放課後に通っている外語学院は世界的に共通するメジャーな英語です。

将来は海外に移住して日本人学校で働きたいという漠然とした夢があります。








『次は… アヤ、これに答えてみろ』

Ok！　well.....

『は、、、はい
　あのっ…文化について例えば他国と日本での違いといえば……』



与えられた課題について外国語で問われ外国語で返答しながら語学を学ぶ授業は難しいものです。





『ほぉ…入浴についてか、おもしろい』


『日本ではバージルさんのとこと違って、身体を洗うスペースとバスタブが……』





バージルさんという英語圏から来たという講師の方には半年程お世話になっております。


彼の日本語はカタコトで私の英語はカタコト


お互いカタコトなのにそれでもなんとか通じ合ってる感じです。



『おふろにはいるとけんこうになれますです。』

『…。』



分からない…


分からない言葉は全て日本語になってしまう。




『I love 湯』


『.......?』



時間が止まったようにバージルさんが止まって見える。


嗚呼、英語が分からない。

なんて、
なんて伝えればいいのか
なんて…



『アヤ……それは安易に伝えるものではない…』

『………？』

『誤解されるぞ』


Misleading..........？



母国語ですら滑舌が悪いワタクシには
彼にどう伝わったのかよく分かりません。


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学生時代に戻りたい。