太陽と月(長編)
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「やっほ。ジャズ、バンブルビー」
『≪やぁ、こんにちは!≫≪今日は天気がいいわね!≫≪お嬢さん!≫』
「お嬢呼びはやめてくれよ、バンブルビー」
『≪ガガーッン!≫≪どうしてよ!?≫≪そりゃあないぜ!≫』
「ハハハッ、こっぱずかしいからね」
『よう。悠、ミカヅキ。今日はやけに早いな』
「うん、今日は入学式で午前中のみだったから早く終ったんだよ」
『『≪入学式?≫』』
「そ、新しい後輩が学校に入ってくるイベントのこと。私らは入学式には出てないけど、オリエンテーションとかあったからねぇ」
『へェ…サムのところの学校も入学式ってモンがあるのは聞いたことがあるが、オネエチャンのところでもあるんだな』
「ほぼほぼ、というより新入生にとっては大事な行事だからな」
今日あった出来事をジャズとバンブルビーに話をする。
あぁ、そういえばサムも大学行ってたなと思い出す。
そんなことを考えていると後ろから重みのある足音が響き、振り返るとそこには青をベースに赤いファイヤーペイントが描かれているオプティマスがこちらに気づいたのか歩いてくる姿が見えた。
「お疲れ様、オプティマス」
『あぁ、悠。今日は何時もより時間が早いな』
「ハハハ、今日は学校で入学式があって早めに終わったからねェ」
キャットウォークに立って話しているものの、身長が他の金属生命体よりも高いせいか、もしくはオートボットのリーダーの立場ゆえか威圧感がある。数日経っていながら緊張はする。
ジャズやバンブルビー、ラチェット等のオートボットやディセプティコンの身長差は個人差があるが両軍リーダーの方が圧倒的に身長が高いのもそうだが、威厳があってピリピリと肌に突き刺さる感覚を覚える。
え、緊張してるかって?そりゃあ勿論、緊張はするわ。
顔はあまり出ないが表情に似合わない心臓音が鳴っている、慣れないことに関しては身体が正直に反応しているってことよ。
『そうか、君の母国の学校というものでも入学式という行事があるのか』
「そうだね~。日本だけでなく、他の国の学校でもそういう行事があるかもしれないっすね」
『≪悠の入学式≫≪見てみたいわ!≫≪どんなものか知りたいぜぃ!!≫』
『ついでに言えばオネエチャンの母国のことも知りてェな』
「うーん……、行って何やるかは知らんが、まず日本に渡航できるかどうかの問題じゃない?」
そうなってしまったらレノックスさんの胃が半端なく激痛してしまうのが目に見える。
さてどうしたもんかと苦笑いして考えていると仕事用の携帯が鳴り出した。とりあえずオプティマス達に会釈し、その場から離れて携帯を開くと職場の人からだ。
なんだろうと掛けてると内容からするに助っ人の要請、悠はこの時ナイスタイミングだなと内心呟き少しだけ緊張がほぐれ、オプティマスやジャズ、バンブルビー、ミカヅキに急用ができたと伝えその場から離れる。
こんなこと言うのもなんだが、あまり相手と喋ることが不得意な方だと自覚している。長い付き合いの友人には普通に喋れて仕事の上でなんとかやり過ごしているが、やはり慣れない場面が多い。
自身の小さな悩みではあるが、職場で支障をきたすようなことがないのであまり気にしないようにしている。
気にしてたら、周りに感づいてしまう。
それだけは絶対に避けたい、何としてでも隠さなければならない。
もし、自身のありのままを晒けて吐き出してしまえば
私自身のナニかが壊れて
二度と立ち直れなくなるのが怖いんだ。
______________________________
凄くシリアスになってしまった……
『≪やぁ、こんにちは!≫≪今日は天気がいいわね!≫≪お嬢さん!≫』
「お嬢呼びはやめてくれよ、バンブルビー」
『≪ガガーッン!≫≪どうしてよ!?≫≪そりゃあないぜ!≫』
「ハハハッ、こっぱずかしいからね」
『よう。悠、ミカヅキ。今日はやけに早いな』
「うん、今日は入学式で午前中のみだったから早く終ったんだよ」
『『≪入学式?≫』』
「そ、新しい後輩が学校に入ってくるイベントのこと。私らは入学式には出てないけど、オリエンテーションとかあったからねぇ」
『へェ…サムのところの学校も入学式ってモンがあるのは聞いたことがあるが、オネエチャンのところでもあるんだな』
「ほぼほぼ、というより新入生にとっては大事な行事だからな」
今日あった出来事をジャズとバンブルビーに話をする。
あぁ、そういえばサムも大学行ってたなと思い出す。
そんなことを考えていると後ろから重みのある足音が響き、振り返るとそこには青をベースに赤いファイヤーペイントが描かれているオプティマスがこちらに気づいたのか歩いてくる姿が見えた。
「お疲れ様、オプティマス」
『あぁ、悠。今日は何時もより時間が早いな』
「ハハハ、今日は学校で入学式があって早めに終わったからねェ」
キャットウォークに立って話しているものの、身長が他の金属生命体よりも高いせいか、もしくはオートボットのリーダーの立場ゆえか威圧感がある。数日経っていながら緊張はする。
ジャズやバンブルビー、ラチェット等のオートボットやディセプティコンの身長差は個人差があるが両軍リーダーの方が圧倒的に身長が高いのもそうだが、威厳があってピリピリと肌に突き刺さる感覚を覚える。
え、緊張してるかって?そりゃあ勿論、緊張はするわ。
顔はあまり出ないが表情に似合わない心臓音が鳴っている、慣れないことに関しては身体が正直に反応しているってことよ。
『そうか、君の母国の学校というものでも入学式という行事があるのか』
「そうだね~。日本だけでなく、他の国の学校でもそういう行事があるかもしれないっすね」
『≪悠の入学式≫≪見てみたいわ!≫≪どんなものか知りたいぜぃ!!≫』
『ついでに言えばオネエチャンの母国のことも知りてェな』
「うーん……、行って何やるかは知らんが、まず日本に渡航できるかどうかの問題じゃない?」
そうなってしまったらレノックスさんの胃が半端なく激痛してしまうのが目に見える。
さてどうしたもんかと苦笑いして考えていると仕事用の携帯が鳴り出した。とりあえずオプティマス達に会釈し、その場から離れて携帯を開くと職場の人からだ。
なんだろうと掛けてると内容からするに助っ人の要請、悠はこの時ナイスタイミングだなと内心呟き少しだけ緊張がほぐれ、オプティマスやジャズ、バンブルビー、ミカヅキに急用ができたと伝えその場から離れる。
こんなこと言うのもなんだが、あまり相手と喋ることが不得意な方だと自覚している。長い付き合いの友人には普通に喋れて仕事の上でなんとかやり過ごしているが、やはり慣れない場面が多い。
自身の小さな悩みではあるが、職場で支障をきたすようなことがないのであまり気にしないようにしている。
気にしてたら、周りに感づいてしまう。
それだけは絶対に避けたい、何としてでも隠さなければならない。
もし、自身のありのままを晒けて吐き出してしまえば
私自身のナニかが壊れて
二度と立ち直れなくなるのが怖いんだ。
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凄くシリアスになってしまった……
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