太陽と月(長編)
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イヴァンの名前が決まったことで本題に入る。
「話戻すけど…その作成者が死んで、この作ったプログラムを引き継いで欲しいということでいいのか?」
≪承認、作成者はとうの昔に死んでしまった。自分を拾ったものが作成者の遺志を継がなければならない≫
「…その言い方だと確定じゃん。はぁ……遺志を引き継げって言われても私は何も出来ないけど?」
≪心配する必要はない、作成者もとい悠を護衛するのが自分の役目だ。≫
「……」
それもそれでどうかな…と呟きながら悠は顔を悩ませる。なぜこうなったかという気持ちとイヴァンの発言に少し自己犠牲なところもあってか、ある人と重ねてしまい、ため息をつく。
考えついた月海は口を開く。
「…あのさ、イヴァン。その役目、私にもやらせてくれない?」
≪どういうことだ?≫
「さっき、守るのが自分の役目って言ってたじゃん。守ってくれるのは嬉しいよ。けどさ…イヴァンにずっと守られっぱなしてのも嫌、誰かに守られるのももう嫌なんだ。こんな私だけど、できる限りの力だけど足掻いて[#dn=3#]を守るよ。
まぁ、要するに一人で背負い込むな。私もイヴァンを守ってやるってこと。
あ、文句あるなしでも拒否権ないからそこんとこよろしく」
ノンブレスで言いたいことはっきり伝えると、首を縦に振って、肯定の意を表した。
≪了解した≫
たった短い返事でも少し距離が縮まった気がした悠はよろしくね、相棒。と言うとああ、とイヴァンが返ってきた。
これが二人の出会い。
「話戻すけど…その作成者が死んで、この作ったプログラムを引き継いで欲しいということでいいのか?」
≪承認、作成者はとうの昔に死んでしまった。自分を拾ったものが作成者の遺志を継がなければならない≫
「…その言い方だと確定じゃん。はぁ……遺志を引き継げって言われても私は何も出来ないけど?」
≪心配する必要はない、作成者もとい悠を護衛するのが自分の役目だ。≫
「……」
それもそれでどうかな…と呟きながら悠は顔を悩ませる。なぜこうなったかという気持ちとイヴァンの発言に少し自己犠牲なところもあってか、ある人と重ねてしまい、ため息をつく。
考えついた月海は口を開く。
「…あのさ、イヴァン。その役目、私にもやらせてくれない?」
≪どういうことだ?≫
「さっき、守るのが自分の役目って言ってたじゃん。守ってくれるのは嬉しいよ。けどさ…イヴァンにずっと守られっぱなしてのも嫌、誰かに守られるのももう嫌なんだ。こんな私だけど、できる限りの力だけど足掻いて[#dn=3#]を守るよ。
まぁ、要するに一人で背負い込むな。私もイヴァンを守ってやるってこと。
あ、文句あるなしでも拒否権ないからそこんとこよろしく」
ノンブレスで言いたいことはっきり伝えると、首を縦に振って、肯定の意を表した。
≪了解した≫
たった短い返事でも少し距離が縮まった気がした悠はよろしくね、相棒。と言うとああ、とイヴァンが返ってきた。
これが二人の出会い。