「俺はしつこい男なんだぜ!」
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「俺はしつこい男なんだぜ!」
「この車クッションわるくね?しりいてぇよ」
「乗せてやってんだからとやかくいうな!つーかなんであんた乗ってんだよ!?」
「隊長が時間が無いからとにかくって」
「まじかよ..」
「無駄口を叩く暇はないぞ、急げピアーズ」
「は、はい..!(くそ、こいつといると気が狂う..)」
しりがいたいと喚くグレーツは待てと言っても聞かなかったため、時間もなかったから半ば強引に乗せる形となったのだが、危険な場所というのに態度は相変わらずだった。
ちなみに、クリスたちの乗る軍用車両が夜のワイイプを爆走する中の出来事である。
「くそ....っ、こ、こちらピアーズ・ニヴァンス!エイダ・ウォンが軍港エリアに南下中!軍に警戒を要請したい!」
赤いマフラーがなびく、エイダ・ウォンは、赤いスポーツカーに乗っている。
後ろからバッグミラー越しにクリスたちを目にすると、一気に加速し逃亡を目論んだ。
「逃がすかよ!」
「おー、がんばれー」
「お前はもう少し緊張感をもて!!自称一般市民!!!」
「へいへい」
「ピアーズ!無駄口の前に必ずやつをここでとらえろ!!これ以上あの女のすきにはさせん!」
「は、はい..!!(くっそ、なんで俺が怒られてんだ..)」
心のうちで愚痴りながら、一気にピアーズは車を加速させる。
「HQ!進路を全て閉鎖しろ!!」
「現在都市部の混乱が激化、人員が割けない」
「あららーしてやられちゃったか?どうするんです隊長?」
「肝心な時にそれかよ!あとお前ちょっと黙ってろ腹立つから!」
「はいはい、おっと化け物接近」
軽口を叩くグレーツに苛立つピアーズ。
軽くピアーズとジュアヴォをあしらいながらグレーツ はケラケラ笑った。
「よし追いつけ―っ」
クリスが追いつけた、と思った瞬間エイダ・ウォンは急カーブ。
間に合わなかったピアーズの運転する車は別れたトンネルに入ってしまった。
「ひゅー、やるねぇ」
「言ってる場合かよ!くそっ、絶対逃がすか!ようやくしっぽを掴んだんだ、死んだって離さねぇ!こういう時の俺はしつこい男なんだぜ!」
反対のトンネルをスピードを上げて突き進みエイダ・ウォンの後を必死に追いかける。
エイダ・ウォンも捕まる訳には行かないと、手榴弾を近くのタンクローリーに投げつけた。
避けるため、車を線路の上に飛び移させる。
「前方、電車くるぜ」
「はっ!?このタイミングかよ!!!くそ!」
一瞬、何かを感じとったグレーツ が電車を見つめた。
レオン、死ぬなよ。小さく、そう呟きながら。
線路から抜け出したピアーズたち。
エイダ・ウォンを眼下に発見。
「変われ!俺が運転する!ピアーズ、お前は狙撃を!」
「はい!」
「捕まれ!近道だ!喋って舌噛むなよ、グレーツ」
「優しいお言葉ありがとヴゥッ」
「行ったそばから噛むか!?」
「気にすうな、冗談でゃから..いやいってー」
「いや本気のやつじゃねぇか..」
大丈夫かこいつ、とピアーズは心配になった。
「そんなことより捉えたぞエイダ!!」
「隊長つめたーい」
「さすがに今茶化すなよ..」
目の前に見えている。なのに、今1歩エイダ・ウォンには届かない。
グレーツ は舌を出してあざけている。
そんな中、ピピ、と通信がはいった。
「HQよりアルファ、消息不明だった空母の着岸を確認。ネオアンブレラが占拠したものと考えて間違いない」
港が間近に迫ったところだった。
「これが狙いだったのか!?隊長!空母に逃げ込まれちまう!」
「飛び込むぞ!2人とも捕まってろ!!」
港から大きくジャンプして空母に突入する。
グレーツ の舌から既に痛みは引いていた。
突入後甲板に叩きつけられるクリスとピアーズ。グレーツ は一足先に車から自ら脱出し、くるりと受身をとっていた。
「大丈夫か、お二人さん..大丈夫じゃなさそうね」
「そう思うなら、助けろ!!」
「はいはい」
叩きつけられた痛みに悶えていたピアーズをジュアヴォが襲っている。
それをちょっとの間眺めてから、愛用の武器をジュアヴォに向けて発射した。
「あ、ありがとうよ..お前は無事なのか..」
「ピアーズくんは優しいねー」
「別にそんなんじゃねぇよ、無事ならいい」
「ピアーズ大丈夫か!」
「は、はい!問題ありません!」
2人の無事を確認し、大破したオープンカーに目をやる。エイダが出てきていたのをクリスは発見した。
一旦ここまで。次まだ未更新です
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