太陽と月(長編)
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あれから月日が流れて17歳になった。最初の頃はイヴァンと暮らしてみて、慣れないことがたくさんあった。それでも一緒に鍛錬したり、ドライブしたり、世界のルールについて学んだり、ついでに言えば大型バイクの免許も取ってその祝いに大型バイクにスキャンしてくれたこと。
ただ、傍にいてくれるだけで十分なのにここまでやってくれて気持ちがいっぱいいっぱいだった。
しかし、平凡に送っていた日常が終わりに近づいていくことは誰も予想することができなかった。
「行ってきまーす」
「うん、行ってらっしゃーい!」
叔父である壮馬に声をかけて家を出る。いつもと言うより、最近大型バイクにスキャンしたイヴァンと学校に行くようになった。
車とバイクの部品はだいぶ違うが、電脳ということでもあってホイホイ乗り移ることができる。別次元すぎて遠い目になっていた。
そんなこんなで学校が見えて、駐車場に向かう。
「んじゃ、行ってくるわ。何かあったら連絡して」
『了解』
切る前にイヴァンをスマホに乗り移ってエンジンを切って教室へ向かう。
時間はお昼頃になり、チャイムが鳴って教室内は騒がしくなった。やれ購買に行こう、やれ何処かで一緒に食べようの賑わっている。ちなみに今日は珍しく午前のみの授業。悠はよっしゃきたと内心舞い上がっていた。あまり、人付き合いが苦手なためイヴァンと外で食べることが多いので久しぶりに近くのショッピングモールの4階にあるフードコートで昼食を摂った。
「やっぱ、バーガー美味いね。ついでに言うと知ってる人いないからラクだわ」
≪本当に人間同士の会話が苦手なのだな≫
「本当は友達作るって人はいるけど、あんまり打ち解けることできないし、表情作らなきゃいけないし、正直しんどいんだよね。それに、集団よりも一人か二人で充分なんだよね」
≪そういうものなのか≫
「まぁ、誰しも好みが違うんだよ」
≪そうか≫
スマホでメッセージを送り合いながら他愛ない会話をしていた。学校の重い雰囲気がなく肩の力が抜けて心地がよかった。
そんな楽しい時間が終わりを告げる。
パァッン!!!!
突然1階から銃声が響き渡る。席を外し、中央まで行こうと移動する最中に動くなッッ!!!と4階まで聞こえた。
怒涛な声と同時に悲鳴、絶叫、慌騒がしい声が聞こえ、此処にも伝わったのか慌ただしくなってくる。
「おーおーこりゃあエライことになっちゃったねぇ」
≪そのようだな≫
「とりあえずイヴァンは管理室のシステムに入って警察と救急車。こっちは非常階段使って手間掛かるけど潰していくわ」
≪無理はするな≫
「そりゃあお互いな」
そしてすぐさま人気のない非常階段に潜って音を立てないように下りる。
下りている最中に銃を所持している奴に遭遇したけど、撃つ前に潰した。
なんでかって?元々五感の機能が優れているせいか音や気配で丸分かりで鳩尾や首を狙って気絶させたからな。
そして1階辺りでサイレンの音が聞こえて安堵する。
まだ、外にテロリストがいるものの後のことが間に見えて警察に任せることにした。
けど、まだ終わらなかった。
何故なら突然イヴァンからメッセージがきた。
≪悠、これを見てくれ≫
送られたメッセージには動画があった。何だろうと不審に感じた悠は動画を視聴する。
そこにはイヴァンと似たようなロボットが数十体、人が5人映っていた。
「なんだこれ…なんでロボと人間がいるんだ」
≪地下の駐車場で映像を捉えることが出来た。恐らくこいつ等が首謀者だろう≫
「…だな。これで怪しいって言わない方が可笑しい」
≪ああ≫
「とりあえずそこに移動しよう」
≪了解≫
嫌な予感を覚えつつ、地下に足を運んだ。
ただ、傍にいてくれるだけで十分なのにここまでやってくれて気持ちがいっぱいいっぱいだった。
しかし、平凡に送っていた日常が終わりに近づいていくことは誰も予想することができなかった。
「行ってきまーす」
「うん、行ってらっしゃーい!」
叔父である壮馬に声をかけて家を出る。いつもと言うより、最近大型バイクにスキャンしたイヴァンと学校に行くようになった。
車とバイクの部品はだいぶ違うが、電脳ということでもあってホイホイ乗り移ることができる。別次元すぎて遠い目になっていた。
そんなこんなで学校が見えて、駐車場に向かう。
「んじゃ、行ってくるわ。何かあったら連絡して」
『了解』
切る前にイヴァンをスマホに乗り移ってエンジンを切って教室へ向かう。
時間はお昼頃になり、チャイムが鳴って教室内は騒がしくなった。やれ購買に行こう、やれ何処かで一緒に食べようの賑わっている。ちなみに今日は珍しく午前のみの授業。悠はよっしゃきたと内心舞い上がっていた。あまり、人付き合いが苦手なためイヴァンと外で食べることが多いので久しぶりに近くのショッピングモールの4階にあるフードコートで昼食を摂った。
「やっぱ、バーガー美味いね。ついでに言うと知ってる人いないからラクだわ」
≪本当に人間同士の会話が苦手なのだな≫
「本当は友達作るって人はいるけど、あんまり打ち解けることできないし、表情作らなきゃいけないし、正直しんどいんだよね。それに、集団よりも一人か二人で充分なんだよね」
≪そういうものなのか≫
「まぁ、誰しも好みが違うんだよ」
≪そうか≫
スマホでメッセージを送り合いながら他愛ない会話をしていた。学校の重い雰囲気がなく肩の力が抜けて心地がよかった。
そんな楽しい時間が終わりを告げる。
パァッン!!!!
突然1階から銃声が響き渡る。席を外し、中央まで行こうと移動する最中に動くなッッ!!!と4階まで聞こえた。
怒涛な声と同時に悲鳴、絶叫、慌騒がしい声が聞こえ、此処にも伝わったのか慌ただしくなってくる。
「おーおーこりゃあエライことになっちゃったねぇ」
≪そのようだな≫
「とりあえずイヴァンは管理室のシステムに入って警察と救急車。こっちは非常階段使って手間掛かるけど潰していくわ」
≪無理はするな≫
「そりゃあお互いな」
そしてすぐさま人気のない非常階段に潜って音を立てないように下りる。
下りている最中に銃を所持している奴に遭遇したけど、撃つ前に潰した。
なんでかって?元々五感の機能が優れているせいか音や気配で丸分かりで鳩尾や首を狙って気絶させたからな。
そして1階辺りでサイレンの音が聞こえて安堵する。
まだ、外にテロリストがいるものの後のことが間に見えて警察に任せることにした。
けど、まだ終わらなかった。
何故なら突然イヴァンからメッセージがきた。
≪悠、これを見てくれ≫
送られたメッセージには動画があった。何だろうと不審に感じた悠は動画を視聴する。
そこにはイヴァンと似たようなロボットが数十体、人が5人映っていた。
「なんだこれ…なんでロボと人間がいるんだ」
≪地下の駐車場で映像を捉えることが出来た。恐らくこいつ等が首謀者だろう≫
「…だな。これで怪しいって言わない方が可笑しい」
≪ああ≫
「とりあえずそこに移動しよう」
≪了解≫
嫌な予感を覚えつつ、地下に足を運んだ。