリとくっついて離れなかった。
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